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秋のドナタ

自分で言うのもなんですが、有休たくさんとっているイメージだったのに、もう冬に差し掛かろうとしているにも関わらずなんと今年まだ1日も取得していないことに気づきまして10/22から山梨に行ってきました。
冬といえばその昔、冬のソナタというドラマがありましたが、最初タイトルを聞いた時は時代劇かと思いました。武士が二人称でおぬしは、とか、そなたは、とか言うじゃないですか。冬のそなた、夏のあなた、秋のどなた?
えーっと、なんの話でしたっけ。
そうそう休暇です。第一弾は富士山を見に河口湖に行きました。朝起きたらホテルの部屋から雄大な富士山がどーんと見える感動。

毎日富士山を満喫し、まるで銭湯にいる気分。というと急に安っぽいですが。

滞在したふふ河口湖はお部屋の大きな窓から富士山と河口湖が同時に見え、半露天風呂もついていてのんびりすごすことができました。夜はバイオエタノール暖炉の優しい光にも癒されました。

大石公園のコキアも見頃には少し早いですがきれいでした。

最終日は太宰治のかちかち山の舞台と言われている天上山の展望台から兎に手玉に取られた中年男に思いを馳せながら富士山を愛でました。

新倉山浅間公園にも行った後、

山梨と言えばほうとうかなとほうとう屋さんに入ったところ今日はほうとうはもう終わりましたとお店の人が一言。え!ほうとうを食べに山梨に来たと言っても過言ではないのに!(いや過言か)
エリカは激怒した。必ずかのほうとうを食べなければならぬと決意した。エリカに山梨はわからぬ。エリカは観光客である。けれども食べ物には人一倍に敏感であった。
このままでは伝家の宝刀で材料を切ったという武田信玄に示しがつかないではないですか。斜陽の季節にさしかかり、日の入りが早くなってきてはおりますが、セリヌンティウスと武田信玄のため陽が沈むまでにほうとうを求めて走りました。

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