民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず―待っているのは新しい資本主義=共産主義化と全体主義化の両方―
精選版 日本国語大辞典 の解説たみ【民】 は 之(これ)に由(よ)らしむべし之(これ)を知(し)らしむべからず
( 「論語‐泰伯」に「子曰、民可レ使レ由レ之、不レ可レ使レ知レ之」とあることば ) 人民というものは、指導して従わせることはできるが、その道理を説いて理解させることはむずかしい。また、人民というものは命令によって従わせればよいので、原理・方針を説明する必要はないの意でも用いる。
[初出の実例]「聖人世に出賜ふといふ共、万民を尽く教へて道をしらしめ給ふ事あたはず。