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コーヒーの言葉と、休日。


突然ですが、コーヒーの木の花言葉、知ってますか?


最近、毎日お茶を入れてくれる次男が、コーヒーをいれることにも興味をもったみたい。
次の休みの日に、コーヒーのいれかた教えてあげるね、と約束していた。

そして、今日。
朝からはりきっていた彼、フレンチトーストを浸して準備しているあいだに、いっしょにコーヒーをいれる。

1杯、2杯、3杯、コーヒーの粉をすくってフィルターに入れるところから、真剣そのもの。
お湯の注ぎ方は、先に説明をしながらお手本を見せたあと、ケトルを渡す。


さらに真剣な面持ちで、そろそろとケトルを傾ける人。
まだ小さな手でお湯の入ったケトルを持ち上げて、細く安定して注ぐのは難しい。

でも、きっとすぐにできるようになるさ。
要は、やってみよう、と行動に移すかどうか、だよ。


一緒にいれたコーヒーは、とてもおいしかった。
まろやかな甘み、苦くない。

次男にも、ちょっと飲んでみる?と聞くと、うん、と言うのでちょっぴりだけカップにいれて渡す。
ひとくち飲んで、やっぱりちょっと苦い、というので、牛乳を足してあげると飲み干した。


また、思い出す。
かつての、大好きだった店長の言葉。

「コーヒーは、苦い経験をして大人になって、はじめてその本当の美味しさがわかるんだよ」

彼が言うと、確かにそうかも、と思えた。


ちなみに昨日、一緒に働いている女の子から聞いて、はじめて知った。
コーヒーの木の花言葉。
なんてすてきなんだろう、と思う。

「一緒に、休みましょう。」



一緒に。


ゴールデンウィーク始まりました、とあちこちで言っている。
そうなのかぁ。

特に、予定はない。

今日は、歩いて10分ほどの運動公園で6年生のサッカーの大会があったので、午前中だけ行ってみる。
ただみんなの姿を見たくて応援したくて。
白いユニフォームが、まぶしかった。


午後は、次男のサッカー。
そのあと、男3人が散髪に行っているあいだ、私はホームセンターへ。
花壇のための土と、柵を買った。
ペットコーナーの犬たちをしばし眺めて、終わった男たちと合流して家に帰る。

子どもたちが、晩ごはんはピザ!寿司!と騒いでいたけれど、それはまた今度、とのんびり天ぷらを揚げる。



そしてまた、次男の入れてくれた食後のお茶を飲んでいる。

それだけで、充実したよい休日だ、と思ってよいのでは。
そんな1日。




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