16の性格で、タイプ6日本の性格を考えてみる(最後に診断テストがあります)
ちょっと面白いものを見つけたのでメモ代わりにここに書きます。
16の性格が分かる無料性格診断テストがありました。
実際には、さらに「自己主張型」と「慎重型」で2分して、32の性格が示されます。
先に、性格の紹介から、
分析家
“建築家”INTJ
想像力が豊かで、戦略的な思考の持ち主。あらゆる物事に対して計画を立てる。
“論理学者”INTP
貪欲な知識欲を持つ革新的な発明家
“指揮官”ENTJ
大胆で想像力豊か、かつ強い意志を持つ指導者。常に道を見つけるか、道を切り開く。
“討論者”ENTP
賢くて好奇心旺盛な思考家。知的挑戦には必ず受けて立つ。
外交官
“提唱者”INFJ
物静かで神秘的だが、人々を非常に勇気づける飽くなき理想主義者
“仲介者”INFP
詩人肌で親切な利他主義者。良い物事のためなら、いつでも懸命に手を差し伸べる。
“主人公”ENFJ
カリスマ性があり、人々を励ますリーダー。聞く人を魅了する。
“広報運動家”ENFP
情熱的で独創力があり、かつ社交的な自由人。常に笑いほほ笑みの種を見つけられる。
番人
“管理者”ISTJ
実用的で事実に基づいた思考の持ち主。その信頼性は紛れもなく本物。
“擁護者”ISFJ
非常に献身的で心の温かい擁護者。いつでも大切な人を守る準備ができている。
“幹部”ESTJ
優秀な管理者で、物事や人々を管理する能力にかけては、右に出る者はいない。
“領事官”ESFJ
非常に思いやりがあり社交的で、人気がある。常に熱心に人々に手を差し伸べている。
探検家
“巨匠”ISTP
大胆で実践的な思考を持つ実験者。あらゆる道具を使いこなす。
“冒険家”ISFP
柔軟性と魅力がある芸術家。常に進んで物事を探索し経験しようとする。
“起業家”ESTP
賢くてエネルギッシュで、非常に鋭い知覚の持ち主。危険と隣り合わせの人生を心から楽しむ。
“エンターテイナー”ESFP
自発性がありエネルギッシュで熱心なエンターテイナー。周りが退屈することは決してない。
この世にはこれだけの性格に当てはまる人がいるわけです。
私は、この一覧を見ていると、自分の交友関係の狭さに気づかされます。
さて、ここで、
エニアグラムのタイプ6の国民性である日本は、どれに当てはまるでしょうか?
(エニアグラム以外では「メランコリー気質タイプ」というのも日本人の国民的特徴になるらしく、その気質の説明はエニアグラムのタイプ6と大旨一致しています)
16の性格において、日本人の国民性はどれに当たるのか?
エニアグラムを使って、判断に自信がある項目から書いていきます。
「戦術」は、
選択を一つに絞りたがる一択癖のあるタイプ6ですから、
「明確なルールやガイドラインを好み、締め切りを絶対的なものと見なし、完結を求める」「J型(計画型)」となるでしょう。明確なルールやガイドラインを好むところもタイプ6的です。
「選択肢を残しておくことを好み、自由であることを求める」「P型(探索型)」では無いと見ます。
「エネルギー」は、
「現実主義で感覚を頼り、実際の物事に没頭し、すでに起こった出来事に注目する」「S型(現実型)」でしょう。
「想像力が豊かで直感を頼り、考えに没頭し、今後起こり得る出来事に注目する」「N型(直感型)」には、タイプ6は該当しないと見ます。
理由は、N型は未来の可能性を見る人で、そうなると、選択肢が増えてしまい一択癖のあるタイプ6にとってはストレスになるからです。安心・安全・安定が好きなタイプ6にとっては、直感という不安定なもので未来の可能性を見ること自体ストレスに感じることでしょう。
タイプ6社会で新しいものを提案すると、「本当に成功するの?」と疑われます。またタイプ6社会は前例主義です。0から1を作るよりも、1を100にするほうが得意です。これは、「S型(現実型)」的性格だと言えます。
「意識」は、
タイプ6が、安心・安全・安定を求めて、集団に属することを考えると、
「単独行動を好む」「I型(内向型)」よりは、「集団行動を好む」「E型(外向型)」となります。
「アイデンティティ」は、
安心・安全・安定が好きで横並びで金太郎飴なタイプ6ですから、
「人目を気にする」「T型(慎重型)」の傾向になるでしょう。
「気質」は、
どちらでしょうか?
「厳格で知性に従い、客観性と合理性を重んじる」「T型(論理型)」か?
「繊細で気持ちに従い、調和と協力を重んじる」「F型(道理型)」か?
エニアグラムのタイプ6が思考センターであることを考えると、「T型(論理型)」となるのですが、この説明を読んでいると、
タイプ6ウイング5が「T型(論理型)」に該当し、
タイプ6ウイング7が「F型(道理型)」に該当しそうです。
理論の詳細は、『私たちの理論』をお読みください。
さて、そうなると、
16の性格においての、日本人の国民性は、以下の2つになります。
ESTJ『幹部』「優秀な管理者で、物事や人々を管理する能力にかけては、右に出る者はいない」
日本の官僚型ですね。
ESFJ『領事官』「非常に思いやりがあり社交的で、人気がある。常に熱心に人々に手を差し伸べている」
下町庶民派という感じで、とらえられるかな?
説明を読んでみると、ESTJの『幹部』は、エニアグラムのタイプ1的な説明ですね。
それより、ESFJの『領事官』のほうが、よりタイプ6的な説明でした。
「常に熱心に人々に手を差し伸べている」は、エニアグラムで言えば、レベルの高いタイプ6ですね。今の日本はレベルが下がっているから、リソ&ハドソンの言うところの「極端に党派的」になっていて、手を差し伸べる対象が自分の所属する組織内の人に限られていて、他の組織の人に対しては、闘争的になっています。
そして、どちらも番人ですね。
協調性があり、非常に現実的な思考の持ち主で、どんな場面でも秩序、安全、安定を重んじ築き上げます。勤勉で几帳面かつ保守的な人柄で、物流や管理の分野に長けていて、特に明確な階級や規則がある環境の中で力を発揮します。計画を忠実に実行し、困難な課題にも果敢に挑みますが、かなり柔軟性に欠けていて、異なる考え方をなかなか受け入れられない一面もあります。
最後に、無料性格診断テストをご紹介して終わります。
テストは、
『無料性格診断テスト』
で受けられます。
このテストの面白いところは、テスト結果の性格が、人口の何パーセントを占めるか提示している点です。
説明は、たぶんアメリカ人に向けられたものなので、アメリカの国民性が成功と賞賛を求めるハートセンターのタイプ3であることを前提に読んだほうが良いかも知れません。
説明の中で「探検家」を良く書いてますしね。
一般に16の性格として知られているMBTIと同じというわけでも無いようです。
各理論には独自の定義があるので、たとえ「私はINFJです」と言う人と5人出会ったとしても、INFJの意味が全員同じであるとは限らないのです。確かに、この類型名を用いている理論同士の間には、重複する点も数多くありますが、全く同じ分類定義は存在しません。
あと、
『性格診断 & 相性診断(パートナーズ)』
や
https://www.arealme.com/16-personality-test-radar-version/ja/
というサイトでも診断できるようです。
診断した後に、『16タイプ性格診断〜ジブリのキャラなら誰?』を読んでみるのも良いかも知れません。
ただ、同じようでいても、始めに紹介したものと細かいところで定義は違うものと思われます。
その上で、タイプ別の収入(あくまでも平均です)や、適職を知りたいかたは、
『16タイプ別(MBTI)の収入 - 誤解と真実 – | ナルメカ(ナルキンのそうなるメカニズム) -NaruMECHANISM-』
を参考にしてください。
*
*
*
ここからは、エニアグラムだけの話です。
※ 性格分析としての『本能のサブタイプ』はご存じでしょうか?エニアグラムで出てくる言葉です。性格診断つながりで紹介しておきます。
→ 『『本能のサブタイプ』診断ページの紹介』
※ 「センター」「否定点」「レベル」「ウィング」「統合と分裂」「ホーナイの三つ組み」「本能のサブタイプ」などエニアグラムの基本用語はこちらにまとめています。
※ エニアグラムでは、日本人はタイプ6の国民性だと言われています。
エニアグラムから見たタイプ6の日本論については、こちらにまとめています。
記事の量が多いです(2020/02/01時点で219記事)。どれを読むか迷うかたは、こちらのリンク集を先にお読みください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?