2024年4月末、衆院3補選に関する感想

『衆院3補選 立憲民主党の候補がすべて当選【衆議院補欠選挙】』

『補選3敗で「解散」戦略に狂い…「岸田おろし」すぐには起きず?』

自民党内ではすぐには「岸田おろし」の動きは起こらないだろうとみている党幹部や議員が多い。なぜなのか?
理由として大きく4つ挙げられる。

1:選挙期間中から劣勢が伝えられ全敗は既に織り込み済みだったから
2:自民党全体の責任で党内でガタガタしている余裕すらないから
3:大型連休に入り岸田首相がフランス・ブラジルなどを訪問し、野党が国会などで追及することがないから
4:非主流派側も「岸田おろし」の主戦場は今ではなく9月までにある自民党総裁選だと判断しているから

すぐには「岸田おろし」の動きが起こらない理由。

5番目「自民党内で誰が首相になっても、政策や国家運営および決断や判断に変わりは無いから」。

これが抜けていますね。

ただし積極的に自民党が否定されているかというと、そうでもなくて、
『衆院補選、投票率は3選挙区とも最低 自民の擁立見送りも影響か』

を見ると、

(略)自民が2選挙区で候補擁立を見送ったことも影響したとみられる。

ということで、
自民は、国民に問わず、やり過ごそうとしている。
地域も、積極的に意思を示す気は無い。
・・・ということなのでしょう。

「投票に行こう」というヤフコメもありますが、
投票に行かないことにより、消極的な批判をしているのだと思います。
「本当は自民支持で、つながりもある。だけども、こう問題続きでは、投票に行けなくなる。投票して欲しいのなら、ここのところ立て続けに出ている問題を全部なんとかしてくれ」といった感じでしょうか。


だから
「立憲民主党の候補がすべて当選」といっても
「投票率は3選挙区とも最低」なので、
それは積極的な支持では無く、
表層的な動きだと見ています。

つまりまだ立憲民主党は、本当の信頼は得られていない状況です。


以上、今回の選挙に関する感想でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?