見出し画像

メディアが教えてくれないUTMF完走のヒント〜いまからでも間に合う買い足しアイテム〜

今週いっぱい更新していこうと思っている、UTMF完走のヒント集。次は何を書こうかな〜と考えたのですが、もう10日前に迫っているのでアイテム関係の話にしようと思います。いまどきネットで買ったら翌日に届く時代ですが、うっかりしてると間に合わないこともありますよね。←球磨川の時に焦った

わかりやすいように参考商品のリンクを張りますが、広告とか全く関係ないのでご安心を(?)。しつこいくらいに繰り返しますが、あくまで個人的見解であり、走るのが速くって完走は問題ないって方には参考にならないかもしれません。価値観がちがうと感じたらすぐにそっとブラウザを閉じてくださいね(笑)

本当に準備万端?

みなさんギア、ウエア、補給食は準備万端ですか?
補給食なら今週末に買いに行くという人もいるかもしれませんが、シューズやバックパック、ウエア類をこれから買うのだとしたらかなりのチャレンジャーですね!

UTMFに出るにはエントリー資格が必要なので、それなりにロングレース経験があると思います。ならば、『レースまでに必ずウエアやギアは試して使い慣れておくこと』というセオリーは耳にタコですよね。いきなり本番で実戦投入なんて、ま、まさかそんなことしませんよねっ!?

買って満足、はめちゃめちゃキケンです。特に直前で焦りがちなのが、スポーツウォッチヘッドライトです。前日夜の宿で「買ったばかりで使い方がよくわからなくて・・・」ってレースまでに使っておかんかーい!!ツッコミ待ちの渾身のボケならば良いでしょう(よくない)。でも、いまからでも間に合いますから!取り扱い説明書を読んだり、使い方解説のブログやYOU TUBEをしっかり読んで、その超高級腕時計と超高級照明を最大限に利用しましょうよ~!

逆に、オニュウではなく使い込んだギアでも「準備」は必要です。これうっかりミスを犯しがちです。例えば、ヘッドライトやハンドライトの玉切れが意外とあるんです。久しぶりすぎて電池部分が錆びていることも。過去、装備チェックの時の点灯テストで引っかかってる人を何人か見かけました。「こないだまで使えていたの!!」と泣きついても、結局は現地の出展ブースで買っている人や、貸してくれる人を探し回っている光景を目にしました。点滅ライトも同様です。

それから、シューズのソール剥がれや穴。フィギュアスケートの織田信成さんがオリンピックの競技中に靴紐が切れる事件がありましたね。装備チェックではレインウェアのシーム確認もあります。シームテープがボロボロで剥がれている、なんてことはありませんか?靴下の指先やかかとは薄くなっていませんか?本当に、準備万端ですか?

必携装備にはないわたしのマストアイテム10

さて、本題です。いまからならまだ間に合う買い足し。前談と矛盾してると思われるかもしれませんが、事前に試さなくても使えそう&役立つものに限定して10個選んでみました。

①ゼッケンベルト

もうね、これは、持っていなかったらぜひとも買ってください(笑)ゼッケンには安全ピンが付いてくることが多いですが、長時間を過ごす100マイルでは何度もトイレに行くし、レインウエアを着たり、人によっては着替えもしますよね。安全ピンだとボロボロになりがち。失くしたらさぁ大変(失格やペナルティを受けるレースもあります)。パンツやTシャツに付けているとガサガサしてうっとおしいゼッケンにイライラすることもない素晴らしいアイテムです。ゼッケンに穴が開いていないこともあるので、穴開けパンチを持って行くと便利です。ゼッケンが見えていたほうが、後からオフィシャル写真を探しやすいなんていうメリットも。1000円~3000円くらい。安いものなので、絶対にオススメです!


②擦れ防止クリーム

ガーニーグー、テングバーム、プロテクトJ1など、擦れやマメを“防ぐ”クリームはマストアイテムです。トラブルを防止するものなので、違和感や痛みが起きてからではなく、基本的にはレース前に塗って仕込みます

擦れたことがないから大丈夫?いや、これがね。トレラン初めて10年、一度も擦れたことがないところがレース中に初めて擦れたりするんですよ。いつものウエアといつものシューズ、靴下、ザックなのに、なぜか突然擦れが起こったりするんです。ななななななんで!?ってプチパニックです。

汗だったりぬかるみだったり雨だったり、いろんなことで起こるんですが、悲しいかな1ミリサイズの擦れやマメでもとんでもなく痛くて走れなくなったりするんですよ、マジで。情けねー。

ワセリンでもダメではないですが、やっぱりそこはケチらずスポーツ用のクリームがオススメです。皮膚の上に薄い膜ができるような感覚です。塗り込むと水を弾くものもあります。わたしは数日前から毎夜塗り込みます(本当に効果があるのかは定かでないですが、もはやおまじない的な感じ)。最後は前日夜にしっかり塗り込んだら、とりあえず準備は完了です。(※クリームを塗ったところはテーピングテープが剥がれやすくなるので注意!テープを貼るところには塗らない)

代表的な部分は、足裏、足指、足指の間、股擦れ、肩や鎖骨まわり(ザック擦れ)、ブラトップまわり、おしりなどでしょうか。経験がない?定番の擦れですよ。わたしはなぜか着慣れたウエアやショーツのタグ部分が擦れたり、脇と二の腕が擦れたこともあります。予期せぬ擦れにすぐさま対処するために、小さなスティックタイプをレース中もザックに入れて携行しています。あれっ、もしかして•••と思ったらめんどくさがらずにすぐに塗る。Tomoコーチが言っていました。小枝や小石さえ「蟻の一撃」だと。

足を拭くと最高に気持ちいい

エイドでガバッと塗りたいから、ドロップバッグには大きいボトルタイプを入れています。特に足裏は、多少面倒でも中間地点あたりで靴も靴下も脱いで、タオルなどで足を拭いて塗り直します。スッキリ!これでわたしはほぼ足裏トラブルがありません。一度シューズを脱いで解放し、クリームを塗り込む時に足を揉みながら塗ることで、リフレッシュするメリットもあり完走への効果を感じています。足裏が痛くなりがちな人にも試してほしいですね。この作業、わたしは慣れていてかなり早いですが、サポートがいるなら手伝ってもらうといいですね。足臭いから申し訳なくて・・・とか言ってる場合じゃー、ないっ。

③アームウォーマー

これまた定番アイテムなんですが。所持率は女性のほうが多いでしょうか。使ったり使わなかったりしてきたのですが、最近はお気に入りを見つけてすっかりマストアイテムになっています。メリットは言わずもがな、こまめな体温調節のしやすさです。100マイルで安定的なコンディションを保つには、汗をかきすぎない、冷えを避ける(汗冷え含む)、暑い時にうまく身体の熱を逃すなどいかに臨機応変に体温コントロールをできるかが肝になります。

登山と違ってトレランレースではレイヤリングって億劫ですよね。立ち止まったりザックを下ろしたりしたくない。前後にランナーがいたら余計に気になります。そうやって「まぁいいや」「次のエイドで」とちょっとだけ肌寒いのに我慢したり、レインを着たけど暑くなりでも面倒で暑いまま着ていたら中で汗をかいてしまったり。思い当たりませんか?

アームウォーマーは、走りながら上げ下げするだけ。肌に直接風が当たらないだけで寒さを防ぐことができたり、めちゃくちゃ暑ければあえて濡らして身体を冷やしたりすることもできる超スグレモノ。コンパクトなのでジャマならザックに突っ込めば良いのです。マラソンからトライアスロンまで、幅広く需要のある商品なので各ブランドからたくさん出ています。

で、わたしをアームウォーマー派にしてくれたのはR×Lのシームレスアームカバー。編みの生地(ナイロン、ポリエステル)で、締め付け感が全ッ然なくてめちゃくちゃソフトな着け心地。両端にゴムも滑り止めも縫い目もなく切りっぱなし!なのにわたしの太い二の腕でもズリ落ちてこない。二の腕とTシャツの袖の間がムニってならない!!!(女性としてはこれ重要)

そして自分でカットしてもほつれないらしい。わたしはそのまま使っているけど時計のところに切り目を入れたり、サムホールを作ってもいいかも?化繊だけど、汗で濡れてもなんだか冷たくならない。控えめなロゴワンポイントというシンプルなデザインも好き。ウールタイプは試したことがありませぬ。

④ウィンドシェル

なにかと必携装備が嵩張るレースでは軽量化やコンパクトさも頭を悩ませるポイントですよね。持つべきか否かの取捨選択、わたしは必携装備以外でも、「わたし的に必携」と思うものは持つ選択をします

取捨選択で捨てられがちなのが、ウィンドシェル。レインがあるからいっか、と。最近のレインはすごく薄くて、しなやかで、通気性・透湿性が高いものがたくさんあります。でもやっぱりちょっと暑いし、ちょっと蒸れませんか?

肌寒いけどレインほどじゃない時、欲しくなるのはウィンドシェルです。ウィンドシェルはその名の通り風を防ぐものですが、わたしはファスナーを開けてほどよく風をまといながら走ったりもします。ザックを背負ったまま前から腕を通したりもします(この際見た目なんてどーでもよし)。

背中はザックがあって暖かいけど胃や肺を冷やしたくない時にこの方法よくやります

軽くて動きやすく、ほどよく涼しくて、冷たい風から体を守り、適度に寒さを凌げる。雨が降らなくて結局ウィンドシェルしか着なかったなんてことも。レインウェアはザックの上から着る派だけど、ウィンドシェルはジャストサイズしか持ってなくてザックを下ろすのがちょい面倒。それでも持っててよかったアイテム5本の指に入りますね。Tomoさんもレイン+ウィンドシェルを持つと言ってました。

⑤ウィンドパンツ

「保温のための足首までを覆うズボンあるいはタイツ。または膝までを覆うタイツと膝までを覆うハイソックスの組み合わせ。いずれも綿素材は認められません。」

必携装備の1項目です。レインパンツとは別に必要です。コレ、みなさん何を持ちますか?ウールや化繊タイツですか?ゲイター+膝下タイツ派ですか?

わたしはウィンドパンツを持っています。ウィンドパンツて何?という人もいるかもしれませんが、ウィンドシェル(ジャケット)のパンツ版です。ただし、必携装備に入っている目的はあくまで「保温のため」なので、人によっては保温にならないことも理解した上で選択する必要があります。これは試さずに使うのはちょっとリスクがあるかもしれませんね。あくまでプラスワンアイテムとして聞いてください。

タイツはランパンを脱がないと履けません。本当に寒い時はタイツ+レインウェアが最も保温力があると思います。雪がある、かなり歩くなどレース特性によってはタイツを持つこともあります。でも、さらにウィンドパンツを持つことさえあるほど、わたしのマストアイテムになっています。

具体的にはTeton BrosのWind River Pantというものなのですが、ウエストが細いゴムのみでランパンの上から履きやすく締め付けもなく、しなやかでさらさらした肌触り&張り付き感もなく、めちゃくちゃ軽くてコンパクトなんです。ちょっと高いけどもう何年もコレだけを使いまくっていて十分モトは取ったって言える。おそらくイマドキはほかのブランドでもそういったウィンドパンツはあるんじゃないかなと思います。

肌寒いなと思ったらさっとランパンやランスカの上から履く。膝や股関節が突っ張ることがなく動きやすいことが最大のメリットです。保温のためと言えるのか?と疑問を持つ方もいるかもしれませんが、一応今までどのレースでも「足首までを覆うズボン」として必携チェックで引っかかったことはありません。が、しかし保温として適しているのかは自己判断を。

⑥防水グローブ/グローブの替え

これまたいらんやんと思うかもしれませんが、わたしは必携にあろうとなかろうと替えグローブか防水グローブを持っていることが多いです。手が冷えるって結構、体温や体力が奪われると思っています。なんとなく判断力も鈍る気がします。いくら動いてもなかなか温まらないのが手先です。かじかんで補給食の袋が開かないとかファスナーを閉められないとか、そんなことだって起きます。

2019年のUTMFでは雪が降りましたが、あの時わたしは替えのグローブとテムレスを持っていました。テムレスは嵩張りますが、薄手の防水グローブでも良いと思います。雪は降らずとも、手が暖かいか冷たいかで案外メンタルの状態を左右するんじゃないでしょうか。

持っているものを全部着た。こういう時、手先足先ってけっこう大事。

グローブは、晴れの日でも汗やエイドでの水補給の時にうっかりかかったりして、あっという間に濡れてしまいます。泥だらけにもなります。最近はhandsongripのウールグローブをしているので濡れてもさほど冷たくなりませんが、万が一のためにもう一枚替えをザックに入れています。ちょうど半分くらいの距離のところ(だいたいドロップバッグポイント)でグローブが乾いたサラサラなものになると、めっちゃ気持ちいいんですよ。サポートがいるなら預けておいてもいいかもしれませんね。

ちなみに...(ボソッと...)
あんまり参考にならないというかしてほしくない(?)裏裏裏技としては、ポリ手袋とニトリル手袋もエマージェンシーキットの中に2セットくらい入れています。救急時処置用(他人の血液などに触れないため)ですが、防水グローブを持っていなかった球磨川で使いました。当たり前ですがめちゃくちゃムレるので、あくまでそれが何を意味するのかを理解した上で...

⑦ウィダーインゼリー/炭酸水

補給食はほんっっっとに人それぞれですが、「もう何も喉を通らない(泣)」という人でもかろうじて入る可能性があるものとしてオススメするのが、ウィダーインゼリー(青)

ジェルに比べればずっと重いわりに180kcal程度しかないんですが、薄味で水気が多いので飲み込みやすい。フタ付きだから、一度に飲む必要もありません。もし気持ち悪いなら、少しずつ少しずつ、舐めるようにでもいいから、吐き戻さない程度に補給することができます。ジェルは水がないと口の中がべったりしますが、ウィダーは単体で飲める&いくらか水分補給の助けにもなります。サポートがいるときはたくさん渡しておき、2つくらいは常に持って走っています。

ウィダーを持ちすぎて、重くてパンパンで、モノをファスナーに引っかけてしまいレース中にザックを壊したことも・・・ほどほどに!(笑)

そして、サポートポイントやドロップバッグに入れておくと良いものとして炭酸水もオススメです。胃がスッキリして消化を促してくれます。が、胃が弱りまくっていると刺激が強すぎて胃が痛くなることもあるので注意が必要です。信越で胃弱大王なランナーのペーサーをした時、彼が唯一口にできた飲み物が炭酸水でした。水もコーラも口に入れた瞬間吐き戻すのに炭酸水なら飲めると。だから本人には内緒でこっそり炭酸水にカロリーのあるものを溶かして(Nutty Honey)飲んでもらい、最後まで走りきりました。

わたしも「ウェッ、ちょい気持ち悪くなりそう。やべー!」って時には炭酸水をゴクっと飲んでます。海外にも日本の美味しい炭酸水を持っていきますよ(笑)

日本の炭酸水って間違いなく美味しいよね


⑧ミニ保温ボトル

いままでペーサー業でおおいに活躍したアイテムです。私自身は最近胃腸トラブルがほぼないため持たなくなりましたが、やっぱ持ってくれば良かったかなと思うことも多いんです。軽いボトルは色々ありますが、オススメはタイガー魔法瓶の夢重力ボトル。あんまり保温力は高くないですが、ザックの胸ボトルにスルッと入るシンプルな形です。

わたしが「あー、胃がちょっとなぁ」と感じるのはほとんど夜間。半日ほど補給を続けて、前半の快調な?走りも相まって、固形物×ジェル(交互補給)派のわたしはなんとなく胃が疲れてくる時間帯です。そこへさらに夜の寒さに晒されると(実際のメカニズムはわかりませんが)胃が冷えて機能が低下する?のか、消化が追いつかなくなる感覚に陥ります。

わたしの胃よ、起きてー!いじめてごめんよー!いたわるからさー!っとお湯を優しく流し込むと、素直に受け入れてくれる感じがするのです。緊張していた胃ちゃんも「あぁ、ホッとした〜」っと。

温かいお茶にしたい時は水溶けのいい粉末をちょっとだけ持って、規定の量よりもかなり薄めに溶かして飲んでいます。

超胃弱さん、聞いてください。温かい飲み物です。フラスクの水も吐いちゃう時、助けてくれるかもしれないのはお湯です。もし少し味がついたものが入りそうなら、そこへエイドのスープか、あるいは手持ちのジェルを溶かしてみてください。さらに可能なら、お味噌汁におにぎりをほんの少し入れておじやにしてみてもいいでしょう。

なにも入らず吐き戻してしまう、でも完走のためになんとかして水分補給を、エネルギー補給をして復活を試みたい。炭酸水も良いですが、お湯もぜひ試してみてください。エイドでうどんのお出汁だけ飲めた、という人もいます。でもエイドで摂るだけでは進み続けられません。ならばフラスク1本、小さなボトルと入れ替えて持ち歩いちゃいましょう!(必携1Lは守る必要あり、ソフトフラスクは背中へ)

⑨プラティパスソフトボトル

2019年のUTMF。天子山塊からのロードの下りで、誘導スタッフと「み、水、ないっすか?」「ありますけど、もらったら失格ですよ」「うぅぅう...」というやり取りをしている選手がいました(笑)かなり前に水を切らしていたのでしょうか。

昔よりは短くなった富士宮〜麓間の山パート(天子山塊)ですが、ボリューム〜それ以降はゾロゾロ登り、一部の激下りでは必ずと言っていいほど渋滞します。いくら自分が元気でも、試走時よりも時間がかかることが多いです。富士宮は序盤も序盤のエイドなので、みなさん補給もそこそこにサラッと通り過ぎます。1Lで足りるのか、よく考えて水分を持った方が良いと思います。

海外レースで川や沢があるコースなら、浄水器を持つこともあります。カタダインのビーフリーというソフトフラスクタイプの浄水ボトルです(水が吸い口からドバドバ出るので注意)。高級品。

UTMFは水を汲めるところは・・・どうだったかな?わたしなら、薄くたためるプラティパスソフトボトルの0.5Lか1Lを持つと思います。こちらは1320円ととってもリーズナブルです。暑い年の信越五岳や阿蘇ラウンドトレイルでは、この入れ物にあえて多めに水を持って被り水にしていました。

最近はハイドレーションよりフラスクやボトル派が大半だと思います。ボトル×2で大丈夫でしょうか?当日の気温や天気もじっくり見て、プラスで持てる準備をしておくと良いと思います。残りの水を気にしながら走るのは大変ですよ。

※保温ボトルはドロップバッグやサポートに預けて後半にピックアップすることが多いです。

⑩携帯カップはソフト?ハード?

わたしもまだどちらがいいか見出せていなくて両方使ってみているのですが、「今回は時間がかかるなー」と思う時は自立するものを使います。くしゃっとたためるソフトカップが増えてきましたね。実にコンパクトでわたしも良く使うんですが、ちゃんと自立しないんですよね。

パパッと飲む時はいいんですが、ソフトカップにコーラをもらって、そのまま隣の水タンクからボトルに水を入れて、そこへ電解質パウダーを入れて・・・みたいな時、両手がふさがるのにとりあえずカップを置いておくことができない。

エイドで座ってごはんを食べる時も、たとえばうどんのようなものをお皿でもらい、お箸も受けとり、飲み物も・・・食べている時にそばにコップを置いてちょっとずつ飲むことも難しい。かろうじて置いてもうっかり倒してしまったり。

そんなわけで、エイドで時間をかけそう(かかりそう)なレースでは、Wildoのフォールダーカップを使ってます。飲み物だけでなく、エイドフードのちょっとしたものを入れた上で、エイドはさっさと出発して、歩きながらカップからつまみつつ補給したりもしますよ。


っとまぁ、こんな感じでしょうか。
ほかにも、ヘッドバンドとキャップを使い分けるとか、ニューハレをいろんなサイズにカットしておくとか、ラムネを持つとか、ミニおにぎりや稲荷寿司を持つとか、眠気対策アイテムとか・・・言い出すと引き出しのなか底なしなので、とりあえずこんなところで!

次回は・・・なんだろう。眠気対策?ハンガーノック&脱水対策?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?