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旅をしながら考えたこと

目指していたものが、半ば強制的に、だれのせいでもなく、終わりを迎えて。いままでがんばってきたことの意味を問い、ぜんぶを失ったような気分で落ち込んで。どうしようもない自分を、こういう時はどうするでもなく、走るのをやめて、思いつきでしばらく旅に出た。

脚と腰とメンタルを故障してしまったので、自転車で旅に出た。
旅はわたしの原点。

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旅をしながら考えたこと


やっぱりドーロやトラックはわたしにはあんまり向いてないということ

走るのは大好きだけど、もっと好きなのが山歩きだということ

速く走れるようになるのは嬉しいけど、「速く走れるようになるためだけに」走っている時はあんまり楽しくないということ

好きなのに、好きなのに、好きなのに、

なんでこんなにつらいのかということに我慢できなくなってしまったこと

それだけまだまだ精神的に成長できる伸びしろがきっとあるんだってこと

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だいすきだからこそきらいになりたくないということ

つらい気持ちを乗り越えるのも生きていく醍醐味なんだけど短い人生できるだけたくさん笑って機嫌よく幸せなきもちで過ごしていたいということ

楽しむ気持ちを忘れてしまったら、そこで足が止まるということ

どんどん負のループに入り込んでどんどん溺れて息が出来なくなってしまいがちなこと

ポジティブ変換機も故障することがあるってこと(笑)ㅤㅤ

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たまには足を止めて冷静に周りを見渡せばまた走りだせるのに、その暇も余裕もなくちょっと自分を見失っていたということ

でもそのくらい、人生イチってくらい、めちゃんこがんばったことに何ひとつ後悔していないということ

すごい人たちは、結果を出している人たちは、

この何倍も苦しんで何十何百倍も努力しているということ

成長するって簡単じゃないということ

だけど、自分を知るにはすごく大切だということ

わたしを変えてくれた時間だったということ

これは終わりじゃなくて始まりだってこと!

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いくらでも自分次第で面白くできるってこと

いくらでも周りの見る目も変えられるってこと

いくらでも、新しい自分を見つけられるってこと

わたしはひとりだけど、どんなわたしにでもなれるし、それはいつからでもやっぱり遅くないってこと

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時間をかけて磨きあげたものが錆びたり衰えたりするのは一瞬だということ

でも別に元に戻ってしまったわけじゃないはずだということ

今日からまた次の一歩を踏み出せばいいということ

それを決めるのは自分しかいないということ

なにもかもが人生の大事な一篇だってこと


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それから、
結局わたしは、
山にいるのがいちばん好き、ってこと。


これからも、つまづきそうになったら、山に帰ろう

そうだ、わたしには山があるから、恐れずにこれからも挑戦しよう。


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