【ドイツ暮らし】陰湿な人への対処法。。。
ドイツ暮らし中の私。
日本人が外国に住んで外国人をやっているわけで、
それなりに差別?みたいな経験もこれまでなかったわけではないのだが、
今回別の視点での「差別」を感じてしまったので、そんな話を少し。
これは、勤務先での話なのだが、
今の勤務先には何人か日本人がいる。
日本からの駐在で、短期的に滞在している人もいれば、私のようにローカルスタッフとして勤務している人もいる。
同僚であったドイツ人が辞め、そのポディションに日本人(女性)の方が入ってきた。
とは言え、何年も前の話なのだが。
私と業務が同じこともあれば、彼女は彼女で別の業務を持っていることもあり、
関わることが全くないわけではないのだが、
彼女はとても仕事ができる方。
私より年もだいぶ上で、もうそれなりの年齢の娘さんもいるくらい。
人生経験もあれば、職務経験だって華やか。
同僚と言っては申し訳ないくらい、キャリア女子なのだ。
彼女と比べて、自分仕事できないなーなんて、悲しく思うこともあったけれど、
私は私でタスクがあって、会社から雇われた人間なのだ、と最近は思うようにしている。
この話をここまで読んでくださった方、(おそらく女性)の方は、ちょっと気づいたかもしれないが、
そう、私と彼女は折り合いが悪いのである。
私は悪くしていない、そう胸を張って言いたい。
私の見解では、
彼女は仕事ができ、自分のペースで仕事をしたい。
それを時折、業務が重なり、私が彼女の業務にも足を突っ込まなければならないのが気に入らないのだと思う。
彼女は私に、こうして欲しいとかこうやって!みたいなことは面と向かって文句は言わない。
が、はっきり言って欲しいタイプの私にとってはそれが結構苦痛なのである。
彼女のやり方はこうだ。
年も上だし、仕事もできて、気もきくおばさま的なポディションを職場内で確立した彼女は、
上司や、同僚、ほか日本人の方からも評判はとても良い。
それはそれで良い。だって本当にいい人なのだから。
その方々の前では。
私に対しては、か細い聞こえないくらいの声で朝の「おはようございます」を言った後は、
基本デスクが隣でも、話はしない。
たとえ、私が体調不良で欠勤し、翌日から出社し、他の人が「大丈夫だった?」みたいな話をしていても、
気の利く彼女であってもその話は耳に届かない。
ただ、上司が休んだら、おすすめの薬はこれですよ!とか、今病気流行ってますからねぇ・・・みたいな小話が結構続く。
そう、要は私が気に入らないのである。
だから、私と彼女のタスク🟰彼女が全てやる!みたいな流れもできてしまっている。
(これは会社のお局様あるあるらしいが・・・)
私の考えすぎでしょ?と思うかもしれないが、
私とは、会話のキャッチボールができないのである。
私より勤務時間が長い彼女は、その分タスクが多いのだが、
業務中、「あーもうどうしよう・・・」とか「はあー困っちゃうわ」みたいな独り言も多いため、
それを毎回拾ってあげるのだが、
「忙しそうですけど、大丈夫ですか?頑張りすぎないでくださいね」
みたいな私の労りに対し、
「え?」とか「ん?」の回答だけである。
何度も書くが、日本人である。
彼女に対し、以前は悪意を持たず接しようと思っていたのだが、
こんなのが続き、もう我慢も限界なのである。
「人によって態度変えるのどうかと思いますよ!」とか
「なんなんですか!その態度!」って言ってやろうかと思ったが、
もう一度、なんでイライラするのかを考えてみた。
結果、こう考えることで、私の心は平穏を保てるようになったのだ。
彼女は日本人ではないのである。
名前も日本人、見た目も日本人だが、日本人ではない。
だから、人によって態度も変えるし、労りの言葉に対し、無視することしかできないのだ。
こう考えるようになった経緯は、
彼女の前任(ドイツ人女性)が、同じことをしたらどうか?と考えてみたから。
多分、ドイツ人の前任はここまで陰湿なやり方はしないが、
彼女だって、癖あり人間であった。
でも私はなんとも思わなかった。
一緒に仕事している時点で、彼女はドイツ人なのだ!と勝手に割り切れていたから。
日本人であると、無意識的に、何かしらの期待があったり、日本人的に見ようとする視点があったりして、そこが結構ややこしかったり、割り切れなかったりする。
要は「日本人なのに?」「なんでこんなことしちゃうのかな?!」みたいな疑問点が外国人に対してより、日本人に対しての方が強いのだ。
これに気づいた時、とても楽になったし、彼女に対する悪意とか失望とか、そういうのはどうでも良くなった。
どうでも良くなっても、彼女がやってることは、結構陰湿で、性格悪いと思う。
でも別に良い。
だって、彼女は外国人なのだから。
今日はこの辺でCiao
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