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北欧の子供服を着ると、なぜか子供がイキイキする話

「うちの子、最近元気ないよね〜…」
子どもは繊細に今いる環境や関係性に反応します。
私もフィンランドから東京に帰ってきて、娘の表情が何だか暗いなあと思う時期がありました。

家の目の前にさわやかな森があったり、
徒歩30秒で公園があったり、
周囲の大人から優しい眼差しで接してくれたり。

北欧のような優しく自然豊かな環境にいると、自然と笑顔になります。
うちの子供もその環境を恋しく思っていたのかもしれません。

ひとの気持ちは、「場所」「人」だけではなくて、身につけているモノや服にも影響を受けます。

「今日はシマシマの服を着たい!」
と朝に子供が言えば、その服を着ることで少し元気が出る気がします。

考えみると、うちの娘がフィンランドで買った服を着ていると、いつもより表情が明るく、自分らしくいるように見える気もします。

今日は、個人的にお気に入りの北欧の子供服ブランドを紹介しながら、北欧の豊かな自然で過ごしているような気持ちになれる理由を、ブランドメッセージを紐解きながら考えてみたいと思います。

Mainio(フィンランド)

Mainioという言葉は「勇気」という意味を持ちます。
その勇気とは、あなたの気持ちにまっすぐでいること。
世界を人と思いやりと優しさで接すること。
Mainioのブランドはこの服を着た
あなたがあなたらしくいてほしいと願っています。

PAPU(フィンランド)

PAPUのビジョンは、創造的な女性のライフスタイルブランドであること。
ミッションは幸せが続くこと。
大切にする価値観は高品質・創造的、そして、勇気です。

TINYCOTTONS(スペイン)

TINYCOTTONS(北欧ではありませんが)は
旅行のように、シリアスになりすぎず、大胆に、子供のように自由な発想で絵を描いたり、コラージュをして、メッセージを発信し続けています。
キーメッセージは「BEBOLD(勇気をもつこと)」

mini rodini(スウェーデン)

Mini Rodiniは、全ての子供に備わる「可能性は無限大という感覚と想像力」をヒントに生まれました。すべての子供を一人の人間として真剣に、でも、遊び心をもって、考えることを大切にしています。
つまり、子供も個性や気分、創造性にマッチする服が重要だと考えます。

Molo(デンマーク)

Moloの情熱は、「子供中心である」こと
Moloの価値観は「子供のための子供によるデザイン」
つまり、子供が好きに自由に動くことを妨げるものであってはならない。
Moloのデザインは、強い色と楽しいプリント、刺激的な形、
そして、勇気のある組み合わせが特徴です。

Polarn O. Pyret(スウェーデン)

・子供たちがどんな自然環境でも遊べること
・子供から子供へと、長く使い続けられる本物の価値があること
・ケアが簡単で家族にとっても生活がよくなること

marimekko(フィンランド)

女性の時代を形作ってきたブランドです
楽観的なライフスタイルにルーツがあり
時代が経っても、親から子供へ受け継がれても
流行にとらわれないタイムレスで機能的なデザインを求めています

ブランドメッセージから感じること

いかがでしたでしょうか。
私は、北欧の子供服ブランドが共通して持っている思想として、「子供でも一人の人間として、個性的でその子らしくいられる勇気をもてる世界」を目指してるように感じました。

そうした考えから生まれた服を着ていると、自然体で、その子らしく輝いて見えるのかもしれません。

私は、最初にあげたMainioというブランドが特に好きです。
気に入ったものがあれば、ぜひ試してみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

写真:アアルトハウスで撮影

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