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寂しさと後悔

昨日(2024年3月8日、金)は夜の12時まで学生と、先生と語っており、翌朝アラームと共に5時に起きたのだが、凄まじい夢を見たせいで眠れた気がしなかった。

土曜の朝6時から9時までUPEACE(国連平和大学)の主催する卒業生のためのプロジェクトマネジメントコースを受講。受講といっても、参加しているのは先週志望動機を書いて、選抜された16名の卒業生だそうで、私たち参加者も皆それぞれ働いているので忙しそうで、主催者も申し込みから開講まで1ヶ月だったのでバタバタだっただろうと思う。

5時から筋トレをして目を覚まし、授業に臨む。集中力に欠けてしまう私はあれをしたりこれをしたり、また授業に集中できなかった。しかし、メインは抑えた気がする。とてもためになるコース。将来に役立つことを期待する。

コースが始まる前、事前に予約していたロンドン行きのチケットを来月に延期した。9時までの授業なのに、8時23分の列車に乗ることができないと判断。しっかりと第一回目の授業を受けたかった。

9時過ぎに授業が終わった後、本日カンタベリーを離れる学生たちと先生に会いに行った。思わず色々な調味料やトイレットペーパーなど生活用品をいただいて、ありがたかった。

ロンドンに向かう彼らを見送る私。見送ってから、自分が月に一回の聖書勉強会(Philip Project)のためロンドンへ行かなければならなかったことを思い出した。そうだ、一緒にいけばよかったのかな。

とりあえず家に荷物を置いてから、買い出しに。自転車での帰り道、思い出していたのは日本の風景だった。日本が懐かしい。懐かしくてたまらない。日本人と日本語で話すだけで、なぜか、一人になったとき、日本にいた頃の何気ない風景が目の前に浮かんでくるのだ。家族や友達が恋しいのではなく、日本が、恋しいのだ。

寂しさと後悔

昨日寝るのも遅かったし、今日は5時起きだし、今日はロンドンへ行かずにカンタベリーで過ごそうと思い切ってロンドンでの聖書勉強会を休んだ。休んだはいいが、一人になると「やっぱり午後からでも行っておけばよかった」と後悔。なんてったって、学生たちは大きなバンでロンドンへ向かって、私も一人乗れたに違いない、が、私はたくさんいただいた荷物を両手に、家に帰るのが当たり前だと思っていた。そのあとこんなに寂しさと後悔の念が込み上げてくるとは知らずに。

自分を納得させるのは難しい。自分が選択したことが正しかったか、わからない。

クリスチャンになって、もうすぐ2年が経とうとしている。だれかと一緒に祈るとき、祈り始めてから自然と涙が溢れることが度々ある。教会で賛美していると自然と涙が流れていることが何度もある。化粧しているから、できれば涙に流れないでほしいのに、涙は止まってくれない。

心を亡くしてはならない

聖書勉強会は、メンターと週に1回、教会のLife Groupのメンバーと1回、そして今回、週末にホストファミリーと1回することになった。これに加えて水曜日の夜はLife Group、同じ教会から1つのグループに所属して、一人の家に夜7時半から集まって聖書勉強会をする。これについては人生について話す時間のほうが長い。とても勉強になる。いろんな職業についている私たちが、イエス様と共にどう歩むか、ということを現実を踏まえて話すのだ。奉仕以外の仕事を持っている私にとって大切なディスカッションの場であり、祈りの場。

ということで、こんなに聖書勉強会があるのに、聖書を読む時間がまるでないので、聖書勉強会の時に聖書箇所に「はじめまして」となってしまっている。旧約聖書と新約聖書を読んでいっているが、どちらも、追いついていないのが現状である。

クリスチャンになって、私の人生は変わった。楽しくなった。生きることただそれだけが、わくわくするようになった。

しかし、「忙しい」とはその感じの通り「心を亡くす」こと。私はいま、忙しいクリスチャンになってしまっている。

宣教活動で心を亡くしてしまっては、元も子もない。ということで、今週はゆっくりと過ごしたい。が、どうだろう。

祈ります。

愛する天のイエス様。私に忙しいほどにたくさんのことを送ってくれてありがとうございます。寂しさを感じることのないように、日本の人たちを私に送ってくれてありがとうございます。でも、日本語を話すごとに、日本人と笑い合うごとに、彼らが日本に帰ってしまった後の寂しさはひとしおです。
悲しいのです。楽しさが、楽しすぎるだけ、寂しさがこみあげてくるのですね。それでもあなたは、私に日本人の学生を送ってくれます。私に、笑顔をくださいます。

どうか、これからも日本人と関わらせてください。

日本人と会うたびに、私を日本に帰してくれるイエス様ありがとうございます。

今夜も、明日も、明後日も、同じ神様、私に、新しい一日を日々の糧をください。

イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。


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