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感謝の日

最近思っていなかったことが起こり、苛立ちや思い通りにならないどこへ行きようもない心に平安がなかった。

「感情的になっているときに、大事な決定をしてはいけないよ。」

そうRohama(ロハマ)パキスタン人の信仰の友に言われた。

色々なことが起こる。

まず、バドミントンをしているときに、左膝がぽきっと音をして、わたしはコートに座り込んだ。実は、私、目の前にいる「わたし強いでしょ」というオーラとプライドを出した女性をぎゃふんと言わせたくて、思いっきりラケットを振った直後だった。

良くない心でラケットを振った後、みんなに担がれてベンチに座り、そのあと友人が私の荷物を全て持ってくれて、親切なIriasというGreekギリシャから来た友人がKent East Hospitalまで私を車に乗せていってくれた。病院に着いたら友人が車椅子を押してくれた。そして救急窓口へ。

私自身、何が起こっているかわからなかったし、痛いと思ったのは打った瞬間であったが、そのあとは固まった感じで、きょとーんとしていた。それも、何が起こったかわからなかったから。ただ、左膝に違和感はあった。そして、左膝に体重をかけて歩くことができなかった。

病院の救急窓口では多くの人が名前を呼ばれるのを待っていたが、車椅子で入って、しかも外科であったため、すぐに名前を呼んでもらえた。多くの人が内科の受診を希望していたのだと思う。

ナースによると、骨には異常はなさそうで、筋が伸びてしまったようだ。それで音がしたみたい。しっかりと休んだら大丈夫と言われて一安心。コートで休んでいる時は、膝に2本針金が入った人が「絶対病院に行ったほうがいい」と言っていた。私の足はどうなってしまったのかと思っていたけれど、サポーターをしたらだいぶ負担が軽くなった。

Iriasイリアスが家まで車で送ってくれて、友人二人が私の自転車だけ持って私に会いに来てくれた。そのあと一緒に昼食を食べた。この足で料理をしたのだが、わざわざ来てくれた友人にお礼がしたかった。病院にも着いてきてくれたKitには本当に感謝。

このおかげで、夜のGlobal Cafeには参加できず。明日の教会はメンターのKayが迎えにきてくれて、Emmanuel教会へ行く。

これも何かの縁か、と思って。

いる場合ではない。

サタンからの誘惑を受けているわけではないのに、最近心の不安定なこと、仕事でもよからぬ思いを抱き、自分の立場をかばうゆえに相手の信頼を損なうようなことをメッセージしてしまったり、最近申し込んでいたFriends InternationalのReachでは私の持っているパートタイムの仕事やこれまでのありすぎる経験などがかさみ、ネガティブなフィードバックをSupervisorから頂く。わたしは2年目のカンタベリー滞在を予想していたので、予想外の展開に、表向きは冷静なものの、一人になると苛立ちが隠せなかった。

そんな中で起きた今回の膝事件。いまはろくに歩くこともできない。バドミントンは1時間半しただけで、病院へ。でも、そこで助けてくれた優しい方々に本当に感謝。

決して軽いわけではない私の身体を支えてくれた方々と、病院まで着いてきてくれたFIの同僚。いまは感謝、感謝である。

そして、怪我したゆえに明日は自分の教会ではなく、メンターの通う教会に行く。

なんだかんだで、こけても、こけても、立ち上がらせてくれる方々がいるのだ。それは何よりも、神様が支えてくれていたと信じる。

私は、自分がうまくいっていると、「神様ありがとう」ってなるけど、ときに神様のことをすっかり忘れてしまっていたりする。

全ての恵みが神様からの祝福なのに、手ぶらでここカンタベリーに来たのに、いまはいまあるものが無くなってしまうのが怖い。この心地の良いフラットも、ここで築いた信頼や人間関係も、教会も。全て失ってしまうと思うと、怖いし寂しい。手ぶらでここに来たのに。

もっと言えば、キャリアや学歴を手放すのが惜しいと思うけれど、私はこの世に裸で生まれてきた。

「全てゼロにして神様により頼む。神様のプランを待つ」とはこんなにも難しいことなのか。

そして従わないとどうなるのか、それは、今日思うがままにラケットを振ってバドミントンで怪我をしたように、神様は無理矢理にでも急ブレーキをかけてくる。

私の思いも間違っていたし、行動ももちろん想いに伴い間違っていた。

神様は、それでも私に友人を送ってくれて、午後友人と食事を共にできて嬉しかった。そして、夕方は、メンターと聖書の勉強会をして、いろいろ話ができた。夜のGlobal Cafeにはいけなかったけど、いまこうして、Noteを書いている。

歯車がどこかで狂い始めたのかと思う時、立ち止まって祈らなければならない。私の場合、土曜日朝のコースを受け始めてから、もう2度Gobal Cafeを欠席している。このコースは朝6時からなので、5時には起きなければならない。こちらも、滑り込みで応募したので、祈らずに決めてしまった。

今私は、聖書学校へ申し込もうとしている。こちらは、推薦状まで頂いたのだが、提出する前に、祈ろうと思う。JTJに国際電話してもでない、オンライン申し込みができない、メールも送れない、という中で、どんなことが背後で起きているのか、何が止めようとしているのか、わからないから。

膝を痛めて正直何が起きているかわからなかったけれど、そのあとたくさんの人に囲まれて、愛を感じたことは確かだ。

怒りの中や、混乱の中、感情的な中で意思決定をしてはいけない。それは感情に流されたものだから。神様からの決断は、平安があり、すべてうまく行く。なぜなら、神様が背後にいらっしゃり、扉をうまく開き、私たちをうまく歩ませてくれるから。

最後に祈ります。

愛する天のお父様。私は最近、ぶつかって、倒れて、怒って、良くないことばかりです。私を叱って新しい自分で前に進ませてください。

今日はありがとう。
みんなありがとう。

イエス様の御名によって祈ります。

アーメン。


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