476.OSHO禅タロットメッセージ 2024.4.24蠍座満月~体験している~
今、自分と深く関わりましょう。
自分だけをじっとみつめていてもわかりません。
何かや誰かに深く関わり、よりそい、心を澄ませて、
「感じている」という体験を通して、自分の輪郭に気づいていきましょう。
(本文より)
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体験することで、自分を感じる。
聴くという、受動的に見える姿勢が秘めるアクティブさを思う。
相手によりそうことは、自分によりそうことだとわかる。
いっしょにいることは、グラウンディングを通じて、自分自身につながること。
どう感じるかには、必ず対極があり、選択しているのは自分であることを知る。
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新月の一枚を引いたあと、そのカードが秘めているものを、ケルト十字に教えてもらう。
2枚目(独りあること)、3枚目(勇気)、4枚目(愚者)……
これから始まる旅や冒険のスタートに立っている立ち姿が、三者三様のようで、実は同じだとわかる。
潜在意識の位置にある「勇気」のカードの花は、顕在意識の位置にある「愚者」のカードで、男性が掲げていると、ルチさんから教えていただいた。
潜在意識の中の、積み重なる岩の障害を越えて咲かせた花を、顕在意識の世界の崖っぷちに立つ男性が、摘み取り、笑顔で掲げている。
図柄を眺めていたら、2枚目の「独りあること」の老人が立っている場所は、「愚者」が降り立っている崖のように見えてきた。
「体験している」の足元に岩場が広がっていることに、初めて気づく。
もしかして、「勇気」の花が咲いている岩場? と思ったら、「愚者」のカードの崖の向こうに、樹のシルエットがあることにも気がつく。
「体験している」「独りあること」「勇気」「愚者」
このカードの場面は、同じ場所。
樹を抱き、その声に耳を傾けたら、「勇気」の花が咲き、「勇気」の花を摘んだら、腰のまがった老人の背筋が伸びて、ミュージカルスターのように高らかに歌い、夢と希望いっぱいの姿になり、崖っぷちだと思っていた場所から、軽やかに舞い降りるのだと思ったら、楽しすぎる。
「勇気の花、摘みましょうよ!」
「扉の向こうに、出ていきましょうよ!」
「アウトサイダー」のカードが出てきたから、しりごみしている子に声をかけよう。ほんとうは何を思い、何をやりたいのか、その声を聴こう。きっと、突拍子もないことを考えている。両想いになりたいと、伝えよう。
「創造性の子ども」が、冒険を始めるよ。
(耳をすませるのは、誰の声? 誰を抱きしめる? 誰を体験する?)
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今、自分と深く関わりましょう。
自分だけをじっとみつめていてもわかりません。
何かや誰かに深く関わり、よりそい、心を澄ませて、
「感じている」という体験を通して、自分の輪郭に気づいていきましょう。
もう、準備はできています。
あなたを動けなくしていた状況は変わり、扉を開けるときが来ました。
あなたが知る「自分らしさ」とは、なんですか?
あなたがあなたであることを、貫きつづけるとは、どんなことだと思いますか?
あなたは、あなたのことを、どれだけ知っていますか?
でもそれは、いったい、いつのあなたでしょう?
出会いましょう。新しいあなたに。
あなたを通じて、表現されたがっているものに、心をひらきましょう。
あなたがあなたであることに目覚め、信頼しましょう。
あなたのリズムに、耳をすませましょう。
踏み出し、進んでいきましょう。
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新月のカードメッセージは、「Osho禅タロットweb図書館」蠍座満月メッセージで。
館員たちの4枚から選んでいただけます。
私も、毎月、楽しみにしています。不思議と、まだ一度も自分のカードを引いたことはありません。
仲間からの新たな視点と、あたたかいエールを受け取り、カードの振動を体感しています。
Osho禅タロットweb図書館」蠍座満月メッセージ(ルチさんのブログ)
◆「Osho禅タロットweb図書館」について
インドのOSHOトレーニングを終了したルチさんが、「Osho禅タロットweb図書館」を開館しています。
開館から4カ月になろうとしています。ますますコンテンツが充実してきました(^^)
図書館には、資料がたっぷり。
好きなだけ、閲覧できて、館員には、自主学習の記録を保管できる、自分の部屋があります。
3ヵ月に一度、ルチさんの60分のセッションが受けられます。
館員募集中です。
前回の牡羊座新月の記事はこちら
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