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マレーシア留学のホンネ (大学編)

今回は、私の通うモナッシュ大学について書こうと思います。まずはじめに、モナッシュ大学は、前回の紹介にもありましたが、海外大学(オーストラリアが本校です)なので、マレーシアの私大や国立大学のカリキュラムやスケジュールが違います。

海外大学は果たして、どれくらい大変なのでしょうか?

海外の大学は、日本の大学に比べて入学は簡単だけど、勉強や課題に追われたりして大変なんでしょ?と日本の友達によく聞かれますが、あながち間違っていないと思います。

簡単に大学のカリキュラムを説明させていただくと、

1学期は、授業(約12週間)+テスト期間(約2~3週間)で編成されおり、授業や課題が詰め込まれています。

科目数は、1学期に4科目を取るのですが、内容の濃い&専門性の高い内容を扱うことが多く、科目数だけで見ると少ない印象を受けますが、学生は勉強に必死です!

大学側は、1科目あたり合計144時間の勉強時間量を推奨しているので、あくまで勉強の個人差はあるとは思いますが、1日あたり5時間勉強するように推めています。

テスト前は、このような感じでノートにまとめたり、テスト対策を行います。テスト期間は、図書館にこもる学生(たまに布団を持ってくるような学生もいます)が増えてくるので、勉強に対する熱が半端ないです。

ちなみに私は、課題の提出締切日の3日前の直前に取り掛かるタイプなので、そこまで毎日ストイックに勉強をしていませんでした。今後は前もって課題やテスト勉強に取り掛かろうと思います(笑)


大学の授業は、どのような感じなのでしょうか?

大学の授業は主に2種類に分かれています。下の写真は、講義(Lecture)の様子です。教授がこのような大きなクラスに対して講義を行います。

約50人〜300人の学生がこのような講義室で授業を受けています。

講義中に、YouTubeやFacebookを見ている学生もいますが、90%以上の学生は、本気で教授の話を聞きメモを取っています。

英語に慣れていなかった1年生のとき、教授がジョークを言って学生が爆笑している中、なぜ笑っているのかが分からず困惑したことをよく覚えています。

もう一つのタイプのクラスは、少人数制のクラス(Tutorial Class)です。履修する科目によって生徒数が変わってきますが、約15人〜25人くらいの学生がいて、小レッスンのような感じです。チュートリアルは、講義で学んだ内容を復習し、理解度を深めることを目的にした授業となっています。

クラス内では、グループ(4〜5人)でプレゼンテーションを行ったり、グループでエッセイやレポートを作る機会もあります。上の写真は、経済学の授業の様子で、チューターが解説をしています。

また、チュートリアルの良い点は、チューター(先生)と学生がディスカッションをする場となり、主にアクティブラーニングをしながら講義の内容理解を深めることができる点です。ここが日本の大学と大きく違う点だと思います。

大学で特に大変だったことは何ですか?

 大変だったことは沢山ありますが、特にプレゼンテーションが大変でした。中学や高校でプレゼンテーションをする機会や学習したことをアウトプットする経験をしてきた学生には問題が無いとは思いますが、人前でプレゼンテーションをした経験が無い私にとっては本当に辛かったです。

特に、1年生のときにグループでのプレゼンで挫折をしたときのことは、今でも鮮明に覚えています。トピックを3人で分け、1人ずつ話す内容を決めていました。しかし、話す内容を丸暗記し、あまり練習をしないで当日を迎えてしまいました。当日、クラス全員の前に立ち、彼らの顔を見た瞬間頭が真っ白になり、30秒謎の沈黙の時間が流れました。チームのメンバーにも迷惑をかけてしまう失態を起こしてしまい、その日は大学を辞めようかと思ったくらいショックを受けました(笑)

しかし、プレゼン前の事前準備をしっかり行い、経験を積むことで、やっと自信を持ってプレゼンテーションをすることが出来るようになりました!!

この写真は、プレゼンテーションをした際に入賞したときの様子です。チームメンバーは、私以外、中華系マレーシア人でした!全員のモチベーションの高さとチームワークが良かったおかげで、無事トップ3にランクインしました!👏

ということで、今回は簡単に大学のカリキュラムや大学生活で大変だったことをまとめてみました。
読んでいただき、ありがとうございます!

次回は、課外生活の様子をお伝えしたいと思います。


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