「松本人志」という人って 私はこう思う

線から下は、「大人のせたがや作文教室」のお題、「松本人志についての小論文」です。

私は、創造の世界のほうがどちらかというと得意で、論理的な文章はあまり得意ではありません。

けれど、自分のその「論理的は苦手」を少しでも克服しようと思います。

論理的な説明ができると、創作の方もクリアで、分かり易いものが、できるかも? ですね。

高清水先生、よろしくお願いいたします。 



私は、松本人志の出てくるお笑い番組をデビュー当時からほぼ観ていない。

冷たい印象を拭えない。私にとっては、苦手な芸人だ。

他の同世代、「ウッチャンナンチャン」や「爆笑問題」は、好きな方だ。まだ温かみや人間味がある。

しかし、松本人志の「ダウンタウン」は、どうも好かないのである。

最初の頃は、まだ観ていた方だと思う。ドライな印象はあるが、「気に喰わない」ほどではなかった。

しかし。

ある時、久し振りに観たら、彼らは「『羊羹夫婦』の唄」を歌っていた。

羊羹を毎日食べる夫婦をおちょくってる唄だ。

私は、ちょうどその頃、毎日羊羹を食べていた。レジのパートをしていて頭が糖分を欲しがった。

なにか、不愉快だった。
好きなものをけなされて、不愉快にならない人はいない。

それから、私は松本人志の出る番組を避けた。

最近では、松本人志は 身体をマッチョに作り変えたかと思うと、性加害の問題まで出てきた。

彼を養護する後輩のお笑い芸人のSNSの発言も見たが、私は、松本人志は別に救われて欲しいとも願わない。

人をけなすような芸風、笑いがとれてもほんの偶に。あの程度なら素人にも沢山面白い人はいる。

私は、お笑いは 寒々とした現実世界で ちょっとしたオアシスになるような、またはスカッと胸のすくようなものであって欲しいと思う。

だけど、「『羊羹夫婦』の唄」は、ふざけてる。

時々、見ていて不愉快な笑いを取るのだから好きになれないのだ。



(594文字)


#わたしの松本人志論
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