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【写真日記】ディープな岐阜旅④岐阜公園を歩く

前回のお話はこちら。

岐阜2日目。
早朝、目が覚めた私は、ホテルの窓から朝焼けの岐阜の街を眺めていました。
その時、ふと目に入ったのが、こちらの山。

中央の一番高い山。この山頂に何かポツンと建っているのがわかります。
カメラを取り出して、ズームして見てみたら…。お城でした!

なんと、あれは岐阜城ではありませんか~!
ということは、あの山は金華山きんかざん。斎藤道三が整備し、後に織田信長のものとなった岐阜城・金華山です。

ということで、二日目は岐阜城へ行ってみることにしました。

金華山を目指して「岐阜公園」に行く

さて、岐阜城はどこにあるのでしょう?

調べてみたら岐阜公園の敷地内にあることがわかりました。

JR岐阜駅や名鉄岐阜駅がある地点からは、だいたい3.5㎞ほどの距離だそうです。
自分の足で歩いていけないことはないけど、雨が降りそうなお天気だったし、公園内をゆっくり散策したかったので、現地へはバス向かうことにしました。

バスに乗ると、運転席のすぐ後ろの席に座りました。
ここだと案内標示がすぐ目の前にあるから、いろんな情報がキャッチできます。

「信長サイネージ」⁉信長公が9人!これは信長バスの広告なのかな?
またもや黄金の信長像が登場。

どこもかしこも信長公。岐阜の人々の信長愛をしみじみと感じ入っていたら、途中で「バスのお得な切符」情報に切り替わりました。
思わず前のめりになって、じっと見入る私…。

どうも岐阜バスには、以下のような「お得きっぷ」があるようです。

👇昼得きっぷ(平日)

👇220エリアパス

「えっ?こんなお得な切符があったのー--⁉」
岐阜を訪れる際、事前にネットで何度も調べてみたんですよ。でも、いろいろ検索しても出てこなかったんですよね。
このバスに乗って、この案内板を見て、初めて知りましたよ~。(もっと早く知りたかったわ!)

慌ててスマホを取り出し、(ワードで検索したんでは全然出てこないんで…)、「岐阜バス」のHPを開き、更に「きっぷ」のページを開いて調べてみました。
一応、情報が出てきたものの、岐阜市民じゃないと理解できない場所やワードばかりで、すごくわかりにくいんですよね(泣)。
買い方や使い方がイマイチよくわからず、結局のところ、降車までには間に合わず、そのまま定額料金(220円)を支払ってバスを降りました。

もしも、バスに3回以上乗る場合は、上の切符がお得です。
次回、また岐阜を訪れる際は、これらの切符の利用も考えてみようかな…と思いました。

※しかし、これは、すごくもったいない話ですよ。初めて岐阜市を訪れる人向けに、もう少し丁寧な対応をしてくだされば、遠方から旅行で訪れる人がもっと増えるんじゃないかな。同じ県内の飛騨や郡上や東濃を参考にして頑張ってほしいなぁ…と思いました。

わたしの心の声

目的のバス停に到着。バスを降りました。

小さく白く見えるロープウェイが目印です。

目の前にポンと山があり、山の斜面をロープウェイが上下に動いていくのが見えます。
ここが岐阜公園。あの山が金華山。とうとう来ました。

岐阜公園を歩く

博物館が並ぶエリア

横断歩道を渡って、歩道を歩き、公園の入口にやってきました。

ここが入口らしい。入ってみます。

中に入ると…とても広くて驚きました。
右手に見えるのは、岐阜市歴史博物館です。(後で入館します)

雨が降りそう。ちょっとヤバい雲行き。

岐阜市歴史博物館の横には、名和昆虫博物館がありました。

この施設の歴史についてはこちら

名和昆虫博物館が建てられたのは、なんと大正時代。現存する日本最古の昆虫専門博物館だそうです。

森の中にある風情ある洋館。あれが博物館の建物です。

板垣退助が襲われた場所

更に歩いていくと、何やら銅像が見えてきました。

「えっ?これ誰ですか?」と思い、近づいて説明板を読んだところ、なんと!板垣退助でした。

板垣退助の銅像
板垣退助が自由党党首として全国遊説中の1882年4月6日、当時この場所にあった中教院で暴漢に襲われた岐阜事件を史実として残すため有志が建設したもの。ロープウェイ乗り場のすぐ下。現在のものは1955年に再建されたもので、当初のものとは右腕の状態など一部異なっている。

Wikipedia「岐阜公園」より

そういえば昔、社会の時間に学んだ…あの事件。
暴漢に刺された板垣退助が「板垣死すとも自由は死なず」と叫んだ場所って、ここだったんですか!!

もうビックリ~!

あれ…?東京駅で刺されたのは、板垣退助じゃなくて、原敬と濱口雄幸…?
過去に刺された政治家が複数いたから、板垣退助は岐阜かどこかの駅で刺されたようなイメージがあって、頭の中でごちゃごちやになっていました。(おい!)
でも、ここで銅像をバッチリ見たから、もう間違えないぞー!
板垣退助は、岐阜公園です!(キリッ)

山内一豊と千代が登場

今度は一豊と千代が登場

また更に歩いていくと、こんな碑を見つけました。
何だろう?と順番に読み進めていくと…

千代の鏡?
確か、千代は郡上八幡の出身だったよね。なんだか情感たっぷりの文章。
ここでようやくわかりました!ここは二人が婚礼を挙げた場所だそうです。

これらの碑は、大河ドラマが放送されたときに設置されたのかな?

碑自体は立派なものでした。


織田信長公居館跡

そして、岐阜城と言えば、やはり織田信長公。
公園内では今も、信長の居館跡地の発掘調査が行われているそうです。

この門の向こう側が発掘現場。
かなり立派なものだったようです。

ここにきて、雨が降り始めたので、居館跡地へ行くのは断念。
その代わりに、金華山ロープウェイへ行ってみることにしました。

こちらがロープウェイの入口。

それでは登ってみましょうか。


⑤につづく。


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