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【ここは現代のトキワ荘】執筆サークルに入って、ただ今「書く」を再び勉強中

気が付けば、もう5月!

時が経つのは本当に早い…。

年々、歳を重ねるごとに「時間の進み方」がハンパなく加速しているように感じます。(←私だけ?汗)

ぼんやりしていると、あっという間にお婆さんになってしまいそうな危機感の中(汗)、ふと、まだ達者で元気なうちに「何か実のあることをしたい」と思い立ち、noteでずっと定期購読している文筆家&編集者の野本響子さんの「執筆サークル」に入れていただくことになりました。

この4月からサークルに参加して、今はちょうど1か月を過ぎたところです。

先輩の方、同期の方、等々…たくさんの方がメンバーにいらっしゃって、日々活発な交流がなされています。入った当初は、皆さんの迫力に圧倒されて、「とんでもない所に入ってしまったかも…」と少しビビりました。

でも、持ち前のおばさん根性で(笑)ジワジワとサークル内に自分の居場所を作っていき、今はまったりのんびり…マイペースで参加させていただいています。

サークルに入った動機

この3月に、私はnote3周年を迎えました。

この3年の間、コンテストに応募して運よく賞をいただいたり、noteの公式マガジンや編集部オススメに入れていただいたり…等。また、素晴らしいnoterさんと出会い、親睦を深めたり…云々。「noteを続けて良かったなぁ、嬉しかったなぁ」と感じることが多々ありました。

そんな風に、一見楽しくnoteを続けてきた私ですが、本音を申し上げれば、正直なところ、自分に自信が無かったんですよね(汗)。


これでいいのかなぁ?
こんなんで本当に良いのかしら?

…と、ずっと考えていました。

私がnoteを書いているのは、昔、先生をしていた頃、生徒達に教えてきた「文章の書き方」は、あれでよかったのか? それを今、こうして自分が実際にあの通りに書いてみることで確認し、実験しているからでもあります。
自分がかつて国語の授業で教えた文章の書き方(情景描写・論説文・小論文・鑑賞文など)のノウハウを、ここでちょっと試しているんですよね~。

お陰様で、コツコツ書き続けていくなかで、それなりに成果を出すことができて、これで良かったんだなぁと自分なりに実証できました。


しかし、このままでも良かったんだけど、所詮、どこまでいっても「自己流」でしかありません。どんなに頑張ってみても、全ては「note」という限られた世界のなかでの結果です。

自己流のまま、そのまま進んで行ってもいいのだろうか? 

と、ちょっと立ち止まって考え込むようになったのです。

そんななか、

例えば、noteから離れて、全く別の世界に身を置いた時、私の「書く」は全国区でも通用するのだろうか?
「書く」を生業にしているプロの人たちから見て、私の「書く」ははたして認めてもらえるレベルのものなのだろうか?

…と、そんなことを考えるようになりました。

すると、プロとして「書く」のって、どんな感じなんだろう?と素朴な疑問が生まれてきました。

賞をいただいても、書くことが得意でも、「書く」を仕事にしていくとしたら、今の私はどのレベルなんだろう?
私はプロとしても通用するのかな?

…と、客観的に自分のことを知ってみたくなったのです。

こうして、ふと出てきた将来のビジョンが、『もしかしたら、私の「書く」は仕事になるかもしれない』でした。

この時は、まだ何の見通しも無かったし、勿論、今もそんな予兆は全くありませんが(汗)、漠然と「いざという時に備えて、プロとしてやっていけるだけのスキル&感覚を身につけておきたいなぁ…」と思いました。

いつか来るかもしれない、その時のために、プロの世界の「書く」を学んでみたい。私の「書く」を再構築してみたい。アマチュアとどう違うのか知りたい。プロの人たちの「書く」世界を体験してみたい。その空気を味わって吸収してみたい。アマチュアからプロに移行しても、難なくスムーズにやっていける自分になりたい…。

…と、そう強く感じたのです。興味が膨らんでいきました。

そんななか、ファンでずっとnoteのマガジンを定期購読している野本響子さんが、執筆サークルを再開されると知り、すごく心が惹かれました。
更に、私のnoteお友達のみ・カミーノさんが、このサークルに一足先に入られたことを知り(実は私も興味をもっていたのですが、第1回の募集の時、うっかりしてて間に合いませんでした💦)、後について私も入会させていただいたのでした。

サークルに入ってみた初発の感想

上記にも書きましたが、最初は「スゴイ!」と一言でした(汗)。

私、ついて行けるかしら…と不安Max。

しかし、サークル主催者の野本さんのオープンでフラットな雰囲気がサークルの隅々にまで浸透していて、交流は活発だけど、皆が個々の目標に向かって切磋琢磨し合っている感じが強く、とても心地よいです。

イメージとしては、素晴らしい漫画家を数多く輩出した伝説の「トキワ荘」みたいな感じでしょうか。

ここに身を置いて、頑張ってみよう✨と思いました。

入会後、自分の中に起きた変化

①書き方や表現方法をじっくり練るようになった

以前の私は、思い付きでパッパッと書いていたのですが(汗)、サークルに入って以降は、最初の導入部分からじっくり練って書くようになりました。

サークルの皆さんからご意見をいただくのがありがたくて嬉しいので、つい張り切っちゃうんですよね(笑)。あと「読んでもらう以上はちゃんとしたものを書かなきゃ!」と気合いも入ります。

言葉や表現を吟味する楽しみ&自分の力を出し切った充実感。これはしっかり受け止めてくれる人がいるからこそ。読んで下さる方がいると、それが励みになり、張り切って書けるんですね。それに気づきました。

②「書くこと」「発信すること」の責任を自覚する

学校の先生をしていた時から、立場上、発信する内容やその取り扱いについて常に配慮する必要があったため、その経験が今も生きていて、記事を書く時は、細かいところまで気を配っています。
それでも、サークルに入ったことをきっかけに、「書く者(発信者)の責任」の重さを、更に自覚するようになりました。


最近も記事の炎上が勃発して、いろいろ気になる出来事が多い昨今。
ネットでの影響力は全く無い「無名の私」であっても、発信者としての責任と自覚は持たなきゃいけない…と強く感じました。自分の中の意識が、大きく変わりました。

③仲間がいるからこそ

いろんな履歴や職歴をもつ方が多く、年齢・世代も様々。海外に住んでいらっしゃる方もいます。そのため、サークル内での交流を通して、多様な価値観に触れられるので、とても嬉しいです。
また、「書く」という作業は孤独なものですが、ここには「書く」ことが好きな仲間がたくさんいて、本当に心強いです。

④率直な意見は本当にありがたいし、感想を書くこともいい勉強になる

自分が書いたものを「叩き台」として公開し、いろいろなご意見やご感想をいただくのですが、率直なご意見やアドバイス、ご感想、本当にありがたいです。もっとうまくなりたい、いいものが書けるようになりたい…と思っているので、自分の成長に繋がるご意見は貴重です。また、いつもいただくご感想にも大いに励まされています。心から感謝しています。

また逆に、読ませていただいた記事に対して、感じたことを素直に「感想」として書いて伝えることも、実は「自分自身のため」なんだなぁ…と感じています。更に、心に思うことを言葉で表現し的確に伝えることで、自分の「書く力」を磨いているんだなぁ…と、そんなことも毎度感じています。

こういう小さな積み重ねが、成長に繋がっていくのでしょうね。

最後に

このサークルに入って、自分の記事の雰囲気が(いい意味で)なんとなく変わってきたなぁ…と感じます。

書いたものを読んてもらったり、また、他の方が書かれたものを読ませていただくことで、たくさんの刺激を受けています。また、影響もいっっぱい受けています。

そういう意味でも、ここは本当に「トキワ荘」のような所です。野本さんの下で、皆がそれぞれのペースで、それぞれが自分の「書く」を追求しています。生き生きと、楽しく…。

ここでの日々が、未来の私の財産になるように…。

私も皆さんと共に切磋琢磨して、自分の「書く」スタイルを新しく磨いていきたいと思います。

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