マガジンのカバー画像

旅の記録

98
旅の記録と思い出
運営しているクリエイター

#この街がすき

+19

黄金のまち・岐阜市を歩く

【写真日記】久しぶりの乗り鉄②大垣~関ヶ原編

JR大垣駅で電車を下りて、駅の近くにある老舗の和菓子屋・金蝶園総本家さんに寄り、ここの名物「金蝶園饅頭」を買った私は、また大垣駅に戻ったのでした。 ◇前回のお話はこちら◇ 駅に設置されてある案内板を見ると、岐阜駅から大垣駅までは3駅。さらに大垣から先を見ると…。なんと!2駅先は関ヶ原駅ではあーりませんか!! 関ヶ原って、あの天下分け目の大合戦が繰り広げられた戦場ですよ! 戦国時代の大河ドラマには、必ず出てくるあの場所…。 前から気になっていたので、ちょっと足を延ばして

再生

雪景色を眺めながらドライブ♪

今の大寒波が押し寄せる前の12月20日。 下呂市から高山市に戻る道中を撮影して編集し、ユーチューブ動画にしてみました。〈約1分間・音声あり〉 この時は、路面に雪が全然積もっていなくて、気温も高めで凍結もなく、とても走りやすかったです。(※しかし今は、これより雪がかなり降り凍みているため、走行には注意か必要です) 途中でネコちゃんがダンスします。よかったら見てみてね😘

【写真日記】歴史と自然のまち飛騨国府で紅葉を楽しむ

先週の土曜日(11月6日)、里の紅葉を見に出かけてきました。 向かったのは国府町(岐阜県高山市)です。 「平成の大合併」で高山市になりましたが、その前は吉城郡国府町と言われていた場所です。 高山市街地からは、車で北へ約20分ほどのところにあります。 それでは紅葉を見に行ってきましょう。 宇津江四十八滝(県立自然公園)まずはこちら。宇津江四十八滝の紅葉を楽しみましょう。 全国自然100選地、岐阜県名水50選地に選定された約800ヘクタールの県立自然公園で、しぶきをあ

【写真日記】白山の女神さまに会いに加賀国へ➂ 海へとつづく道~徳光海岸へ~

〈前回までのお話〉 ◇◇◇ 金劔宮から北陸自動車道に向かう途中でアクシデント金劔宮での参拝を無事に終え、私たちは車に乗り込みました。 ◇ あの感染症のこともあり、他には何処にも寄らず、このまま帰路につく予定でした。ところが途中で、珍しく夫が道に迷ってしまい、北陸道のインターチェンジに向かう道が分からなくなってしまいました。カーナビに案内されていたはずなのに…。不思議なことです。 助手席の窓から見える風景は、こんな感じです。 広大な平地に敷かれた

【写真日記】白山の女神さまに会いに加賀国へ① 飛騨国から白山比咩神社へ

先日の日曜日、ちょうど緊急事態宣言が解除されたタイミングで、お隣の石川県へ出かけてきました。 実は私、他県へお出かけしたのは2年半ぶりなんですよ。…というのも、あの感染症が流行って以降、家族に高齢者がいたり、夫の仕事の関係もあり、感染予防でずっと地元に籠り続けていたのです。 とはいえ、時には気分転換で、地元の飛騨地内を巡っていたのですが、そんな時、お出かけ先で、ふと視線を向けたその先にいつも見えたのが「白山」でした。 普段は、あまりお見掛けすることがない山なんですが、少

【写真日記】知られていないもう一つの白川郷・飛騨荘川で手打ち蕎麦と合掌造りの古民家を楽しむ

8月の三連休の初日、私は夫と共に飛騨荘川(高山市荘川町)へ行ってきました。 発端は「美味しいお蕎麦が食べたいね」の一言から。荘川(しょうかわ)町は蕎麦が美味しい所なのです。 飛騨荘川ってどんなところ?飛騨荘川(高山市荘川町)は、平成の大合併で高山市に吸収合併されましたが、以前は大野郡荘川村でした。世界遺産で有名な白川郷(白川村)の真下に位置する地区です。 下は岐阜県の地図です。高山市の左端、白川村と郡上市に挟まれた地域が、荘川町になり

【写真日記】日和田高原から飛騨小坂へ…御嶽パノラマライン(県道441号線)に迷いこんで山道の怖さを味わった話

最近、「地元ドライブ」にハマっている私たち夫婦。先日の四連休中も、夫とドライブに出かけました。 まず最初に「どこに行こうか?」と話し合うのですが、この時、私は近場の面白そうな所(観光スポット)に行きたかったんです。でも、夫が「連休中だから、どこも観光客でいっぱいだよ。人で混むところには行きたくない。人気(ひとけ)のない静かな場所に行きたい」と言うので、しぶしぶ人のいない場所へと出かけることになりました。 ◇ 今回、向かった先は、高山市内の朝日町と高根町。北アルプスのふも

昭和レトロな町を歩く・飛騨金山の「筋骨めぐり」

梅雨空の週末、夫と二人で飛騨金山を訪れ、「筋骨めぐり」を楽しんできました。今回は、この「筋骨めぐり」についてご紹介します。 飛騨金山についてまず、飛騨金山についてご紹介します。 飛騨金山(金山町)は、岐阜県下呂市の南部に位置する町で、飛騨地方と美濃地方の境界にあります。 今は静かな町ですが、かつては街道の宿場町として、また鉱山や木材で栄えていました。 「筋骨」って何?さて、この「筋骨めぐり」に登場する「筋骨」という言葉。何だかわかりますか? 筋骨 “きんこつ” とは

【写真日記】飛騨街道金山宿にて筋骨を歩く③ 筋骨と昭和と清流が交錯する町

今回は、飛騨金山の「筋骨めぐり」第三話です。 鎮守山を下りた後、いよいよディープな筋骨の世界へと入っていきます。 (前回までのお話はこちら↓。) 各家のプライベートエリアに食い込むように通っている「筋骨」鎮守山の山裾にも「筋骨」(細い路地)が走っていました。 こちらの筋骨もかなり細くて狭いです。 ガイドさんがいないと「えっ?ここ、入っちゃっていいんですか?」と心配になるくらいの細い道です。筋骨にギリギリ接して建てられているお宅の窓が全開になっていたり、勝手口が開いて

【写真日記】飛騨街道金山宿にて筋骨を歩く② ギフチョウと両面宿儺

ドライブイン飛山にてお昼ご飯(筋骨ランチ)を済ませ、これからいよいよ「筋骨めぐり」をします。(前回のお話はこちら↓) 飛山の建物の前で待っていると、ガイドさんがやってきました。 出発前に、ガイドさんから簡単な説明を受け、その後、用紙に氏名・住所等を記入し、ガイド料を支払います。 ちなみに、料金はこちら(サイトからの引用) ただ今、「下呂であそぼう!」キャンペーン中で、普通なら2000円のところが半額の1000円でした。なんとありがたい…🤩。 いよいよ「筋骨めぐり」出

【写真日記】飛騨街道金山宿にて筋骨を歩く① 国道41号線から鶏ちゃんへ

前回の『金山巨石群』に引き続き、今回も下呂市金山町を歩きます。今度は「昭和レトロな町の路地」をめぐる日帰り旅です。 まず最初に、金山町について、簡単におさらいしましょう。 下呂市金山町ってどんな町?金山町は、飛騨地方の最南端。美濃地方に隣接した町です。 金山観光協会のホームページによると、 江戸時代、金山町は馬瀬川によって飛騨と美濃の領国の境をなし、幕府領(天領)・郡上藩・尾張藩・苗木藩の 4つの藩領境の町でした。金山町を貫く飛騨街道 金山宿は、「飛騨の玄関口」として

【写真日記】縄文人と太陽の光「金山巨石群」を歩く

岐阜県のほぼ真ん中、下呂市金山町の山の中に「金山巨石群」があります。 ここは縄文時代の遺跡であり、また最近の研究では、縄文人たちの暦の観測所だったのではないか…とも言われています。 ◇ さて、ここでちょっと話を変えて、岐阜県について、簡単に説明させていただきますね。 岐阜県は、名古屋に近い南部を美濃地方、北陸の富山県に北部を飛騨地方といい、大きく二つに分けられます。 美濃地方と言えば、戦国時代が舞台となる大河ドラマには毎回必ず出てくる地域です。一方の飛騨地方は、下呂温

【写真日記】飛騨の春を歩いて楽しむ~春の高山祭~

先週4月14日・15日の二日間、飛騨路に春を告げる春の高山祭(山王祭)が執り行われました。 今年はコロナ対策でかなり規模を縮小した形の執行となりましたが、昨年は神社での神事のみだったことを思うと、今年は祭り屋台を見ることができるので、祭り好きな私としては嬉しいところ✨。 ちょうど15日はすっぽり予定が空いていて、しかもいいお天気だったので、ふらり祭り見物に出かけてみました。 ◇ 午前中、ゑび坂の上にある駐車場に車を止めて、古い町並みの辺りを散策してみました。 途中、