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写真日記・散策と旅の記録

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2020年秋から開始した写真日記。 2021年春より「日帰り旅レポート」にリニューアル。現在は旅行記も含まれています。 飛騨高山(岐阜県)やその近隣の町や他県の散策や旅の思い出を… もっと読む
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【写真日記】海の京都を訪ねて⑦舞鶴へ

伊根町を散策した私たちは、この旅のしめくくりとして最後に「舞鶴」を訪れることにしました。 《前回のおはなし》 舞鶴へ私たちは伊根町を出発し、一路舞鶴へと向かいました。 途中「天橋立」がある宮津市を通り過ぎて、東方へと進み、舞鶴市に入りました。舞鶴の市街地を通り抜けて、舞鶴湾の方へ進み、「舞鶴引揚記念館」を目指しました。 舞鶴引揚記念館①引揚の歴史と「岸壁の母」 舞鶴と言えば、かつて軍港であり、今は自衛隊の護衛船が停泊する港街です。 第二次世界大戦が終結した後、この

【写真日記】海の京都を訪ねて⑥舟屋の街・伊根町その2

伊根湾巡り遊覧船に乗った後、船乗り場の近くをざっくり散策した私たちは、もう少し伊根のまちを歩いてみることにしました。 《前回のおはなし》 道の駅「舟屋の里伊根」へ天橋立から伊根町へ向かう途中、給油のためガソリンスタンドに寄ったのですが、その時、店員さんに伊根町の駐車場状況をお聞きしました。 店員さん曰く「伊根町内の舟屋の街並みがある地区は、道が細くて入り組んでいるいため、車で入ると大変だと思います。少し離れているけど、山の上に道の駅があるので、そこの駐車場に車を停めて、

【写真日記】海の京都を訪ねて⑤舟屋の街・伊根町その1

天橋立の近くの旅館で一泊した私たちは、次の目的地に向かうことにしました。 《前回のおはなし》 宮津市から伊根町へ今日は「天橋立」がある宮津市を出発して、(地図で見ると)ちょうど真上にある与謝郡伊根町へ行きます。 伊根町と言えば「舟屋」。 舟屋とは、海から引き上げた船を風雨や虫から船を守るために建てられた建物です。 家の中に海があるってどんな感じなんだろう🙄? 海なし県で生まれ育った私たちには「海と共存する暮らし」は未知の世界で、非常に興味深いものがあります。なので、

【写真日記】海の京都を訪ねて④天橋立その4

傘松公園で天橋立を「股のぞき」で見た後、私たちはジェットボートに乗って、対岸の文殊地区に戻りました。 《前回のおはなし》 天橋立駅の裏を歩く今から予約していた旅館へと向かうのですが、この時、天橋立駅の裏の道を歩いてみることにしました。 この道の途中には、天橋立ビューランドのリフト・モノレール駅(山麓駅)があるのですが、もう夕方だったせいか、観光客も少なめで静かでした。 街並みアート さて、道を歩いていると、いろいろ面白いものを見つけます。 まずはこれ👇 宗教色よ

【写真日記】海の京都を訪ねて③天橋立その3

ママチャリで天橋立を渡った後、私たちは丹後一之宮の元伊勢籠神社と眞名井神社を参拝しました。 《前回のおはなし》 傘松公園へリフトでGO!眞名井神社を出た後、私たちは傘松公園に行くため、府中駅に向かいました。 「府中」と言っても、東京の府中じゃないよ。ケーブルカー&リフトに乗るための駅です。目指す傘松公園は山の上にあるので、ここで乗り物に乗って山に登ります。 元伊勢籠神社から歩いてすぐの所に、麓の乗り場「府中駅」がありました。 私たちはリフトに乗ることにしました。券売機

【写真日記】海の京都を訪ねて②天橋立その2

海の京都・宮津市に到着した私たちは、日本三景の『天橋立』を自転車で縦断することにしました。 《前回のおはなし》 松林の中の道をママチャリで走る砂浜で海に触れた後、天橋立の向こう岸を目指して自転車を走らせました。 ちなみに、天橋立でせき止められている内海(潟湖/ラグーン)は阿蘇海と呼ばれています。 上の写真で解説すると、右方でチラ見えしている海が宮津湾、一方、(写真には写っていませんが)左方にある海が阿蘇海になります。 磯清水と天橋立神社自転車を走らせていると、途中で

【写真日記】海の京都を訪ねて①天橋立その1

10月に入って早々、私は夫と一泊旅行に出かけました。 行った先は「海の京都」。 京都と言えば、京都市を思い浮かべますが、京都府には日本海に面した地域もあって、今はそこを「海の京都」と呼んでいるんですよね。 この「海の京都」には、たくさんの見どころがあるのですが、その中で、私たちが選んだのは ・天橋立 (宮津市) ・伊根 (与謝郡伊根町) ・舞鶴 (舞鶴市) の三か所。どれも海岸沿いの湊町です。 海なし県に住んでいるため、時々、無性に海の街に行きたくなるんですよね。 高速道