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子育て&教育について

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子育ての思い出。中学校教師時代の体験談。親子関係や育児について思うこと。学校や障害児の教育についてなど。
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#最近の学び

そろそろ「昭和の呪い」から開放されてもいいんじゃないの

先週末、息子が帰ってきました。 週末のお休みを利用して、3泊4日の短期帰省です。 この間、息子は「春の高山祭」に参加したり、こちらでまだ残っていた諸々の手続きを完了させたりして、バタバタと忙しく過ごした後、あっという間に向こうへ戻っていきました。 私たちも、息子が帰ってきたからと言って、特に感傷に浸ることもなく、慌ただしく過ごしていました。 ただ、ちょっと心配していた向こうでの新しい職場について、息子に「どうだったの?」と聞いてみたところ、息子曰く「前の職場より、めっち

障害者も「自分を語る」時代へ

ネットの普及によって、今までなら「情報を受け取る側」だった人々が、SNSなどを使って自由に「発信する側」に立てるようになりました。 そのなかでも特に、かつては社会の隙間に埋もれていて、発言する機会すら与えられてこなかった「障害を持つ人々」が、最近はどんどん社会の表舞台に立ち、自らのハンディキャップについてオープンに語られています。 障害者から直にお話を聴かせていただくことは、とてもいい勉強になります。健常者にはない新しい視点を持つことができ、見慣れた街や日常の暮らしに潜む「

コミュニケーションで大切にしたいこと

カウンセリングについて学んだことのなかに、「これは業務に関係なく、普段の生活の中でも大切にしたいことだなぁ…」と感じるものが、いくつかあったので、noteでシェアしますね。 これは、小さなお子さんをお持ちの親御さんや、職場など大人同士のコミュニケーションでも、すごく役立つ内容なんじゃないかと思います。 ①人の話を聞くとき、わかったふりをしない相手の話のなかで、何かわからないことが出てきたのに、そのまま聞き流して「わかったふり」をしてしまうことがある。しかし、話し手のなかに