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いつだって映画のような瞬間を

フォトギャラリーで公開した写真を使っていただけることが多くなりました。ひとえに、ありがとうございます!とっても嬉しいです。

使っていただいた文章、記事は、きちんと読ませていただいております。

小さい頃から、趣味のひとつだった写真が、今や仕事でありライフワークとなり、こうやって誰かの文章を彩ることにもなって。人生の不思議を感じております。

写真を撮っていると、日常というのは、常に、奇跡的な瞬間の連続だな、ということです。光の入り方、鳥の声、空の模様、雑踏の影、あらゆるものが世界を彩っていて、そのどれもがすごいエネルギーを放ち、ドラマチックな瞬間を作り出す。私にはそのように、見えます。

普段、なにげなく生活していると、日々はルーティンにまみれ、何の変哲もなく過ぎていくように、見えますが、本当はそのなんにもない生活の裏で、あらゆる鼓動、細胞が変化し、うねりがあり、その上での「なにげない生活」だったりします。だから、どんなにちっぽけに思えるような日々でも、振り返れば、「ああ、あの時間はどんなに大切で光り輝く日々であったのだろう」と思う時が、何度も、何度もあります。かけがえのない瞬間であったと、気づくのはいつも過ぎ去った後なのです。

写真は、その瞬間の光をとどめたくて、始めたし、今もその気持ちのまま続けています。「私はこんなふうに世界を見ています。その世界を、あなたと少しでも共有できたら素敵ですね」という想いで、写真を発表しています。

今あなたがどんな気持ちで毎日を過ごしているか、わかりませんが、ひとつ言えるのは、その瞬間はいつだって、きらきらした、映画のような瞬間だったりするかもしれないのです。


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