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この謳い文句に弱いんです

 「東大生・京大生がいま1番読んでいる」。はい、帯を書いた人の思惑にまんまとはまっています。やっぱり東大、京大ってすごいっていうイメージがあるんですよね。東大生、京大生が読んでる本を読んだところで東大生、京大生になれる訳ではないことも理解しているんですが、なんとなくぽちっちゃうんですよね。

 まだ第1章の途中ですが、とてもためになります。「最もむずかしいのは、研究をはじめる前の段階だ」。これはまさしくですね。そして序章の内容を読んでて著者の方と同じ過ちをおかしていることに気付きました。ゼミの学生に対して、研究手法を教えていました。旅行で言えば、交通手段を教えていた感じでしょうか。そもそも学生達にとって、どこに行くかを考えることが大切であるのに、ぼくは交通手段を教えていたんです。いやあ、ゼミ生達に謝りたいですね。あと、なんか聞いたことあるなと思っていたのですが、何を研究するかを考えるところが最もむずかしいということは、ぼくのお師匠さんもゼミの中でよく言っていたことでした。はい、お師匠さんにも謝りたいですね。いろいろな研究に関する本を読むと自分がゼミ生だった頃をよく思い出します。大切なことはゼミで全部教わっていました。普段のゼミの中でお師匠さんが話していたことはまさに研究においてウルトラスーパー大事なことだったんです。あの頃に戻ることは出来ないですが、いろいろな本があの頃に連れて行ってくれる感じがします。

 謳い文句に誘われたのが「買ったわけ」ですが、謳い文句に誘われてみるのも中々悪くないですね。衝動買いは節約面から見るとあまり良くないですが、経済的に見れば中々Goodですよね。帯を書いた方の思惑にまんまとはまりましたが、良い出会いでもありました。

 因みにですが、この謳い文句に弱いぼくは「思考の整理学」も謳い文句に誘われて買ってます。こちらもとてもオススメ本です。


#買ったわけ

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