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学生が眠らない講義:実験編②

 さて、久々の「学生が眠らない講義」です。今回もGoogleFormを使用しました。あとはアプリケーションも使用しましたね。

今回のGoogleFormの運営方法で試してみたのはこの方法です。

・競争方式にしてみる
 教科書も電子書籍も閉じてもらってよーいドンで解答記入する形で行なってみました。なので、今回は初めて「回答を受け付けない」を使用してみました。よーいドンの合図と共に「回答を受け付ける」にしてみました。特に不便も無かったので、講義中に口頭で問題を指示するより楽だったかもしれないです。なにせ前期は何を質問するか忘れたことがありましたから。正解かつ1番早かった方には願い事を聞くという条件でレースしてもらいました。もちろんですが運動会のBGMを流しながらやりました。

 結構盛り上がっていましたね。なんだかんだで人と競うのって楽しいと思うんですよね。順位が公表されちゃうと恥ずかしかったりとか出てくると思うんですけど、ぼくしか順位は見られないですし、そうたいした意味合いも持たない競争ですから、負けてもあーあって思うくらいですから。てか1位以外は全員負けになりますから1人除いて全員負けですしね(笑)。

 あとGoogleForm以外で使用してみたのはアプリケーションです。いつも思ってたことがあるというか、気になっていたことがあるんです。医療にかかわらず、何でもなんですが、いろいろな数値や単位が出てくるとそれってどれくらい?って気になるんですよね。それが長さや重さなら大体想像は付きます。というか長さや重さなら基本的に身近なものに置き換えてみるんです。そうすると大体分かるじゃないですか?でも環境で出てくるlxやdBは馴染みがないんですよね。病室の明るさ100lx~200lxってどれくらい?というか、今ぼくがいるところは何lxなんだろう?50dBってどれくらい?というか、今ぼくがいるところは何dBなんだろう?この辺りって今まで身近になかった感覚なんで全くイメージがつかないんですよね。そしてぼくはイメージがつかないものは忘れやすいと思っています。だから人体の機能や疾病も身近なたとえを考えます。探します。

 話が少し逸れました。とりあえずlxやdBを知りたくて探したらあったんですね、無料アプリが。今や照度も音量もスマフォで測定できちゃうんです。

なので今回の授業ではアプリケーションの使用を試してみました。

①教室の明るさを測定してみる
②学生に雑談をしてもらい音量を測定してみる

どちらも中々好評だったと思います。学生の感想をみるとそもそも講義でこんなことをする教員があまりいなかったみたいです。自分的にも明るさや音量を体感できるので少し楽しいですね。どちらも無かった感覚なので新鮮でした。

 学生からの感想を見ていると、聞いているだけの講義よりも何かしら参加出来る講義の方が面白いみたいです。これがグループワーク一辺倒になるとグループ内やグループ毎で格差が出たりするんで、1人でも参加出来たり能力の優劣が関係なく参加出来たりしていくと1人も眠らない講義が出来るのではないかと思いました。それをやりながら必要な事を伝えきろうと思うとバランスが難しいですが、まあ結局眠られてしまったら、1個も伝わらないですし、それよりかは良いかなと思ってまたくだらないことを仕掛けていこうと思います。


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