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【大人の読書感想文】マンガで読み解く カーネギー話し方入門

 なんとなく気になっていた本のマンガ版があったので読んでみました。さっと読めることが良いですね。原書を読むことが1番だとは思っているのですが、手に取りやすいのと読みやすいので利便性があります。また、ゼミ室に置いとけば学生も手に取りやすいのかなとも思い、購入しました。


 特に頷いたのは以下の点でした。

・「準備」が大切であること
→準備とは?
→「題材」を用意する
→題材とは?
→自分に興味のあること、人に話したいこと、一般論、抽象論よりも具体的な実例、経験を交える
→七日前から準備し、空き時間に考え続える
→素材は実際に使う10倍用意する
・構成や組み立てについて、すべてにあてはまる絶対確実な法則などありえない
・1つの話題を取り上げたときには後戻りすることのないようすべてを言い尽くす
・スピーチで、メモや原稿を読み上げてはいけない
・スピーチ直前の不安は、努力を続ければ消し去ってしまえる
・上達した自分の姿を思い浮かべる
・何を話すかではなく、むしろどう話すかが大切
・人の真似をしてはいけない。日常会話のような自然な話し方で、個性と自分独自の手法を盛り込む
・上手な話し方の秘訣は、「重要な言葉を強調する」「声の調子や話す速度を変える」「重要なポイントの前後に間を置く」
・疲れた状態で話をしてはいけない
・笑顔で聴衆の前に出る
・前もって終わり方を周到に計画しておき、予行練習をする
・たとえを用いてわかりやすくする
・話したいことが頭の中で明確になっているかどうかを確かめる
・人は平凡な事柄についての非凡な事実に興味を抱く
・人の主な関心事は自分自身だということ
・目の前に絵を浮かび上がらせるような言葉をちりばめる
・話し手自身の興味が聞き手に伝染する

 ざっくばらんと書き連ねましたが、とにかく準備が大切というのはとても共感できました。講義でも研究発表でもそうでしたが、入念な準備は必ず良い結果に繋がっていました。「これだけ準備したから」「これだけ練習したから」その言葉が言えるときは、上手く話すことが出来ていた気がします。

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