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"女性"という呪縛から解放されたからこそ、女性の力になると決めた


「女性になんて、生まれてきたくなかった」



今までの人生の中で、
何度そのように思ったか数えきれません。



あまりにもそう思って生きていた期間が長すぎて


「女性として生まれることができて幸せだ」


現在、そう思えるようになったことは
いまだに私の中では最大かつ大切な変化になっています。




自分らしく生きているだけで
「ぶりっこ」「男に媚びている」と言われ


「女なんだから」
「女なのに」
「女だから」

と、性別でひとくくりにされ


・自分らしく生きてはいけない
・男性と普通に会話をしてはいけない
・「女性=〇〇」理論に従わないといけない


全て、私を縛り付ける呪いのようになり


本当の自分に蓋をして


自分の心や気持ちを無視して


男っぽく過ごしている時期もありました。



男っぽく過ごしていると

「ぶりっこ」「男に媚びている」と言われることはありませんでした。



本当の自分に蓋をして、
自分の心や気持ちを無視していたとしても

その時の私にとっては
"傷つかなくて済む"ということに
何よりも幸せを感じるようになっていました。




何よりも幸せだと感じていたはずなのに、

恋愛やおしゃれを楽しんでいる周りの子を見て


羨ましい、私もあんな風に楽しみたい


そう思うようになり、
幸せは一転、どんどん苦しくなっていきました。


本当の自分に蓋をして
自分の心や気持ちを無視して

偽りの自分を正当化しても苦しいだけなのだと気づきました。



周りの子のお陰で、


男っぽく過ごすのではなく

何かを言われても傷つく必要はないのだと言い聞かせ

恋愛やおしゃれを楽しもう!


そう決めました。




ですが、

恋愛を楽しむどころか
人を好きになることができず


告白される

付き合う

めんどくさくなって別れる


の繰り返し。



女性らしく生きているからと言って、


必ずしも

"女性"であることに誇りを持てる
女性としての幸せを感じられる

わけではないのだと実感しました。



そんな気持ちを抱いたまま社会人になった私は


相変わらず
自分の価値を自分で感じられず

求められるままに男性と関係を持つ
だらしない女になっていました。



「女性になんて、生まれてきたくなかった」



いつになっても、この思いは変わらず

大人になってもなお持ち続けていることに
絶望する気持ちさえありました。



そして、社会人3年目にして
初めての一人暮らしをスタートしましたが、


その数ヶ月後、
ストーカー被害に遭いました。



毎日、毎日
駅で待ち伏せされる恐怖


家までついてこられる気持ち悪さ


外に出ることが怖くなり、
とても一人では耐えられませんでした。



ですが、誰にも言えませんでした。



ストーカー被害だけではなく、

一歩外に出ると

盗撮されたり痴漢されることもありました。



それでもなお、誰にも言えずにいました。



どうしても

「女性になんて、生まれてきたくなかった」


この思いが消えません。





友人(男性)と電車に乗ったとき、

友人が盗撮されていることに気づきました。

私は、咄嗟に盗撮していた人の手を掴み

「次の駅で一緒に降りましょう。」と伝えました。



人の被害には敏感になれるのに、
自分が何かされた時はただただ恐怖心を感じるだけで


大切な自分のために、何も行動できずにいました。




初めて人に話せたのは、
約1年くらい経ってからです。


それを皮切りに、警察へ相談に行き
しばらく自宅付近の見回りを強化していただきながら

無事に引っ越すことができました。



引っ越しをしたことで、
ストーカーとは縁が切れましたが

外に出るたびに、
つきまとわれたり
盗撮されるという現実は変わりませんでした。



盗撮されることが当たり前になりすぎて、
「他の人も同じように、こういうことで苦しんでいるのかもしれない」
と思うようになりました。



ですが、盗撮をされたりなどで苦しむことを

"女性だから仕方ない"とはどうしても受け入れられず

どんどん憤りを感じるようになりました。



その後、本を読んだりワークに取り組んだり
セッションを受けていくうちに



好きな人が出来なかったり
ストーカーや盗撮に遭うのは



家系の流れや
私の家族に対する意識に
大きな原因があることが分かりました。


(もちろん自分自身にも要因はたくさんあります)



泣きながらたくさん親子関係と向き合って、
反省して改善して…を繰り返すうちに



男性を心から好きになれない
👉心から好きだと思える男性と出会うことができた


一歩外に出るとストーカーや盗撮被害に遭う
👉遭遇しなくなった(1年以上経過)


自分に自信がなく暗い表情で過ごす
👉どこに行っても「いつも笑顔」と言ってもらえるようになった


というように、現実が変わり



人と愛し愛される幸せを経験でき、

外に出ることが怖くなくなり


「女性として生まれて良かった」


そのように思えるようになりました。





現在、

どれだけ絶望したとしても

どれだけ自信がないとしても

どれだけ自分の事が嫌いでも


『女性として生まれて良かった』と思うことができ、


女性であることに誇りを持ち

自分に自信を持ち

自分を好きと胸を張って言える


そんな女性を増やしたい。




どれだけ人生に絶望をしても
自分の人生を諦めたくなかった。



自分自身のためにも、

たくさんの愛情を持って
産んで育ててくれた両親に
恩返しするためにも。



私は、ストーカーや盗撮で悩んでいた当時
長い間誰にも言えませんでした。


初めて人に相談した時は、
50代後半の男性が目に涙を浮かべるほど
客観的に見ても辛い出来事のようでした。



カウンセラーやメンターに話をした時や
信頼する友人に話をした時


「それは当たり前なことではない」

「とても辛かったよね」

「同じ女性としてとても悲しい」

「そんなことが起きているなんて信じられない」


たくさんの温かい言葉に触れて

張りつめていたものが、
解けていく感覚がありました。



私を救い出してくれた方々のように

今度は私も

『女性として生まれて良かった』と思える女性を増やし

たくさんの女性が安心して幸せを感じながら、笑顔で過ごせる世の中を作っていきたい。


そのために、BeautyJapan VENUSエリア大会を通して
大きく成長できるよう努力していきます!


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