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姉が鋼メンタル通り越して、サイコパスな件。

先日、実の姉と鳥貴族で呑んでいたときの話。

姉が「そういえば、この間まで職場でいじめられてたらしくてさw」と、楽しそうに話し始めた。

思えば、姉は小さな時からメンタルが強かった。学生時代にいじめを受けていることにも気づかないレベルだし、何事にも飄々としていた。

そんな姉の話から、今日はメンタルが強い人について考察していこうと思う。

はじめに書いておくが、姉のメンタルの強さが異次元すぎて、もはや再現性がない。そのため、このnoteの趣旨は「メンタルが強くなる方法!」とかいう話ではなく、面白コンテンツとして読んでいただきたい。


元夫に3階から投げられる=飲み会のネタ

まず、姉のメン強(メンタルが強い)エピソードを羅列していく。

  • 学生時代、いじめられていることに気づかない。それどころか、いじめの主犯格に何事もないかのように話しかける

  • 前職はコールセンターという名のクレーム処理。何人も心を病んで辞めていく中で3年間勤める。(やめた理由は会社の事業縮小)

  • 元夫に3階から投げ飛ばされたり、殴られて鼻の骨が折れたりしても「痛いなぁ…」しか思わなかった

  • 職場で上司から陰湿ないじめをうけるも、気付いたのが6ヶ月越し

  • 適性テストで、ストレス耐性の値が異常に高い

字面では伝わりづらいが、本人は「痛い」とか「仕事に支障が出てめんどくさい」くらいにしか思わないそう。

そして、何がヤバいって、本人はこんなトラブルがあっても「貴重な経験した!これは飲み会のネタになるぜ!」と思うし、実際に喜々として話すのだ。

こう言ってはなんだが、メンタルが強いを通り越して、もはや心がないのでは?とさえ思う。

メン強な人は、なぜメンタルが強いのか

ここから、姉のメンタルが強い理由を分析していこうと思う。

一番根本にあるのが「共感性が低い」ことだ。共感性が低いと、そのぶん相手の感情に引きづられにくい。

(一方で、共感性が高い人のことを"エンパス"というらしい。疲れやすく、生きづらさを抱えていることも。)

もちろん、共感性が低いからといって、プライドが高かったり人を傷つけたりなどの人間性に問題があるわけではなく、本当に「他人の感情や状況を、自分ごと化できない」のだ。

言い換えれば、自分と他人との境界線がはっきりしているんだと思う。相手がどう思ってようと自分には関係ないし、どうにかしようとも思わないのだそう。

(姉の名誉のために言っておくと、家族や友人との関係性は大切にしているし、相手が喜ぶことをしてあげたい気持ちは高いらしい。)

鋼メンタルから学ぶ、少しだけ生きやすくなる方法

よく「メンタルが弱い」と悩むひとがいるが、私の姉のようにメンタルが異常に強いひともいる。一方で、心が疲れやすい人もいる。

でも、根本的に違うので「相手なんて気にしなくていいよ!」と言われても、気にしちゃう自分を許してあげてほしい。メンタルを鍛えよう!なんて、無理しなくていい。

ひとつ、私が姉から学んだことは「他人との境界線を意識する」ことだ。

メンタルが弱い人は、人の悩みや課題、外の事象を”自分ごと”化する傾向がある。だから他者に対しての”境界線”――私とあなたは別のもの、この出来事は自分とは別のこと、と切り分けて考えることが大事だと思う。

クレームを受けても何も感じない姉を、羨ましいと思う反面、サイコパスすぎると思いつつ、彼女から学ぶこともあるなぁと思った。


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