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今も昔も、天声人語がそばにあった

佐藤友美さんのCORECOLORのコラム「一周まわりて天声人語」を読んで、はっとしました。天声人語の書き手の方の謙虚さに、心打たれたからです。

何もかも、私の想像をはるかに凌駕してくる天声人語。603文字で語られる深遠な世界のなかで、くすっと笑うこともあれば、物事の本質に気づきを深めることも。

書き手と読み手のやりとりが、目に見えない形でつながっている気がするのです。

かくいう私自身も、日本語のねじれを解消するため、手書きで「天声人語」の書写に取り組んでいます。

あわせて読後感を綴ったり、使い慣れない言葉を調べ直したり。とても豊かな時間。時間に余裕があれば主語と述語と探索したり、意見だけアンダーラインを引いたりします。頭で調べるより、手を動かしてみるほうがはるかに腑に落ちる感覚。

学生の頃から近くに「天声人語」があったのに、きちんと読めていなかった自分を思うともったいない気持ちばかりなのです。今からでも深読できる機会、大切にしていきたいと思います。

佐藤友美さんのコラム自体は、翌朝に消えてしまうので、ぜひご一読を。

気づきを言葉にできるよう、鍛錬の場としてnote投稿を続けていきたいと思います。

遅くなりましたので、今日はこの辺で。
皆さま、今日もゆっくりお休み下さいませ。

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