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娘の卒業式で、六年の旅路を思い返す

先日、娘が小学校を卒業しました。
式服にランドセル姿。ふだんは私服の小学校です。見慣れないブレザー姿に、はやる気持ちは親も子も一緒。

「ぜったいに、髪の毛が崩れないようにしてね!」
娘のリクエスト通り、きっちり髪の毛をまとめ上げてポニーテールを結います。少し多めのヘアクリームをつけて。途中で切れ毛が浮かないように。髪は女子の命。そのとおりよね。

娘だけ先に小学校に向かい、大人も少し遅れて駆けつけます。卒業式の会場は、いつもの体育館。エアコンがついてないので、大人は式服の上に防寒着。まるで真冬のサッカー観戦のような出で立ち。

思い起こせば、六年前も一緒。入学式もとても寒い日でした。節目の式典は、いつも底冷え対策が必須。そんな日々も終わりかと思うと、さみしくなります。

無事に参列できて嬉しい反面、あっと言う間だった六年間を思うと子育ての半分以上が終わってしまった実感がこみ上げます。

卒業生入場の時点で、六年の旅路を思い出し涙目。卒業証書授与では、卒業生の名前を呼ばれるたびに、いろんな出来事を思い出しました。

幼稚園のときから仲良しで、手をつないでじゃがいも掘りに行ったこと。
仲良し四人組でいつまでも一輪車にのっていたこと。
自宅に招いたり、招かれたり。
約束したり、していなかったり。
レジャーシート持参で毎週ピクニックしたり、習い事の送り迎えがいつも一緒だったり。

思い起こせば、学校に行きたくない時期もありました。
親身に力になってくれた友だちは転校し、大好きな先生は異動になってしまったけど、力を得て通い続けられたこと。感謝しても、しきれません。

最後の校歌斉唱も懐かしい!替え歌を作っては旅先で歌い、合奏ごっこを楽しんだものです。

卒業式に参列してみたら、娘はお友だちとおそろいのポニテ(ポニーテール)姿。髪の乱れもなく、満面の笑顔。母として、晴れ姿にひと役買えた!と思った瞬間です。ポニテに式服にランドセル姿のお写真が、たくさん残りました。

同時に、別の中学校に行く友だちともお別れしてきました。これまでは、同じ学区内でご近所。幼稚園からずっと一緒。身近にいて当たり前だっただけに、さみしくなります。今は卒業をお祝いしたいと思います。

六年間大切に使っていたランドセルは、いまでもピカピカ。
はじめてのランドセル姿をお祝いした気持ちのままに、あたらな節目を迎えたいと思います。


※  タイトル画像は「air_mezzanine」さんにお借りしました。ありがとうございました。

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