見出し画像

目標は小さく

今日は特にテーマもなく、つれづれ。

noteに月1回記事を書こうと考えたのが、前職を辞めることを決めた去年の7月。
あっという間に1年が経ちました。
自慢ではないけれど様々な場面で三日坊主ばかりの私が有言実行できたことに対して、単純に自分を褒めようと思います。

よく「自分に厳しいよね」と言われます。たしかにそういう一面もあるのかもしれません。
何か成し遂げても、まだ足りない、まだ十分じゃない、まだ未熟だ、と
自分で自分を認めてあげられない、ひねくれものな性格でもありまして。
たぶん死ぬ直前になっても自分の人生に満点を出していないかもしれない。
(いや、死ぬ直前だったら、全部ひっくるめて満点!と無理矢理するかも)

自分で自分に簡単には満点を上げないので、当然自分自身が認めていないことを外にアピールすることはない(というか苦手)。
なので、他者からは頑張りや実績が見えづらい。
結果、他者から褒められる機会も少ない。
そのくせ厄介なことに承認欲求も強いので、認められない=評価されていないと感じるため、また自分で自分に鞭を打っていく。
綺麗な悪循環なわけです。

実は私に似た感じの方、カウンセリングの相談者の中にも結構多くいらっしゃいます。
「自分に厳しい」というのは、自分を高めていくポテンシャルがあるということなので、素晴らしいことなのですが、
「自分を認めてあげない」という厳しさは要注意です。
現状をもっと良くしていこう、もっとスキルを身につけよう…と、一見自分を高めているようでいて、
実はずっと同じところでくすぶっていたりします。

なので、私自身が意識しているのは、小さな目標をたくさん立てて、それを達成したらちゃんと自分を認めてあげること。
小さな成功体験の積み重ねでちょっとずつ上に上に登っていくイメージです。

そもそも私は、
三日坊主ということもあり、あまり大きな目標や決めごとを作ってしまうと途中で息切れするのがわかっているので、まぁまぁ達成できるであろう目標をちょこちょこと設定しています。
一見せこい感じがしますが、小さな目標を達成していくと意外と満足度は上がります。そして、気づくと自分のレベルも上がっています。

あともう一つ打ち明けると、常に自分に自信がなく、他者と比べがちなので、大きく自分が傷つかないように防衛しながら生きているところも若干あります。
たとえば、意識が高い人たちと一緒にいると刺激を受ける反面、卑屈になってしまうので、自分が頑張れない気分の時はあえて距離をとったり。
でも結局のところ自分に厳しいので、
ハードな環境にあえて身を置かなくても、まったりした環境ならまったりなりに、
あれ、これやばいぞ、何とかしなきゃ!
という原動力にもなるので、結果自分を高められたりもするのです。

自分がどういう人間なのかを知って、どうすれば成功しやすいのかを知ると、自分の人生をコントロールしていきやすくなります。
疲れるなら頑張らなくていいし、逆に頑張った方が力が湧いてくるならここぞとばかりに頑張ればいい。
不器用な私は、ことあるごとに体当たりで失敗してつぶれて立ち直って、
傷だらけになりながら見つけてきた感じはありますが、
手っ取り早く自分を知るにはカウンセリングが効果的なのではないかなと思います。
人と話すことで整理されることはたくさんあります。

ここまで書いてきて、つくづく、私は気が小さくて要領が悪いキャリアコンサルタントだなぁと思うのですが、
だからこそ等身大に話を聴きながら一緒に伴走していけると思っています。

目標は小さく、一歩一歩着実に。
肩肘張らずに話せる身近なキャリアコンサルタントでありたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?