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だからバチェラーが好き

あまりテレビを見ない私
ドラマなんてめったに見ない私
そもそも何かに没頭すること自体がない私

韓流にもハマらなかったし
ジャニーズにも興味なかったし
好きなアーティストも特にいない

いろいろなことに興味があるので、経験も興味も比較的広いのですが
特に深まることがなく、
マニアックな話ができる人を本当に尊敬していて
私もそういうのがあったらなぁ…と思って早数年

そんな私ですが
バチェラー・ジャパンが好きです。

私をよく知る人からは
「え!人の色恋沙汰とか絶対興味なさそうなのに!」
「え!典型的な現実主義者なのに!」
「え!キュンキュンする乙女心から縁遠いのに!」
と驚かれた挙げ句、
「どうせ女の戦いを斜め目線で分析してるんでしょ」
「女の汚い部分を鼻で笑っているんでしょ」
(酷いイメージ…涙)
とか言われる始末。

でもたしかに自分でもなんで好きなんだろ?と疑問だったので
ちょっとこの「好き」について内省してみました。

※めちゃくちゃ個人的な意見に偏っており、レビューでもないので、純粋に楽しみたい方の参考にはなりません。ご了承ください。
※バチェラーを知らない方はぜひ公式Instagramを見てみてください。


好きポイント① バチェラー自身の経歴

基本的にバチェラーに選ばれる方は高学歴・高収入なハイスペックな方であり、必然的に経営者が多いです。
いわゆる勝ち組でしょうか。
そんなバチェラーのサクセスストーリーを検索したり想像したりするのが個人的に大好きです。
バチェラーが発表されると、良くも悪くもいろいろ調べ上げる人がいるもので、
そんなネット情報を見ながら、この大学出てるのねー!とか
番組の後半で登場するご家族を見て、こういうご家庭で育ってきたのねー!とか
バチェラー自身を形成しているいろいろな要素に着目してあれこれ想像した上で
バチェラーを見ると、言葉や所作の端々にその人らしさが表れていて面白いのです。

好きポイント② 出演者一人一人のキャリア

バチェラーには女性陣(バチェロレッテには男性陣)が十数名参加します。
この一人一人がまた個性的で、一人ずつフォーカスしても番組ができてしまうのでは、と思うほど魅力的。
そんな一人一人の紹介動画も事前に公表されていたりするのですが、
番組内のインタビューの度にお名前・年齢・職業が出てくるので、
なんでこの職業を選んだのだろう?
この先はどういうキャリアを考えているのだろう?
とついつい考えてしまいます。
番組の中でのバチェラーとのやりとりでたまにぽろっと出てくる本音や過去の体験談等から
ああ、だからこんなに芯が強いのね、
ああ、そういう経験があるからこんなに憶病なのね、
と、これまた出演者の過去・現在・未来を他人事ながらストーリーとして見て
いろいろとイメージするのが楽しいです。

好きポイント③ いろいろなことを映し出す人間模様

他の出演者とバチェラーを取り合うので、出演者同士はいわばライバル。
あまり激しい争いはないことがほとんどな気もしますが、
番組内でちょっとしたトラブルが起きたり、
同じ事象に関して、出演者それぞれで反応が違うのも
興味深いところ。
この人とこの人は性格的に合わないだろうな、とか
黙っているけれど納得していない表情しているなぁ、とか
こんな言い方したらそりゃ勘違いされちゃうよ…とか
第三者視点で、コミュニケーションの取り方を考えさせられたり、
人によって感じ方がこんなに違うのだなと再認識させられるのです。

好きポイント④ なんだかんだ効率的

バチェラーは一緒にいたい相手にバラを渡す。
バチェラーからバラを渡されれば次の旅に進めるけれど、渡されなければお別れ。
バチェラーのルールをめちゃめちゃシンプルに言うとこうなります。
これって、とても効率的だと思うのです。
もちろん選ばれる側からすると、特に後半にバラを渡されなかった人は、
今までの時間は何だったのよ!となる気もしますが、
それでも効率的だと思います。
そもそも結婚相手を探したいという最初の目的があって、
それに向かって集まっている時点で目指す方向は皆一緒であり、
好きになれるかなれないかを判断する、それ以外の要素はありません。
私自身、マッチングサイトや合コンの出会いは大賛成派だからかもしれませんが、
同じ目的を持った男女が同じ空間にいるというのは無駄のない効率的なやりとりで
見ていてすごく気持ちがいいです。

好きポイント⑤ ちょっとした現実離れと洗練された空間

バチェラーはハイスペックということもあり、デートもゴージャスです。
ちょっと現実離れしている感じに憧れというより、非日常感の癒しを感じます。
子どものおもちゃや洗濯物や仕事関連の書類で散らかっているうちのリビングですが、
バチェラーを見ている時間はちょっとした異空間を感じられるのです。
また、出演者が美男美女なので、洗練された服装やメイクを見ていると
目の保養になります。
そういう本格的なものってやはり人の心を綺麗にしてくれるなと思います。

まとめ

以上、私がバチェラーを好きと感じるポイントについてまとめてみました。
はい、うっすら途中から気づいていましたが、
結論、恋愛のやりとりには一切フォーカスしていませんでした(笑)

やはり私の興味は人であり、人の歩んできた人生そのものであり、その先の未来なので、
出演者のキャラクターが番組の中に凝縮されていることへの興味が一番強いのだと思います。
それにプラスして、物事を進める上では常に効率性を気にしたり、本格志向のところもあるので、
そういう要素もバチェラーには入っているから好きなようです。

こんな感じで、
自分が好きなものは何だろう?
それはどうしてだろう?
深く掘り下げてみると自分のことをまた知ることができますよ。

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