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個性がないのも個性

ストレングスファインダー、ご存知でしょうか。
キャリアや自己分析について興味のある方だとご存知の方も多いのではと思います。
私は以前に受けたのですが、その結果を何となく納得しただけでそのままにしていたので、先日読み解きを手伝っていただき、改めて自分でも結果を見直してかみ砕いてみました。

転職においてだけでなく、自分の人生を豊かにする上で自己分析って大事です。自己分析というと堅苦しいかもしれませんが、要は、自分がどういう人間でどういうことが好きでどういうことが得意で…という自分の取扱説明書をしっかり理解していることで、自分の感情や行動のコントロールもできるのです。
ストレングスファインダーは自分にどういう強みがあるのか客観的に知るには適したツールだなと思います。

さて、ストレングスファインダーでの私の上位資質はこちら。

本業であるキャリアカウンセリングをする上では、強みがだいぶ活かせていると思います。
調和性・親密性が高いため、どんなタイプの人でも分け隔てなく接することができ、どんな考えでも偏りなく受け止められます。
回復志向・達成欲も高いため、カウンセリングでただ寄り添うだけではなく、解決に向かって伴走していくことができます。
そういう意味では、キャリアコーチに近い関わり方ができるかもしれません。

一方で、自分自身に向かってで言うと、内省・回復志向・達成欲が強いが故の、カウンセリングで手ごたえがなかった時に、これでよかったのかしら…私の伝え方がまずかったかしら…と少し迷いにつながってしまうところは気にしないといけないポイントかなと思っています。

そんな感じで、ストレングスファインダーで強みを知ることで、それがどう発揮できて、反面どう作用してしまうかを意識することができます。

ちなみに、私の全資質はこちらなのですが、一目でわかるほど、「人間関係構築力」と「実行力」に偏っていて、「影響力」なんて16番目にやっと出てくるくらい。

「影響力」がないのは自分でも思っていたし、「影響力」があるリーダー的な人への憧れは常にあるのですが、果たして自分に必要か?そのポジションが心地いいか?と聞かれたら、答えはNOだと思います。
思い起こせば、昔から、二番手ポジションが好きで、副部長とか副班長とかよくやっていました。これはまさに調和性と親密性が発揮されていたのだと思います。
セーラームーンでもマーキュリーが好きだったし、スラムダンクでも流川が好きだったし、ドラゴンボールでもベジータが好きだったし、東京リベンジャーズでも三ツ谷が好きだし…と主役じゃない人ばかり目が行くんですよね(笑)
自分の志向そのものが好きなキャラクターに出ているのかもしれません。

先日読み解きをしてもらって面白い発見だったのが、幼い頃から今までの変遷が、環境によって性格が変わったのだと思っていたのに、発揮できる環境にいたかどうかの違いだった、ということ。

私は幼少期から中学くらいまで、控え目で目立たない方(30位:活発性)でした。先ほど言ったようにリーダーポジションにいることもなく(34位:指令性)、自分に自信も持てていませんでした(32位:自己確信)。
なので、自分の性格は引っ込み思案で慎重でネガティブなのだと思っていたのですが、ストレングスファインダーの結果を見ると、
10位:ポジティブ(あれ、ネガティブ思考ではなかった?)
16位:社交性(意外と社交的なのか?)
24位:慎重さ(慎重じゃない!?)

という感じで、自分で考えていた性格とのずれがあったのです。
なので、ああ、高校あたりで性格が変わった気がするもんな、と今まで思っていたのですが、よく考えると、調和性・規律性・公平性あたりが上位にあるため、環境に合わせていたのだと思います。
中学くらいまではスポーツができる子やおしゃれでリーダー的な子(ちょっとやんちゃな子含め)が何となくクラスの中心で目立っているけれど、高校くらいで地頭や生活環境が同じくらいの人たちが増えてきて、大学から社会に出ていくとまたいろいろなタイプの人がいますし、プライベートではその中でも自分が好んだ人と過ごすこともできます。

おそらく私は、自分の主戦場ではない(と感じる)幼少期はおとなしく周りに合わせていて、高校生くらいで居心地が良く感じられるようになって初めて、私の本来の資質が発揮されてきたのだと理解しました。

ようやくタイトルに戻るのですが(笑)ずっと個性がないと思い続けていた私ですが、それは、周りと調和できるという個性なのだなと納得することができました。

ストレングスファインダー深い!面白い!
将来自分の子どもたちが大きくなった時にストレングスファインダーを受けてもらって、読み解きをするのをこっそり考えています。

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