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【ブッダ心理学】人間関係への苦手意識はなぜ克服できないのか?

人間関係は得意ですか?苦手ですか?

一度「人間関係が苦手」になってしまうと、なかなかその苦手意識は拭えないものです。それは一体なぜでしょう?この記事ではその理由の一つをご説明したいと思います。

もし、あなたが人間関係が苦手なら思い当たるかもしれません。あなたの苦手意識の克服にお役に立てればと思います。

いじめる方はすぐに忘れるが、いじめられた方は一生忘れない、その理由

『いじめる方はすぐに忘れるが、いじめられた方は一生忘れない』とよく言われます。その理由は何でしょう?その原因は私たちのマインドの特性にあります。

こちらのマインドの構造=心の羅針盤をご覧ください。


マインドの構造=心の羅針盤

子供の頃にいじめられて他人が怖くなってしまうと、大人になってからも対人関係に苦手意識を持ってしまうことがあります。これは、「恐れ」のマインドがストック型だからです。ストック型なので、他人への「恐れ」が潜在的に蓄積され、心の中にずっと残り続けることが原因です。

一方、いじめる側は相手が嫌いだからと「嫌悪」のマインドでいじめているケースがほとんどです。そして相手を攻撃して自分がスッキリすると、そのいじめたことさえも忘れ去ってしまいます。これは「嫌悪」のマインドが解決すればすぐに消えるフロー型だからです。

よく「いじめる方はすぐに忘れるが、いじめられた方は一生忘れない」と言われますが、その理由は「恐れ」と「嫌悪」ではストック型とフロー型といった特性の違いがあるからです。

ではこの記事のテーマである、人間関係が苦手になってしまうと、なぜなかなか克服できないのか?その理由のほとんどは他人への「恐れ」が原因です。

恐れと言っても様々な種類の感情がありますが「相手から嫌われるんじゃないか?」「うまく仲良くなれないんじゃないか?」「相手がいい人なのか?」などといった「恐れ」のマインドが先に来るため、それが壁となってうまく関係性を作ることができないのです。

始めから人間関係が苦手な人なんていないのです。 人間関係を苦手にしているのは、 経験の中で培われたあなたの心の中にあるマインドです。

ですから克服しようと思えば、まず自分の中にある「恐れ」のマインドに気づくことから始めてください。そして「大丈夫だよ」と自分を安心させるようにしてください。

ほとんどの場合、その恐れは自分の思い込みであり、現に何も問題は起きていないのですから。

この記事が、人間関係にどこか苦手意識がある方へのご参考になれば幸いです。生きとし生けるものが幸せでありますように。

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