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「なつもん!」がすこぶる楽しかったので勧めたい。

『ぼくのなつやすみ』シリーズを作り出したミレニアムキッチン制作の新作、『なつもん!20世紀の夏休み』が7月28日に発売しました。

つい先程クリアしたのですが、めちゃくちゃ面白かったので、「このゲームが不人気により埋もれるのは勿体ない!」と思い、今回簡単な紹介記事を書くことにしました。

ちょくちょくスクショを挟むので、断片的ネタバレにはなると思いますが、
シナリオ面と体験面での"大きなネタバレは意識的に避けている"ので、そこはご安心ください。

なれそめ簡単に

私はぼくなつシリーズは2、3、クレしんを実況プレイ動画で観ていて、いつかやりたいな~とか考えていたんですが、

今作、ニンダイで見た時は「グラがグラが」とか思って正直スルーぎみだったのですが、発売時のswitch newsでPVを観て、大好きなバンドのpillowsの曲やんけ!と俄然興味が湧いて、そのまま近所のショップに買いにいきましたとさ。

(あくまでプレイ動画を観た視点ですが)過去作だと2が特に好きで、3とクレしんは何か物足りないな……と感じてたのですが、その理由が今作プレイしてハッキリしました。


「ぼくなつ2っぽい」

・クラシック音楽だとか、小説だとか、そういった現実のオシャレ文化要素がちりばめられている。

2の夜、やすこお姉ちゃんの家の近くに行くとピアノの独奏曲が流れるじゃないですか。
それ好きだったんですよね。サティの曲だったと思うんですけども。ナマコの胎児って曲はそこで知りました。

もちろん、この二人のデュオ以外にも音楽要素あります

本作、夕方の商店街広場へ行くとヴァイオリンとアコーディオンの演奏が聞こえてくるのですが、ちゃんと曲名や概要を教えてくれます。もちろんナレーションの声はダンカン。
ごめんなさい嘘つきました。調べたら別の方「藤木直人さん」でした。でもほぼダンカン。(ダンカン今回色んな役やってるな~とか思ってました←)

あとは高校の現代文で習ったような小説家の名前だとかもチラホラと出て来ますね。おしゃれ~~

・心に沁みる、ちょっといい一言みたいなのが沢山ある
ほんとに沢山あったんで、思わずスクショしたやつを貼ってみる……

度々思うことですよね……
「気の持ちよう」という言葉を彷彿とさせる
これPVにも出てて気になったやつです。続く言葉でちゃんと意味が語られました

こういう言葉が2だと多かった気がして。ある種、お説法みたいなもんだと思うんですけど堪能できました。

・舞台に海も山もある
これ地味に大きいですね……

「ちゃんと1990年代だった」

もちろん、見えている風景の雰囲気は当然として、
会話ネタのあちらそちらに1990年代臭を感じられます。

ユーロの話だったり
こういった現代目線の話だったり、
オモチャ屋さんはクイズも出してくれました。沢山ありましたよ

あと細かいネタで伝わらない人多そうだけど、

あ り そ う

「オープンワールドと相性ばっちり」

今作、建物の中や一部を除いて、全ての山も海も森も川も町もシームレスにつながっていてロードも無いです。

これが今作の自由に遊ぶゲーム性と相性が良く、動かしているだけで楽しかったです。
素晴らしかったのが、ロード時間をめったに感じない。
家を出る時のロードがたまーにほんの僅かある程度で、あとは気になるロードは無かったです。
もちろんフィールドをずっと走っていてもロードで止まること無かったし、その辺グラフィックの簡素さがメリットになってるんだろうなと感じました。
あとブレワイのコログ的な要素や、ちょっとしたダンジョン的な要素もあって、それがまたいい刺激に。

「やることで迷子になりにくい」

オープンワールドにありがちな、どこいけばいいかわからないが無かったです。

人や場所やクエストを目標設定すれば、向かうべきは示されるし、

少しゲームに慣れてきたなってタイミングで、占いが解禁されて、ある程度イベントやお宝などのヒントを得られます。
これを元に、「今日はどこいってからどこいって~」って予定を立ててブラブラするのがもう楽しい。
もちろん占い結果はメニューで確認できる。親切!

フィールドは広いけども、ファストトラベル要素があるので遠出も安心。

おわりに

簡単でしたが、この辺で紹介おしまいにします。
まとめると……
「ぼくなつ最高!快適!自由!やることに満ちてる!」

あと、もう何も詳しく言えないんですけど、最後までワクワクが続きます。

30日とか31日とかね、良かったです……

観た実況プレイヤーがぼくなつ2で最終回涙まじりにやっていた(ように聞こえた)けど、よくわかりました。

今回ぼくなつ系ゲームを始めてプレイしたけども、自分で夏休み楽しんだからこその感動が最後にはありました。これは視聴者では味わえないものです。

少しでもこのゲームに興味を持った人が、思い切って買ってみるキッカケになったらいいな。

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