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日本酒を化学して味わうと知らなかった好みがみえた

いちばん好きなお酒はビールです。
続いてワイン、ウイスキー。
日本酒は、ごくたまにお付き合いで飲むくらい。焼酎は一切飲みません(大学生のとき、いいちこの匂いに「無理!」となって以来NG)。

それなのに、ふと思い立って日本酒の唎酒をトレーニングする講座に参加してみました。
「どうして日本のお酒を飲めないんだろう」
「たまに美味しいと思う日本酒はあるけど、飲めない日本酒と何が違うんだろう」
という疑問がキッカケ。


醸造は化学だ!

原材料である酒米の精米歩合や使用する酵母による味と香りの違い、温度や衛生面での品質管理…
ぼんやりと友人や家族の酒蔵巡りについていっていたのが惜しくなるくらい、日本酒づくりは化学でした。
(『もやしもん』もずいぶんぼんやり読んでしまっていたー!と、しきりに惜しく)

何より絶対に欠かせない品質管理。改めて生産製造の方々への感謝と尊敬がわきました。

知識を得たり体験することは、自分の見識が広がるだけじゃなく、周りの人への尊敬にも繋がりますね。


なぜ日本酒が苦手だったのかがわかった

知識とテイスティングを経てわかったのが、自分の好みと苦手。

  • アルコール度数が高いものがダメ。
    →焼酎NGも、おそらくこのせい。アルコール度数が1度違うだけでも、全く味わいが違うなんて、意識せずに飲んでました。

  • アルコールの香りがツンとくるのが苦手。
    →焼酎NGも(略

  • 口に味が残りすぎるのが嫌。
    →これは、合わせる食事で変わってきそうなので、暫定。

  • 酸味が好き
    →シャルドネが苦手なので、酸っぱいお酒は避けてきたのに、まさかの新発見。ワインと日本酒の酸味は違うのですね。

実家近くの酒蔵さんは、アルコール度数が高めて香りもドライなものが多かった記憶があります。納得。

住んでいる地域でよく飲まれている日本酒が自分の好みではない、だから日本酒はあまり好きじゃないと思っていた。というワケで。
少ない体験で判断して、好きを狭めてしまっていたんだなあと。


知識、経験、機会が広がると、好きも増えるし判断基準も明確になって、良いことづくめ!
知識、経験、機会を、積極的に増やしていきたいものです。

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