えいこ

関西在住のアラフィフ大学教員。旅行、読んだ本、たまに研究のことなど、心に移りゆくよしな…

えいこ

関西在住のアラフィフ大学教員。旅行、読んだ本、たまに研究のことなど、心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書き連ねます。基本的にフォローバックは致しません。

記事一覧

電車の中でゲームするか本を読むか

昨日乗っていた電車がとても混んでいたのですけどね。 ドアの近くに立っていた男子高校生はスマホゲームに夢中で、ドアが開いても全く動かないのです。乗り降りする人たち…

えいこ
20時間前

6月の目標

今月は。 ・3月に書いてそのまま寝かしている論文を絶対完成させる。 ・英文校閲に絶対絶対出す。 ・今月中に絶対絶対絶対投稿する。 が、がんばり、ます・・・。

えいこ
2日前

聞く耳を持たない人にアドバイスはできない

小中高大に限らず「学校の先生」は、「習うより慣れろ」でやっている人がほとんどだと思います。 いや、一部の教育系大学であれば、授業のやり方とかコツみたいなことを徹…

えいこ
3日前
4

こんなラジオ英語講座があったら真剣に聴く

平日は毎日聞いている「ラジオビジネス英語」、ただ、最近どうも身が入りません。 おそらく、その原因は「自分と離れている」からかと思います。今年は金融とか会計に関す…

えいこ
3日前
4

人生変えちゃう初夏かもね

このタイトルはもちろん、西田ひかるのヒット曲からインスパイアされたものです。 この数日いろいろいろいろ考えることが多く、特に夜になるとあれこれあれこれ思考が巡る…

えいこ
4日前

ベジの人が焼肉に誘われたら

私は基本ベジなので、あんまりお肉食べないのです。 これは別に宗教とか理念に基づくものではなく、純粋な嗜好によるもの。今はちょっとは食べますけど、数年間は完全に肉…

えいこ
5日前

教員から見る実験、学生から見る実験

今日は学生と卒業研究の実験。 授業としての実験(いわゆる「学生実験」)は、もうすでに結果がわかっていることについて行います。きちんと手順通りにやればこの結果が出る…

えいこ
6日前

頑張らない宣言

今日も休日出勤。学内行事がありました。 学生を引率してあちこちに移動したのですが、現在地をこまめに連絡せねばならず、さらに道が細くてうねうねしているところが多く…

えいこ
7日前
3

専門書はある意味同人誌

今日は休日出勤。実験と、ゲラの校正です。原稿が上がってきたのでオンラインでのゲラチェックを依頼されたのです。 今回の原稿は専門書(英語ね)。全部で何章あるのかわか…

えいこ
8日前

大学生は助詞を使わない

昨日、学生のボキャブラリーが貧困になっているという話を書きましたが、ボキャブラリーだけでなく、助詞も貧困化(使用頻度が減っている)気がします。 私の授業では毎回A5…

えいこ
9日前
2

カタカナーシで学生のボキャブラリーを知る

学生のボキャブラリーが乏しい、というのはおそらく私が学生のときから言われていますねえ。 そう考えるとどんどん言葉は減っていくんでしょうか。ジョージ・オーウェルの…

えいこ
10日前

週に一度まとめ買いしたものを効率よく消費する

数ある家事の中で買い物が嫌い。 というわけで生協の「個配」を頼んでいます。前の週に注文したものが次の週に届くという週一回の配達です。 本当は生鮮野菜はこまめに買…

えいこ
11日前
1

飲み会で痛感する自分の気の利かなさ

大学の先生がみんなそうだとは言いませんが、少なくとも私は気が利きません。 例えば、食事会の席で他の人にビールを注ぐとかね。気の利く人はおしゃべりしながらでも相手…

えいこ
12日前

「レトロ喫茶おおどけい」を読んで

そりゃ生きてればいろいろ、壁にぶち当たることもあるし他の人と対立することもあるし自分の思うようにならないことありますよ。その都度、泣いたり落ち込んだり怒ったりし…

えいこ
2週間前
1

「タスキ彼方」を読んで

この作者さんの「タスキメシ」シリーズは以前に読んでいました。陸上(長距離)とゴハンとを合わせた、シリアスなんだけど軽やかな小説という印象でした。 この作品も「タス…

えいこ
2週間前
2

固定電話解約

私が一人暮らしを始めたのは大学院に進学したときなのですが、このときはまだ「携帯電話」などというものは存在しませんでした。家に電話を引くには「電話加入権」が必要で…

えいこ
2週間前
1
電車の中でゲームするか本を読むか

電車の中でゲームするか本を読むか

昨日乗っていた電車がとても混んでいたのですけどね。

ドアの近くに立っていた男子高校生はスマホゲームに夢中で、ドアが開いても全く動かないのです。乗り降りする人たちが迷惑そうな顔を向けているのですが、本人はスマホしか眼中にないので全く気付かず。

と思ったらこの高校生が突然フッと顔を上げ、自分が降りる駅だということに気が付いたんでしょうね。慌てて周りの人たちを押しのけて、おっきなリュック型のバッグ(

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6月の目標

6月の目標

今月は。

・3月に書いてそのまま寝かしている論文を絶対完成させる。
・英文校閲に絶対絶対出す。
・今月中に絶対絶対絶対投稿する。

が、がんばり、ます・・・。

聞く耳を持たない人にアドバイスはできない

聞く耳を持たない人にアドバイスはできない

小中高大に限らず「学校の先生」は、「習うより慣れろ」でやっている人がほとんどだと思います。

いや、一部の教育系大学であれば、授業のやり方とかコツみたいなことを徹底的にトレーニングしているのかもしれませんが。

企業であれば、改善すべき点があれば上司なり同僚なりが注意したり、あるいはアドバイスしたりするんでしょうけど、学校の先生は基本誰からも注意されないですからね。

生徒・学生の反応を観察して「

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こんなラジオ英語講座があったら真剣に聴く

こんなラジオ英語講座があったら真剣に聴く

平日は毎日聞いている「ラジオビジネス英語」、ただ、最近どうも身が入りません。

おそらく、その原因は「自分と離れている」からかと思います。今年は金融とか会計に関する経理畑の話が多く、「貸借対照表の流動資産」とか「社内為替レート」とか「連結財務諸表」とか、日本語であっても私のこれまでの人生で使ったことのない単語が出てくるのです。そうなると「意地でも覚えるぞ」という気合が入らないんですよ。ま、それもこ

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人生変えちゃう初夏かもね

人生変えちゃう初夏かもね

このタイトルはもちろん、西田ひかるのヒット曲からインスパイアされたものです。

この数日いろいろいろいろ考えることが多く、特に夜になるとあれこれあれこれ思考が巡るので気が高ぶってしまって、なかなか寝付けませんでした。別に仕事で何かあったわけではなく、私自身についての思考です。

私という存在、私が関わっている事柄、これまで影響を受けた人たちなどなど、私が私である経緯を一度洗いだす作業をしていました

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ベジの人が焼肉に誘われたら

ベジの人が焼肉に誘われたら

私は基本ベジなので、あんまりお肉食べないのです。

これは別に宗教とか理念に基づくものではなく、純粋な嗜好によるもの。今はちょっとは食べますけど、数年間は完全に肉類を食べなかった時期もあるくらい(だからといって元気がなくなることもない。痩せるわけでもない)。

さてさて。

今年度からの新任教員の歓迎会をごく内輪ですることになりました。めちゃくちゃ歓迎の気持ちもあるし応援したいし仲良くなりたい・・

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教員から見る実験、学生から見る実験

教員から見る実験、学生から見る実験

今日は学生と卒業研究の実験。

授業としての実験(いわゆる「学生実験」)は、もうすでに結果がわかっていることについて行います。きちんと手順通りにやればこの結果が出るはず、という実験です。

一方卒業研究の場合は誰もやったことのない未知のことについて行う実験なので、うまくいくかどうかはわかりません(むしろうまくいかないことのほうが多い)。

私自身がこの辺の感覚を実感できたのはいつなのかと考えると、

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頑張らない宣言

頑張らない宣言

今日も休日出勤。学内行事がありました。

学生を引率してあちこちに移動したのですが、現在地をこまめに連絡せねばならず、さらに道が細くてうねうねしているところが多くて終わったころには車酔いでグッタリ。とはいえ「グッタリ」を顔に出すわけにも行かず、気力で何とか乗り切りました。

最近どうも疲労が抜けなくて困っています。そんなに忙しくないし、睡眠時間もそれなりのはずなのに、朝起きた瞬間から体が重くてだる

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専門書はある意味同人誌

専門書はある意味同人誌

今日は休日出勤。実験と、ゲラの校正です。原稿が上がってきたのでオンラインでのゲラチェックを依頼されたのです。

今回の原稿は専門書(英語ね)。全部で何章あるのかわかりませんが(いや、調べたらわかるんだけど)、そのうちの一章を任されたのです。

それはいいのですが、実は依頼されたのはずーーーーいぶん前のこと。書き上げて英文校閲をして編集部に送っていろいろとやり取りをした・・・のは、実は「数年前」なの

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大学生は助詞を使わない

大学生は助詞を使わない

昨日、学生のボキャブラリーが貧困になっているという話を書きましたが、ボキャブラリーだけでなく、助詞も貧困化(使用頻度が減っている)気がします。

私の授業では毎回A5の用紙を配布して、授業内容に関するコメントを書いてもらっています。読むだけだと忘れてしまうので、毎回面倒でも入力しているのです。字面を見るだけだと読み飛ばしてしまうのですが、入力しようとすると助詞がないことに嫌でも気づきます。

助詞

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カタカナーシで学生のボキャブラリーを知る

カタカナーシで学生のボキャブラリーを知る

学生のボキャブラリーが乏しい、というのはおそらく私が学生のときから言われていますねえ。

そう考えるとどんどん言葉は減っていくんでしょうか。ジョージ・オーウェルの「1984」に出てくる「ニュースピーク」は案外現実になっていくのかもしれませんね(笑えない)。

それはともかくとして。

昨日、学生と「カタカナーシ」というゲームをしました。引いたカードに書かれたお題(カタカナ言葉)を、カタカナを使わず

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週に一度まとめ買いしたものを効率よく消費する

週に一度まとめ買いしたものを効率よく消費する

数ある家事の中で買い物が嫌い。

というわけで生協の「個配」を頼んでいます。前の週に注文したものが次の週に届くという週一回の配達です。

本当は生鮮野菜はこまめに買った方がいいんですけどね、週に一回「どかっ」と届くので、なるべく早め早めに調理しなくてはと心掛けています。

ただし、早め早めに調理してあっさり食べきってしまうと、次の配達まで食いつなぐことが出来ないので、その辺の計算がなかなか難しいで

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飲み会で痛感する自分の気の利かなさ

飲み会で痛感する自分の気の利かなさ

大学の先生がみんなそうだとは言いませんが、少なくとも私は気が利きません。

例えば、食事会の席で他の人にビールを注ぐとかね。気の利く人はおしゃべりしながらでも相手のグラスをちゃんと見て、少なくなってきたら注ぐくらいのことはフツーにやってるわけですよ。

が、私はこれが全然ダメ。

会話しているときは会話に全集中してしまうのですね。おそらく、相手の目の動きとか手の動きとかを一生懸命追っているみたいで

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「レトロ喫茶おおどけい」を読んで

「レトロ喫茶おおどけい」を読んで

そりゃ生きてればいろいろ、壁にぶち当たることもあるし他の人と対立することもあるし自分の思うようにならないことありますよ。その都度、泣いたり落ち込んだり怒ったりしながら少しずつ這い上がって前に進むしかない。

そういう「生きづらさ」で胸がふさがっているときに、ちょっとしたキッカケで思いもよらない扉が開いたりすることって、まあ、確かにありますね。

この小説ではそんなキッカケを与えてくれる喫茶店の物語

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「タスキ彼方」を読んで

「タスキ彼方」を読んで

この作者さんの「タスキメシ」シリーズは以前に読んでいました。陸上(長距離)とゴハンとを合わせた、シリアスなんだけど軽やかな小説という印象でした。

この作品も「タスキ」が付くのでてっきりそのシリーズかと思いましたが、全然違いましたね。

いまでこそ箱根駅伝と言えば日本の大学陸上長距離部門の超花形コンテンツですけど、基本的に「関東学連」の主催、つまりは関東地方の大学のみの大会です。今年は第100回と

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固定電話解約

固定電話解約

私が一人暮らしを始めたのは大学院に進学したときなのですが、このときはまだ「携帯電話」などというものは存在しませんでした。家に電話を引くには「電話加入権」が必要で、なんと7万以上したのです。電話がない学生も珍しくありませんでした。

こちらからかける場合は公衆電話から連絡できても、逆は出来ない。通信手段が手紙だけというのはなかなか不便なものです。そこでなんとか7万円を捻出して電話加入権を獲得し、一人

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