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NARU未来創造部|新しい技術に触れるワクワクと、新しい未来を創るワクワク

イベント参加者からの忘れられない一言があります。

「AIとかガジェットのイベントってある程度詳しかったり、勉強してないとイベントに参加できない雰囲気だけど、ここは気軽に参加できそうな雰囲気だったから来ました。」

冒頭のイベントはNARU未来創造部。「新しい技術に触れるワクワクと、新しい未来を創るワクワク」というコンセプトで運営しています。2023年7月7日にOPENした+NARU NIHONBASHIというコミュニティスペースで開催しているイベントです。


そもそもの部活になるきっかけは、+NARUに遊びに来てくれたGOROmanさんがガジェットをたくさん披露してくれたこと。

GOROmanさん(左側)が最新のガジェットをたくさん体験させてくれたおかげで、この部活が生まれたと言っても過言ではない。▶GOROmanさんプロフィールはこちら

色々体験させてもらったぼくの感想は「わぁー、すげぇー!!」の一言に尽きます。これをもっといろんな人と共感したいと思ったのがきっかけでした。


この想いを実行する前に、最新技術ってどんなイメージか周りの人に聞いてみました。

  • ChatGPTってニュースで見るけど、さわったことない。

  • 使えたら便利なんだろうけど、めんどくさそうだし自分の生活とは無関係だと思っている。

  • これからの社会において必要不可欠なツールであることは間違いないんだろうね。

  • スマートシティってよく聞くけどなに?

  • そもそもiphoneすらうまく使えてないのに笑

話を聞きながら思い出したのは、宮崎県都農町で高齢者向けにタブレット教室をひらいたときのこと。

各地区の公民館を借りてタブレット教室行脚

高齢者は見たこともさわったこともないタブレットに四苦八苦していましたが、教わって使うようになる人と使わなくなる人の違いは、どんな楽しい体験をしたかでした。

「孫とのなにげないLINEでのやりとり」
「知らなかったレシピを検索で知れるようになる」
「自分の育てている花の写真を撮って、友だち同士で見せ合う」

LINEをがんばって覚えようとしているところ。この方は1年かけてECサイトで買い物まで出来るようになりました。

そういった体験がもっと覚えたい、もっと使えるようになりたいというモチベーションにつながっていたように感じます。


せっかくNARU未来創造部としてイベントを開催するなら「わぁー、すげぇー!!」だけの消費する体験だけじゃなく、小さい頃に夢見たドラえもんのように、未来に対しての妄想を最新技術を通して実現するという生み出す体験をしてほしい。

VR(Meta Quest 3)を初めて体験する参加者
それぞれの思い描く「未来がこうだったらいいな」

そしてそのワクワクが日本橋に波及していくと、面白いことが起きそうだと思いました。


日本財団「18歳意識調査」第20回 テーマ
「国や社会に対する意識」(9カ国調査)

まちづくりに携わるなかで、このアンケート結果に衝撃を受けたことがあります。自分で国や社会を変えられると思う割合が他国と比べて圧倒的に低いですが、大人でも自分が国や社会を変えられると思っている人は少ないんじゃないでしょうか。

これを変えるには成功体験しかない。

自分が思い描く未来を創るという体験ができれば、国や社会に対しての姿勢も変わるかも。

もともとは自分たちが最新のサービスやガジェットに触れて楽しむイベントが、じんわりと社会的意義も帯びた瞬間でした。だから部活のコンセプトも「新しい技術に触れるワクワクと、新しい未来を創るワクワク」にしました。


2024年1月10日には参加者から出た未来の種を実現するべく、NARU未来創造部|部活会議「どのプロジェクトにする!?」を開催します。

一緒に未来を創ってみませんか。

NARU未来創造部部長 なかじ


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