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#02 行政書士試験に合格するために「仲間について」

前回は、「師」の重要性について書きましたが、
今回は、「仲間」について書いてみようと思います。

「X」を見ていると、
「応援してくれてありがとう」
という、受験された方の声を多く見ることができます。

単純に、いいなあ、と思うのですが、
私の場合、「X」を始めたのは、
昨年11月の行政書士試験が終わってからになるので、
いなくても仕方のないことだなと。

「X」をやろうと思わなかったのは、
SNSで時間を溶かすのはもったいない、
という意識があったからです。

また、行政書士試験は、

「毎日少しずつのスキマ時間に勉強をし続けることが
出来た人だけが受かる試験」

という暗示を自分に対してかけていた、
という理由もあります。

…今思えば、やっていても良かったのかなとも
思いますが、行政書士試験に関して投稿している方々は、
意識が高い方が多いので、その時の
素直な自分の思いを投稿するのは、
すこし危険だった気がします。

SNSとは、適度に向き合うことが最適解だと
理解しつつも、「いいね」の数や
フォロワーの数を気にしてしまい、
目的を見失う危険の方が高いことを
頭のどこかで察知していたのだとも思います。



友人・知人に関しても、先輩の行政書士の先生は
いるのですが、行政書士受験生は一人もいませんでした。

とはいえ、勝手に励みにしていた
「カフェ仲間」はいました。

友人でもなければ、
話したことも一度もないのですが、
カフェでは、いつも違う人なのにも関わらず
参考書を開き、勉強をされている方を
必ずお見かけします。

何の勉強をされているのかは、
当然知り得ることも出来ませんが、
私の中では、同じ空間の中で何かの目標に
向かっているであろう「仲間」でした。

職場で応援してくれる方が誰一人おらず、
定時に帰ることも叶わず、
睡眠時間を削り、趣味の時間を削り、
好きなお酒も禁酒しているのは、
自分だけではないのかもしれない、
と一瞬だけでも思わせてくれる人がいたなら、
それだけで、頑張ろうと思うようにしていました。


起業し、個人事業主としてやっていれば、
より孤独感が増していくのだと思います。

自分の周りに仲間がいても
あるいは誰一人いなくても、
行政書士試験の受験は、
その予行練習だと思うことが出来れば、
少しは気が楽になるかもしれません。


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