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#76 行政書士試験に合格するために(簡単な問題編)

今回は、行政書士試験の簡単な問題について
書いてみたいと思います。


重要条文

平成18年は、「手付」が出題されました。

【問題】
売買契約での買主の解約手付の解除要件

【解答】
民法540条、557条に沿った記述をすれば正解

(解除権の行使)
第540条 契約又は法律の規定により当事者の一方が解除権を有するときは、その解除は、相手方に対する意思表示によってする。

(手付)

第557条 買主が売主に手付を交付したときは、買主はその手付を放棄し、売主はその倍額を現実に提供して、契約の解除をすることができる。ただし、その相手方が契約の履行に着手した後は、この限りでない。


難しく見えるだけ…

いたってシンプルな問題でした。

問題文は、かなり省略して書いていますが、
元の問題文も約80文字程度です。

違う年度の試験問題では、400文字くらいの
問題文をよく見ますが、要約すると、
50~100文字くらいの内容にまとめられます。

「文字数が多い」=「難しい問題」
というわけではないのです。

私の場合、択一、記述ともに、文字数が
多いほど、「絶対に正解するぞ」という
気持ちが強くなります。

「文字数が多いだけで、恐れてしまう」人が
いるのであれば、そこで正解すれば、
差がつくからです。

今回の平成18年問題では、
「問題を恐れた受験生」は、
皆無だったと思います。

皆が解ける問題は、
自分も解ける必要があります。


まとめ

170点台になるか、
180点台になるかは、
ほんのちょっとだけの差だと思います。

問題数にすると1~3問だけの差しか
ありません。

ほとんど変わらない差ですが、
その差を縮めるのは、簡単な問題を
すべて正解し続けることだと思います。

平成18年の問題も簡単な問題
だと言えます。

「簡単な問題を増やすこと」
大切です。

理解も整理も暗記も大事です。

繰り返し学習することで、同じ問題、
似たような問題に瞬時に対応し、
難しい問題が出てきたときのタイムを
稼ぐことができ、正解する確率を
上げることができます。

試験まで、残り半年間を切りました。

やれることはすべてやって、
試験に臨みたいですね。


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