#53 行政書士試験に合格するために(勉強時間の確保編)
今回は、「勉強時間の確保」について
書いてみたいと思います。
1年間で1000時間!
私は勉強をし始めると、
1~2時間は集中して勉強することは
出来るのですが、勉強し始めるまでに、
時間を要してしまうことが度々ありました。
行政書士試験に合格するための要件として、
「勉強時間の確保」が最も難しい課題だと
思うのですが、
「今から○○時間勉強する」という態勢に
なるまでの、この時間をいかに短くするのか、
これが意外と大事なのかなと思います。
私の場合は、仕事終われば家に帰る前に
その足でカフェに行くことで、
平日は、勉強時間の確保ができていました。
では、休日はどうかというと、
家事、炊事、洗濯、掃除、睡眠、趣味の時間で
多くの時間が割かれていたので、
勉強時間の確保が十分には、
出来ていなかったと思います。
その結果として、4度も行政書士試験を
受験することになりました…。
1年間の勉強のみでスムーズに合格するためには、
土日の休みは、最低4時間ずつの計8時間、
机に向かうことができるようにすることが
必要だと思います。
平日2時間+休日4時間
→1週間で18時間
→1年間(52週間)で936時間
→試験直前はもう少し時間確保すると思うので、
→1年間の勉強時間、約1000時間
このような勉強時間になるのかなと思います。
残業…
ただ、これは理想的な勉強時間の確保です。
実際には、仕事での残業は、
ほぼ毎日のようにありました。
また、仕事がうまくいかないと、
就業時間が後ろにずれるだけでなく、
精神的にも引きずってしまい、
勉強のやる気まで削いでしまうこともありました。
ですが、このような考え方では、
ただ参ってしまうだけなのかなと。
1度目の受験~3度目の受験までは、
気持ちで負けることも多かったですが、
4度目を受けることを決めてからは、
少なくとも勉強のやる気が落ちる
ということは、あまりなかったように思います。
3度目の受験で不合格ではあったけれでも、
178点という、合格がチラつくところまで
来ていたので、合格した先のことを
より現実的に考えるようになり、
勉強机にスッと向かっていけたように思います。
残業については、深く考えなくなり、
いかにきちんと今与えられている仕事に
向き合えるかを常に考え動き、
残業することになっても、
仕事をきっちりと終わらせて、
「○○分だけでも今日は勉強する!」
という考え方で毎日を過ごしていたと思います。
まとめ
合格した年も、残業が多かったため、
結果的には1年間で1000時間の
勉強時間の確保は出来ていなかったと思います。
仕事への向き合い方、
将来との向き合い方、
家族との向き合い方、
現実としてのお金との向き合い方など、
色々と考えつつ、毎日の勉強にも必死に
取り組まなければならないのは、
なかなか大変なことです。
・・・最近、ご近所さんに開業に伴う
挨拶回りをしているのですが、
「頑張ってください」
とお声がけいただくことが何度もあります。
受験生時代には、ご近所さんであっても
「頑張れ」と言われることはあまりない
と思うのですが、開業時に、
「頑張れ」をいただくことができます。
勉強時間の確保が難しくても、
近い将来の「頑張れ」をいただくために、
今、もう少しだけ頑張ってください。
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