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R5.行政書士試験合格のT・Y〈愛媛県〉
2024年5月23日 17:30
今回は、行政書士試験の行政法総論(宝塚市パチンコ条例事件)について書いてみました。重要判例…平成29年の行政書士試験の記述は、「法律上の争訟」が出題されました。【問題】Y:パチンコ店を作りたいと思っているA市長:パチンコ店を作ってほしくないA市は、A市全域をパチンコ店出店禁止区域とする条例に基づき、A市長名で、Yに対して建設中止命令を発したが、Yが無視したため、A市
2024年5月22日 17:30
今回は、行政書士試験の行政罰について書いてみました。科料ではない…平成28年の行政書士試験(行政法の記述)は、「秩序罰」が出題されました。【問題】A市には、A市路上喫煙禁止条例に違反した場合、過料が科される旨が定められているが、過料を科すための手続きは、何と呼ばれ、何の法律に定められ、誰により科されるのか?【解答】何と呼ばれ・・・秩序罰何の法律 ・・・地方自治法
2024年5月21日 17:30
今回は、行政書士試験の行政法総論について書いてみました。消防法の理解までは不要…平成23年の行政書士試験は「即時強制」が出題されました。【問題】消防法29条1項の破壊消防とは、行政法学上どのような名称・内容か?【解答】即時強制について解答すれば正解。行政法という法律はない…行政上の強制措置からの出題でした。名称については、「即時強制」とすぐに答えられますが、
2024年5月20日 17:30
今回は、行政書士試験の「シンプルな考え方」について書いてみました。一般的にも知られている?平成24年の行政書士試験では、「遺留分」が出題されました。【問題】相談者:子供には相続させたくない夫:最近死亡相談者の息子:親と疎遠相談者は遺言を書こうと思っているが、回答者は遺留分について伝えなければならない。相談者の息子は遺留分について、どのような請求をすることができるの
2024年5月19日 17:30
今回は、行政書士試験の「匂わせ」について書いてみました。親族のAランクからの出題…平成27年の行政書士試験の記述は、「嫡出否認の訴え」が出題されました。【問題】A:夫B:妻C:ABの子?男性:Bの交際相手ABが婚姻して3年後にCを懐胎。その頃からABは不仲だったため別居。その後、Cを出生したが、協議離婚が成立。Aは離婚後に、Bが他の男性と別居前から交際していたこ
2024年5月18日 17:30
今回は、行政書士試験の「記述」について書いてみました。親族・相続の所から出されるとキツい…平成28年の行政書士試験の記述では、「財産分与」から出題されました。【問題】離婚に伴う財産分与の要素3つを答えよ。【解答】最判昭46.7.23に沿った記述をすれば正解。書けそうな問題に時間をかける!最判昭46.7.23は、行政書士試験では、重要判例の位置付けになっているよう
2024年5月17日 17:30
今回は、行政書士試験の「本試験への意識」について書いてみたいと思います。「やむを得ず」はキーとなる言葉平成19年の行政書士試験は、「不法行為」が出題されました。【問題】A:飼い主大型犬:飼い主はAB:歩行者(被害者)C:(ABとは無関係の)住人大型犬がBに襲い掛かり、BはあわててC宅に逃げたが、そのときに自転車・植木鉢を壊してしまった。この場合の、Cに対する損害賠
2024年5月16日 17:30
今回は、行政書士試験の「得点源」について書いてみたいと思います。実際には、個別に判断…平成20年の行政書士試験では、「賃貸借」が出題されました。【問題】賃料支払の催告をした場合や無断転貸の場合でも、賃貸人による解除が認められない場合とは?【解答】賃借人の行為が、賃貸人に対する背信的行為と認めるに足りない特段の事情がある場合。重要判例判例(最判昭28.9.25
2024年5月14日 17:30
今回は、行政書士試験の「うろ覚え」について書いてみたいと思います。契約書面は残すべき…平成30年の行政書士試験では、「書面によらない贈与」が出題されました。【問題】A:贈与者B:受贈者Aは、Bに対して、口頭で新車の贈与契約をしたが、贈与することを後悔したため、解除したいと考えた。このときのAの法的主張とは?【解答】民法550条に沿った記述をすれば正解実際に
2024年5月13日 17:30
今回は、行政書士試験の簡単な問題について書いてみたいと思います。重要条文平成18年は、「手付」が出題されました。【問題】売買契約での買主の解約手付の解除要件【解答】民法540条、557条に沿った記述をすれば正解難しく見えるだけ…いたってシンプルな問題でした。問題文は、かなり省略して書いていますが、元の問題文も約80文字程度です。違う年度の試験問題では、400
2024年5月10日 17:30
今回は、行政書士試験の条文の趣旨について書いてみたいと思います。シャンデリアを壊してはいけない平成22年の行政書士試験の記述では、「相殺」が出題されました。【問題】私:相談主(債務者+被害者)X:債権者+加害者私は、Xから、200万円を借りている。Xが、Aの所有物であるシャンデリア(時価150万円相当)を全損させた。この場合、民法509条が適用されるが、その趣旨を答
2024年5月9日 17:30
今回は、行政書士試験の記述の出題分野について書いてみたいと思います。債権からの出題が多い!出題分野を5つに分類してみました。・総則・物権・債権各論・債権総論・親族・相続以下は、平成18年~令和5年試験の合計18回分の集計です。・総則 5回・物権 8回・債権各論 10回・債権総論 11回・親族・相続 3回*平成23年試験で、総則と債権各論の
2024年5月8日 17:30
今回は、行政書士試験の記述の部分点について書いてみたいと思います。図を書いて整理したい!平成20年の行政書士試験の記述は、「債権譲渡」が出題されました。「債権」は、民法466条にあるように、他人に自由に譲り渡すことができます。【問題】A:譲渡人B:債務者C:譲受人AからBへ貸金債権(AがCに対して有していた債権)を譲渡。このとき、BからCに直ちに支払いを求め
2024年5月7日 17:30
今回は、行政書士試験での「読み替え」について書いてみたいと思います。連帯保証人には、なってはいけない…平成21年の行政書士試験の記述は、「連帯保証」からの出題でした。【問題】A:債務者(法人)B:債権者(銀行)X:Aの保証会社Y:Aの連帯保証人AがBへの弁済を怠ったため、Xは、Bに対して、代位弁済したが、Xは、Yに対して、どのような請求をすることができるか?【