育休中にTOEICチャレンジ(2.実践編)
Yukaです☺️
今回は、育休中にTOEICチャレンジ(1.概要編)をお読みいただいた方向けに、具体的な勉強方法をご紹介します。
まだ上記の記事をお読みになっていらっしゃらない方は、先にそちらをご覧くことをおすすめします💡
1. 今回使用した教材
・教材一覧
概要編で書かせていただきましたが、Yukaの状況を改めてお伝えします。
・今回のスコア: L460点/R395点/T855点
・今回の勉強期間: 9月末〜2月末の5ヶ月間
それを踏まえて、今回私が使用した教材をご覧ください。
・スタディサプリ
こちらはスマートフォンのアプリを使用しました。月額料金は公式HPをご覧ください。
・TOEIC®️L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
通称「金フレ」です。TOEICの単語学習の王道を活用しました。
・公式TOEIC®️ Listening & Reading問題集10, 9
2024.3時点、10が最新版です。1冊だと心配だったので、一つ前の9も購入しました。
・TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6 (TOEIC TEST 特急シリーズ)
800点を超えたかったので、900点向けの教材にしました。応用力をつけるため、目標点プラス100点向けの教材を一つ持っておくことをおすすめします。
・教材を使用した時期と目的
次に、上記の教材を「いつ」「なんのために」使用したかについてお伝えします。
・スタディサプリ
このアプリは、最初の3ヶ月間使用しました。TOEICの受験そのものが久しぶりすぎて、どんな問題が出るのかも忘れかけていました。そこで、TOEIC特有の問題に慣れるためにこちらのアプリを始めました。
また、関先生の講義も大変勉強になりました。ある程度英語の知識があるものの、わかっている「つもり」になっていたことを学び直すことができました。大学受験の英語とは違う、ビジネスの場面で頻出(=TOEICで頻出)の表現や問題の特徴についても勉強になりました。
後半は、公式問題集に時間を割くため、契約を更新しませんでした。
・金フレ
この教材は、スタサプでTOEICの勉強に慣れ始めた頃、勉強開始1ヶ月後から2ヶ月程度使用しました。スタサプをやる中で、「あれ、意外と単語忘れてる?」と気づき、単語をまとめて学び直す目的で活用しました。
・公式問題集9&10
これを使わずしてTOEICを受ける方はいないと思います。王道中の王道です。概要編で理由はお伝えしましましたが、こちらは後半3ヶ月間で2冊やりきりました。目的は、本番にできる限り近い問題に触れるためと、本番と同じ紙媒体のテストに慣れるためです。
・900点特急パート5&6
こちらの教材は、公式問題集をやる中で、文法の強化の必要を感じたため使用しました。時期は後半2ヶ月間です。それまでパート7の長文読解の練習ばかりしていましたが、そもそもパート5&6を正確にかつ迅速に解けなければ、パート7に時間を割けません。難しい問題に挑戦することで、基礎問題を落とさない目を養いたかったのです。
2. それぞれの学習法(時系列)
それではいよいよ、それぞれの教材を活用した学習方法をお伝えします。
・スタディサプリ
① まずは例題&講義視聴
スタディサプリは、関先生の講義中心の「パーフェクト講義」からスタートし、それを全パート終えたら、実践問題が大量に用意されています。5ヶ月程度では、やりきるのは不可能です。まずは、最初の例題や演習問題を一通り解き、関先生の解説を聞きましょう。
② シャドーイングと音読で復習
こちらも先生のコーチングに素直に従って進めるほかありません。具体的なやり方はぜひ講義を聞いてみてください。とにかく、育児や家事の隙間時間を捻出し、目・耳・口をフル回転させて丁寧に復習しましょう。私の場合、リスニングの基盤は、ほぼスタサプで築いたようなものです。
ただ、スタディサプリだけで勉強を完結させられない最大の理由があります。それは、スタディサプリは基本的に、1問終えるごとに正解/不正解がすぐに分かる点です。これはもちろん利点でもあるのですが、実際の試験はどうでしょうか。特にリスニングでは、「これで合ってるのかな…?あ、次の問題始まっちゃった…。😱」と、モヤモヤを抱えたまま次の問題に進まなければなりません。このメンタルを鍛えるには、後半で公式問題集等が必要になってきます。
・金フレ
①第1章からとりあえず一周してみる
英語が得意な方は、序盤の数百語は知っているものばかりかと思います。ですが、TOEICでは、「え、そっちの意味で出る?」というのが結構あります。簡単な単語でも甘く見ず、一応目を通しておくことが大切です。
②多義語とPart1特有フレーズなどのコラムを読む
accountやdeliverなどの多義語は、コラムとしてまとめてくださっています。一冊の問題集の中でも、同じ単語でさまざまな意味が出題されます。こういったものは単語帳でまとめて覚えると効率が良いです。
また、Part1特有フレーズはとても勉強になりました。curb(縁石)などはあまり馴染みがないですよね笑。でも、Part1ではなぜか頻出だそうです。
・公式問題集9&10
後半戦にさしかかり、いよいよ公式問題集の出番です。私の場合は最新版と次に新しいものの計2冊、4回分の問題を2ヶ月半かけて解きました。
①1回目は時間制限あり、2回目は制限なし
まず前提として、やりっぱなしは禁物です。時間に余裕のある方は、各回3〜5周した方がいいそうですが、私は各回2周+しっかり復習でタイムアウトでした。
私は、時間制限あり/なしで色を分けて丸つけし、それぞれでスコアを出しました。この差が大きいほど、時間という要因が正答率に大きな影響を及ぼしているということです。更に、時間をかけても解けなかったものは、後で重点的に復習する必要がある箇所ということになります。
②リスニングの復習: ディクテーション&シャドーイング
スタサプの延長ですが、Part1,2などの短いフレーズは、ノートにディクテーションしました。聞き逃しただけなのか、特定の単語やフレーズ聞き取れていないのかをここでチェックします。
また、Part3,4は長文なので、育児中の方はディクテーションは難しいと思いますので、ひたすらシャドーイングしましょう。速度を1.5〜2倍速にしてみるのもいいかもしれません。
③リーディングの復習: 意味調べ&音読
短文、長文に限らず、語彙の復習は言うまでもありません。私の場合は、公式問題集をコピーして(※あくまで個人利用にとどめています)、ノートのようにしました。メモの仕方は以下の通りです。
たとえばメール文の中で、To Whom It May Concernというフレーズの意味がわからなかったとします。
これは、学生時代からよく使われる方法です。分からない単語やフレーズにアンダーラインを引き、そのすぐ下に意味を書く方法です。しかし、これだと復習の際に意味が見えてしまい、覚えたのか覚えていないのかよくわからなくなってしまいます。
そこで私は次のようにメモをとりました。
この小さな工夫一つで、音読する際に日本語を見ることにもならないし、「これは以前分からなかった単語だから注意しなきゃ」と意識して読むことができます。
こうして復習用のノートを作ったら、それを使って音読&速読をたくさんしましょう。今回の私の場合は、この回数が十分でなかったのと、何もメモがない問題用紙を見て解き、本番の思考を再現する練習が足りなかったと反省しています😱
・900点特急パート5&6
公式問題集の演習・復習も進み、手応えを感じてきたところで、Part5,6の強化のためにこちらの問題集に取り組みました。こちらの問題集は、応用問題ばかりを集めたような問題集で、かなり細かく発展的なものがほとんどでした。
そこで、問題を解いて解説を読むだけにとどまらず、以下のように紙にまとめました。
私の場合は家族の了承を得て(?)、覚えたいことの一覧をトイレ🚻に貼りました。一番頻繁に見る場所に貼っておく方法は、忙しい方にとってもオススメです。我が家では、語学好きの夫も楽しんでくれていました😂
3. おわりに
2.実践編では、Yukaなりの勉強方法を詳しく
紹介させていただきました。満点ホルダーではないので、まだまだ至らない点はございますが、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
5ヶ月間という短い時間で、かつ育児をしながらの勉強でしたので、使用した教材はかなり少ない方ですが、どれも王道のものばかりだと思います。各教材のレビューなども参考にされながら、ご自身に合ったものを選んでください😊
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