EGGSEED

ここにきて一年、各種記事を掲載中。 植物、虫類、鳥類、動物、犬猫などの生物リポート …

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ここにきて一年、各種記事を掲載中。 植物、虫類、鳥類、動物、犬猫などの生物リポート 神社、寺院、教会、名城、建造物など建物リポート 日本、世界の絵画、彫刻、陶芸など芸術家リポート レストラン、バー、カフェ、ショップと店舗リポート ハイキング、アクティビティ、などの体験リポート

マガジン

  • # 植物図鑑 『葉姿編』

    葉姿の美しさにスポットを当てカテゴライズしています。

  • #植物図鑑 『総集編』

    IPHONE片手にフィールドで撮影した色んな植物を掲載。 植物のもつ魅力的なデザインと同時に、その生態も紹介。

  • # 植物図鑑 『花姿編』

    開花の写真をセレクトし、ここに掲載しています。

  • # 植物図鑑 『多肉編』

    植物の中でも人気の高い多肉植物をカテゴライズ

  • 道具図鑑 

    わたくしEGGSEEDが個人的に、デザイン、もしくは機能面で優れていると思うものをここに紹介していくマガジン。 もちろん、使用していて良いなと思うものも紹介していくし絶対買えないものも掲載。オモシログッズなども登場。 ベヒクル 乗物類 DIYツール アウトドアツール スポーツグッズ アパレル フード などなど

最近の記事

CERINTHE

セリンセ (CERINTHE) ムラサキ目、ムラサキ科、セリンセ属 多年生植物で草丈は最大で80cm程になる。 セリンセとは、ギリシャ語で蝋(ロウ)を意味 する言葉であり、ミツバチが巣を作る上で重要 な素材だが、この植物は、それを提供している。 幾重にも重なる花弁がまるでドレスの様でもあり 原産地となる地中海沿岸部では人気の高い花。 日本国内ではまだ、その知名度は低い。 これは曇天下より、陽光の下で撮影する方がその 魅力が伝わる様である。 和名 黄花瑠璃草 (キ

    • クスノキ

      楠 (クスノキ) クスノキ目、クスノキ科、ニッケイ属 常緑広葉樹で高木とされるものであり成長する スピードが早く、大きく育てば全高30mの 大木にまでも成長する事から神社などで御神木 として植えられる樹木。 原産は日本を含む東南アジア諸国。 家具の材木としても優秀で、造船や建材に使用 されている。また工業用油も抽出できる樹木。 樹木に防虫性能と香木成分が含まれている為に 虫喰など少なく仏像作りにも使われたという。 学名や洋名に含まれているカンファーは防虫の 成分を表

      • 白糸草

        白糸草 (シライトソウ) ユリ目、シュロソウ科目、シライトソウ属 多年生草本 初夏のこの時期、白糸状の花を咲かせて とても美しい立ち姿を見せてくれるもの。 和名 白糸草 (シライトソウ) 学名 チオノグラフィス ジャポニカ    (CHIONOGRAPHIS JAPONICA) 分類 ユリ目、シュロソウ科目、    シライトソウ属 種類 多年生草本 草丈 20〜50cm 開花 4〜7月 花色 白 原産 日本(本州の秋田県以西、四国、九州)    朝鮮、中国 言葉 ゆっ

        • SARUMA HENRYI

          サルマヘンリー (SARUMA HENRYI) コショウ目、ウマノスズクサ科、サルマ属 多年生植物 中国南部を原産のウマノスズクサ属に分類 する植物で、その花は3花弁、3萼片にて 構成されている。 19世紀に活躍したアイルランド出身の植物 学者のヘンリー アウガスティヌスが中国にて 発見したもの。岐阜蝶(ギフチョウ)の幼虫 の食生植物となる。 ウマノスズクサの仲間でもあり、その葉には アオイ系の特徴ももつ面白い植物となる。 かつてはかなりレアな植物とされてきたが

        マガジン

        • # 植物図鑑 『葉姿編』
          334本
        • # 植物図鑑 『花姿編』
          1,033本
        • #植物図鑑 『総集編』
          1,335本
        • # 植物図鑑 『多肉編』
          47本
        • 道具図鑑 
          6本
        • # 植物図鑑 『実種編』
          182本

        記事

          燕子花

          燕子花 (カキツバタ) アヤメ科、アヤメ属、カキツバタ種 万葉集や伊勢物語に登場する、古くから日本 で愛されてきた植物となる。 アヤメ科の植物は色々あり区別がつきにくい とされているが、このカキツバタの特徴とは 水辺にあること。そして花の根元にはスッと 白い一本筋が真っ直ぐに走っているのがこの 特徴となっている。燕子花の漢字も当てられ 青空を燕の飛ぶ残像の白が一線を走らせた花 と覚えると良いと思う。 今日は自然観察同好会として新しく発足した ユニット『かぐわしかい』の

          小椎

          小椎 (コジイ) ブナ目、ブナ科、シイ属、ツブラジイ種 常緑高木で、高さは20mにもなる巨木である。 なら、全然名前の小椎(コジイ)とちゃうやん となるが、この名称はこの樹木の実がまん丸の 小さなドングリだからこの名がつく。 服部緑地の都市緑化植物公園のガイドさんから 一年前にこれの解説を受けたのを単独で復習も 兼ねて撮影したものである。 栗の花、椎の花に共通する匂いは間近で撮影を しているとなかなかのものである。 しかし、この花を見ていると原生生物を見てる 様で

          蝦夷河原撫子

          蝦夷河原撫子 (エゾカワラナデシコ) ナデシコ目、ナデシコ科、ナデシコ属に属す 多年生草本となる。 日本の北海道〜中部エリアに自生する事から エゾカワラナデシコの名がついたものであり ユーラシア大陸の北部全域を原産とする。 花は6〜9月に咲くもので、花弁先端が細裂 する姿が美しくナデシコの仲間の中でも特に 人気が高い花である。花期が長く、秋ノ七草 に属している。 和名 蝦夷河原撫子 (エゾカワラナデシコ)    河原撫子 (カワラナデシコ) 洋名 ボーダー カーネーシ

          蝦夷河原撫子

          瑠璃庭石菖

          瑠璃庭石菖 (ルリニワゼキショウ) アヤメ科、ニワゼキショウ属、の一年草 大阪は淀川区の十三から大阪湾に向けて 一本道で繋がる大野川緑陰道路。 そのエリアの中、大阪湾寄りの一部の区画に だけ、このルリニワゼキショウが毎年、群生 をするのである。 ほぼ一日中、半日照以下の条件のそこだけは ライバル達も不在なのか、自由に生き残れる 場所なのかも知れない。この先にはネジバナ が唯一咲くエリアもある。 人の往来も少ないエリアに、凛とした美しい 立姿を見せる可憐な花、ルリニ

          瑠璃庭石菖

          EUPHORBIA ONCOCLADA

          ユーフォルビア オンコクラータ "クリスタータ" (EUPHORBIA ONCOCLADA "CRISTATE") トウダイグサ科、ユーフォルビア属 私の好きなユーフォルビア属の多肉系植物 流通名『ユーフォルビアグーチョキパー』と 以前の記事で挙げた時には、情報が全然なく 全ての詳細は不明というカタチで掲載したが 全貌が明らかになったので、仕切り直しての 掲載となる。 その内容はユーフォルビア オンコクラータの 突然変異種というものがこれとなる。 このオンコクラータ

          EUPHORBIA ONCOCLADA

          畑韮

          畑韮 (ハタケニラ) ヒガンバナ科、ステゴビル属、常緑多年草 韮(ニラ)と見た目は似るものの全くの別種 驚異的な繁殖力を持つもので、一旦これが 生えてしまうと、百合根の様な形の地下茎 を形成させてしまい、そこに大量の鱗茎を 形成させる事から次々と繁殖をしていく。 下手に除去をしようとすると、この鱗茎が 細かく分断され、そこから更に新たな繁殖 をしていくという繁殖無限ループが発動、 農家従事者にとって、厄介な強害草として 扱われる植物である。 和名 畑韮 (ハタケニラ

          ユリノキ

          百合ノ木 (ユリノキ) モクレン目、モクレン科、ユリノキ属 北米東部を原産とする落葉広葉高木で その樹高は20〜30mに達する。 樹形も葉形も美しい事から世界中各地で 街路樹や公園などに植えられる人気の高い 樹木である。 日本には明治時代に渡来して、関東や東北 に併せて10万本以上が植えられている。 関西でも見かける事はあるが関東ほどでない。 私の知っているのは中之島に一本あるのは その葉姿を写真に収めた記憶がある程度しか 記憶にない。 その開花時期が5月という事

          ユリノキ

          ヒヨドリ

          鵯 (ヒヨドリ) スズメ目、ヒヨドリ科、ヒヨドリ属 大野川緑陰道路は私が自転車を流しながら 自然観察をするスポット。 全長約5kmを信号などに遮られる事もなく 自転車でノンストップで走ることの出来る コースでもある。 このコースに植ってる樹木は高木が約1万本、 低木が約12万本と、樹種にして約100種 の樹木があり、その中に30種もの薬用植物 も見られる。 そんな無料樹木観察スポットを抜けて休憩を するのが、住吉神社という小さな神社。私は ここをとても気に入っていて

          ヒヨドリ

          唐種招霊

          唐種招霊 (カラタネオガタマ) モクレン目、モクレン科、モクレン属、 オガタマノキ節、カラタネオガタマ種 マグノリア種の仲間の中では珍しい常緑樹と なっている。 中国南東部を原産とするもので、日本の国産の 品種と区別する為、『唐種招霊』や『唐招霊』 の表記がなされるもの。 ただし、和中の品種を問わず、この木枝を神前に 供えて神霊を招く『招霊』(オキタマ)に由来する 神聖な樹木であり、神社の境内に植えられる。 この花に顔を近づけて香りを確かめてみると 強いバナナの香り

          唐種招霊

          アイコ

          アイコ ミニトマトの品種となる トマトは、ナス科に分類する事から花の形は ナス科のそれに近い形状となる。 違うのは、花の色 蕊は山吹色、花弁は檸檬色 和名 蕃茄 (トマト)    蕃茄 (バンカ)    唐柿 (トウシ)    赤茄子 (アカナス)    小金瓜 (コガネウリ)    珊瑚樹茄子 (サンゴジュナス) 洋名 トマト (TOMATO) 学名 ソラナム リコペルシカム    (SOLANUM LYCOPERSICUM) 品種 ミニトマト    (MINI

          アイコ

          二人静

          二人静 (フタリシズカ) センリョウ目、センリョウ科、チャラン属 能楽の『二人静』のままに、静御前の亡霊と その霊に憑かれた菜摘女(なつめ)、その 二人の舞う姿にこの花を見立てたことから この名が付いたとされている。 以前、この二人静を見つけたものの、何故か 一本のものしか見つからず、仕方なくそれを 載せた。 今回は、二本で舞う姿のものを見つけたので 念願叶って載せることとする。 和名 二人静 (フタリシズカ) 学名 クロランサス セラタス    (CHLORANT

          二人静

          PAULOWNIA TREE

          パウロウニア ツリー (PAULOWNIA TREE) シソ目、キリ科、キリ属の落葉広葉樹 洋名『パウロウニア』は、今は桐(キリ)を 表す言葉となっているがその語源はオランダの 王妃に由来する。プリンセス、エンプレスの名 もまた、これらと同義となる。 日本に於いても娘が産まれるとこれを植樹して 嫁ぐ時には、箪笥などの家具を拵えて娘と共に 送り出す樹木であった。 東洋文化圏では、鳳凰が唯一、この樹木には 羽を休める為に降りてくる聖なる樹木として 崇められるもので、高貴な

          PAULOWNIA TREE