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37.4°-世界は物語で出来ている【since2024】

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記事一覧

映画『関心領域』感想 ~ラストのジャンプと嗚咽の意味

 「私たちは今、あまりに多くの罪なき人を巻き込む紛争に至った占領によって、ユダヤ人として…

過去2回の薬物逮捕、度重なる解雇。それでも僕は諦めない【後半】

※この記事は薬物乱用の危険性を理解・周知していただくために書いたものです。違法薬物の所持…

石馬 とーこ
2週間前
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中田たかしの非連続な成長曲線 ーベンチャー企業編ー

従業員100人のベンチャー企業へ HPを退職すると決めた中田さんは就職活動を始める。 候補とし…

林深雪
1か月前
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赤道直下の太陽をいつか見てみたい理由。

 思い出を振り返って、月日が経っても色褪せないのは結局「人の優しさ」なんだとしみじみ思う…

ニッタノリコ
1か月前
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映画『終わらない週末』感想 ~世界は「喋ってみたら意外といい奴だった」で出来てい…

Netflixオリジナルの「終末」サスペンス  Netflixオリジナル映画の本作は、全米でベストセラ…

現実を超えたサンリオピューロランド、SANRIO Virtual Festival

目の前でサンリオのキャラクターが空を飛び、巨大化し、ビームを放つ。 そんな超常のエンター…

ぶいあるお
1か月前
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なぜ地方のインバウンド呼び込みはイマイチなのか -柳瀬博一さんのメディア講義から考える-

ある日の河口湖の風景 これまで何度も通ったことのある駅前を見て、あまりの人の多さに驚いた。歩道からあふれるほどの人がポーズをとったりスマホのカメラを構えたりしている。ここは河口湖駅。富士山に臨む河口湖まで徒歩15分ほどの小さな駅だ。 新宿駅と河口湖駅を行き来するには、電車と高速バスの2通りがある。富士急行線だと大月方面に向かう列車は平日で1時間に1~3本。土日でさえ最大4本しかない。高速バスの発着は1時間に1、2本。2019年の1日あたり平均乗降客数は3,262人に過ぎない

過去2回の薬物逮捕、度重なる解雇。それでも僕は諦めない【前半】

※この記事は薬物乱用の危険性を理解・周知していただくために書いたものです。違法薬物の所持…

石馬 とーこ
1か月前
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中田たかしの非連続な成長曲線 - 人生の転機編 -

お客様に価値を提供するということ 中田さんがHPに入社して3年が経っていた。この頃中田さんは…

林深雪
2か月前
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結婚ルサンチマン

〇中年で独身 46歳独身(女)だ。誇れるものは自由だけである。 いわゆる世間からずれているこ…

suzuka
2か月前
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本当に日本一か、確かめてやる。

つやつや、あめ色の豚肉生姜焼きがやってきた。 2〜3ミリ厚の豚肉はスライス肉タイプの生姜焼…

斎藤
2か月前
12

新しいテクノロジーが変えるメディアのかたちと体験 -柳瀬博一さんの講義から-

「これからのメディアを考えるとき、私は紙の本が一番いいと考えています」 3月半ば、東京工業…

宇佐美 智隆
2か月前
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映画『ボーはおそれている』感想 悔しいくらいに共感だけはしてしまう179分

※ネタバレを含みます 悪夢のような最新作  映画『ボーはおそれている』は、『ヘレディタリ…

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まるで宇宙船 建築美に浸り五感を呼び起こす〜新宿瑠璃光院白蓮華堂とはどんな寺?〜

新宿の南口、人々が行き交う雑然とした交差点を曲がり、歩いてわずか3分、ひっそりと佇む白い石畳の小道を入ると、まるで空中にポッカリ浮いているような真っ白なホワイトコンクリートの柔らかな曲線に覆われた建築物が現れる。 まるでSF映画でにでも出てきそうな外観のその物体は離れたところから見ると寺だとはまず気づかないだろう、入り口に設けられた蓮の花が浮かぶ池が現れるまでは。 建物の足元がキュッと窄まっていて上に向かって広がるその独特なフォルムは建築家竹山聖さんによるもので白蓮花がフ