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「聞く力」は簡単には身につきません 〜夫婦喧嘩はだいたいこれです〜

講演などでスピーチをした人が「いや〜話すことって本当に疲れるわ〜」と言う人がいます。

確かに疲れます。

ましてや会社の看板を背負っていたり、何かの成果を得る必要があるスピーチでは、プレッシャーもかかり、余計に疲れるかもしれません。

一方で、聞く側はいかがでしょうか?

話している人に比べたら疲れないという人もいますが、実際にはどうでしょうか?

いえいえ、聞く人も結構疲れるのです。

聞く責任や聞く役割を認識して、聞く姿勢の大切さを知ると、さらに疲れるし、コミュニケーション能力を高めるためには、この「聞く力」はとても重要なのです。

聞くことの大切さは、人生において色々な場面で知るチャンスがあります。

仕事においては、人間関係を構築する前に伝えることを優先すると、ビジネスがあまり上手くいかないかもしれません。

それよりも相手が話すことを尊重し「聞く力」を優先した方が、上手くいくことが多いかもしれません。

ではプライベートではどうでしょうか?

これは、ある夫婦の会話です。

妻が「ちょっと聞いてよ〜」と問いかけることから始まり、その後に「これどう思う?」と続き、最終的には「だってさ〜」とさらに続いていくのです。

この時に夫は、自分の意見を言うことよりも、ただ聞いてあげることの大切さを過去の教訓から学んでいるので、言いたい気持ちをぐっとこらえて「うんうん」「なるほどね〜」「そうだよね〜」とこちらも続けていきます。

しかし、その我慢も永遠と続くわけでもなく、ついに限界がやってきてしまうのです。

ある夫婦の話ですが、うちも一緒です(笑)


「うんうん」と聞いていればいいものを、ついつい「それだったらこうしたらいいんじゃないの」と返してしまうのです。

すると妻の話すリズムは壊れ、気持ちよく話していたテンションも下がってしまうのです。

そしてついに「も〜私はただ聞いて欲しいだけなのよ〜」という怒りの一言(笑)

聞く側も疲れるのです(笑)

しかし、それ以上に反省なのです(笑)

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