DAWの音源をアナログ演奏用の音源として再利用する
設計
シンプルな方法でDAWの音源を使用できないか考えたときに、オーディオインターフェースのヘッドフォンのoutをmtrのinにステレオで繋げばいいのではと思い立った。
コスト
ケーブル類も含めて自宅にあるものを使用しているので、追加費用は0である
念の為、機材の情報を貼っておく
MTR
オーディオインターフェース
DAW
PC
midiキーボード
ケーブル
ヘッドフォン
結果
ヘッドフォン端子から、ケーブルをMTRに接続してDAWの音源をmidiキーボードで演奏した音を、MTRで録音することが出来た。
MONITOR OUTはバカデカイ音量をインプットしてよいのかという謎の怖さから試せてはいないが、どこかでトライしてみたい。LINE入力にはなるとは思うので行けそうだが、もう少し調べたい。
なお、レスポンスはそこまで気にならなかった。そもそもデジタルとアナログの融合でストレスを感じている人間がアナログぽくやろうとしているのに寸分の狂いなく演奏しようとは思わないだろう
活用方法を考える
midiキーボードを使って操作するわけだが、そもそもMTRは音源の付いていないレコーダーと考えた方がよいと思っている。ZOOMのR8はモデリングアンプやリバーブなどのエフェクターが搭載されているが、アナログに入力していくことを考えると、全ての楽器を入力用に揃えるのはコストが掛かってしんどい。特にキーボードなどはメインで操作するわけでないこと、ハードウェアのキーボードも音色は多いと思うが、DAWの音源の方が音色の数が多いのではないかという疑問、そして、ハードウェアでDAWの音源と二重に用意するのは何だかもったいないと感じているためだ。その点ではmidi入力とはいえ可能性が大きいと言える
キーボード
ピアノ、オルガン、シンセ、アンビエントエフェクト、バイオリン、トランペットなど活用の幅は大きいと言える
ドラム
ドラムは非常に難しい問題だが、nanoKEY STUDIOにはパッドもあるので、指ドラムで演奏は出来る。
ただ、ハードウェアで演奏したい気持ちもあるが、サンプリングパッドで操作するとなると、キック等も含めて取り揃えないといけないこと。音源が重複する可能性があること。もし、高度なドラムテクニックを取得してリアルタイムの入力でレスポンスに難があるなら検討する余地はあろうが、今のところは、midiコントローラーとしての役割だけのドラムキット(サンプリングキット)を求めているが
市場では需要がないのか見当たらない。
また、電子ドラムやサンプリングパッドを採用するとなると、スペースの問題とmidi入力が対応していないと資産を活かせない問題が付きまとう。
ベースとギター
どの楽器にも言えることかもしれないが、DAWのmidi操作では、アナログで演奏する手癖まで表現することは難しいと思われる。ギター音源も様々出ているが限度がある。この分野はリアルに弾いていい分野かもしれない。なお、ベースのモデリングアンプはBIAS FXを購入したときに付いてきたと思うので、エレキベースを導入するときは積極的に試すか、エレアコベースを導入するときはエレアコに付いている音源を活用していきたい。ギターはそもそもリアルで弾いているので、そのままMTRに送ればよい
最後に
普段は好きな曲をコードでジャカジャカ弾くか、メロディーをYouTubeの演奏に合わせて弾くだけなのだが、カバーするにしても形にはしていきたい。特にオリジナルが重要だと思っているので、今ある力量で出来ることを行っていきたい。まあ、音源のいいところは作ってしまえば本人の存在に依存せず残るところがよい。思い出や記念にもなる。
おわり!