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駐妻って一体なんなのさ〜シリーズ第2弾!【中高生の子供たちとシンガポール駐在】

こんにちは、EDUBALアンバサダーのHirokoです!
今回は前回の続き「駐妻って一体なんなのさ〜シリーズ第2弾」です。(シリーズ第1弾)一度目の駐在から帰国して6年がすぎ、やっと日本人に戻ってきた(笑)頃、再びやってきた辞令。幼少期は一緒に滞在国の生活を楽しみましたが母親の役割は減少。二度目の「駐妻」となる私。はぁまた全てリセットかぁ〜と思いながらのスタートでした。

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また振り出しに戻る・・・

一度目の駐在先から帰国して、私の仕事復帰までの道のりはゆっくりペース。週1の販売から事務パート、派遣社員とステップアップし、やっと自分に合う職場に辿り着いて1年。ここで無期社員になってもいいかな…と考えていた矢先の辞令でした。

また振り出しに戻っちゃう😭もうね、悲しいの一言。私一体なんなの?!ここまで来るの大変だったのにと思いましたよ。海外に行きたい(→我が家ではココ重視しました)と言う子供の勇気を嬉しく思いながら、自身のことでは涙、あぁぁぁフクザツ。でも、子供が行くなら母も行くしかない!

中高生の母として何ができるか

幼稚園や小学校に通っているときは、母親の仕事が沢山ありますよね。
幼少期には「手を離してはいけない」小学校高学年からは「目を離してはいけない」に変わると聞いた記憶があります。目を離さない=見守る。これが私にはとても難しい…ついつい口を出しちゃうんです💦だから、どーーんと構えているようなママはいつも憧れです。

ナショナルデー前の国立博物館 国旗が並ぶのはこの時だけ

さて、何をしよう。
そう思ったときバンコク駐在中、ジムトンプソンの家や国立博物館でボランティアをしていた方々を思い出しました。観光客向けに日本語で案内をします。ボランティアは独自に勉強会もしていました。日本人どこの国に行っても超真面目!誇らしく思います。

まずはボランティア!と思い調べると、国立博物館でシンガポールの歴史を説明するツアーがありました。シンガポールは東京と同じく完成された都市で正直つまらないなと思っていました。しかし、ボランティアの説明を聞いてこれが良い意味で覆されました。

フォートカニング公園にも歴史

今でこそ完成されたシンガポールですが、その歴史は浅く僅か58年です。(2023年現在)今年は8月9日が建国記念日(ナショナルデー)ですね。この日は盛大なパレードと式典が行われます。何週間も前からリハーサルが行われるほど特別な日です。ここまで盛大に行う理由を知っていますか?どうしてか考えると面白いでしょ?私だけ?笑。

この頃友人に教えてもらった「シンガポール謎解き散歩」は愛読書になりした。

至る所にある名前ラッフルズの由来。第二次世界大戦で日本軍が行った耳を疑いたくなるような事実。建国の父リー・クアンユー。マレーシアから半ば強引に独立させられ、資源の何もない小さな小さな国がここまで発展するに至った政策。足りない労働力の補い方、海外企業を誘致するための戦略。興味深いことばかりでした。

アッパー・パース貯水池 貯水地とシンガポールの歴史も深い関係があります

自分も楽しむ!

ここまで書くとなんだ、この人とっても真面目な「歴女か!!」って思われるかもしれませんが(笑)結局ボランディア登録はせずに💦友人と楽しくおしゃべり&食べ歩きしながら歴史散歩に明け暮れました🎵駐在生活母親が楽しく過ごさないと家族中がどんよりになっちゃうからね。

ヘナアート ヒンドゥ教のお正月ディパバリで健康を願ったり魔除けに 

歴史以外に文化にも触れました。シンガポールは宗教毎の祝日があり互いに尊重し合います。中華系のアンパオ、ローヘイ、インドのサリやヘナアート初めて知ることばかりでした。

旧正月のお祝いのローヘイは散らかし放題が福をよぶ

知り得たことは共有する


新しく知ったことは家族で食事をするときによく話題にしました。シンガポールのことだけでなく日本ではどうなんだろう?って。コロナの時期には対策の違いなどもよく話をしました。子供が国際政治に興味を持ったのも、もしかするとこんな話からだったかもしれません。

中高生、そして大学生の母親。子供から目を離さず少しできた自分時間を好きなことに使う。人生を楽しみながら1人の人として、大人として様々な気づきを与える。そんな関わり方をこれからも続けられたらいいなと思っています🎵