2024年5月4日(土)

昨夜はあまり寝られなかった。
おそらく21時に消灯してから2時くらいまで起きていたような気がする。
連休中だが朝に主治医のK先生と廊下で会ったので、昨日あまり眠れなかったことを伝えたら、寝られない時は頓服を出してもらえるからナースステーションに言うように言われた。
病室での生活にも慣れてきたが、おそらく古いトイレのせいだと思うが、なんとなく全体的におしっこ臭い気がする。廊下もおしっこ臭いが、なんとなく気になるようになってから私の病室までおしっこ臭い気がする。壁とかが汚れているところがあるのでそこを掃除すればマシになるかもとも思ったが、流石にそんな元気はない。
おしっこ臭さは何もしてない時に気になるので、苦肉の策で、一応持ってきたけど必要がなくて、しかも夫に持って帰ってもらうのを忘れていた洗濯石鹸を石鹸入れに入れて部屋に置いておくことにした。なんとなくマシになった気がするが、おそらく気のせいだろう。
次、もし何か持ち込んでもらう機会があるとしたら、看護師さんに芳香剤を置けないか聞いてみようと思う。正直そこまでするほどおしっこ臭くないのだが、気になる時は気になるのである。
今朝も副菜は美味しくないけど牛乳とお吸い物は美味しく、お昼はカレーで、副菜は美味しくなかったけどカレーは美味しかった。
やっぱりカレーは多くの人に好かれる食べ物ではないかと思った。食べ物の中で最も美味しいと思う人が多い不思議な食べ物ではないか、などとカレーを食べながら考察を深めていた。
流石に入院4日目にもなると、おしっこの臭い含めしょうもないことに思いをめぐらせるようになってきている気がする。暇になってきている証拠である。
病院は横浜の山手と呼ばれる地区にあり、病院はボロボロであるが、窓から見える周辺の家々は皆立派である。病院まわりの柵は有刺鉄線が張り巡らされており刑務所のようであるが、それに加えて周辺のどの家も一階は鉄格子をつけていたり窓が小さかったり、なんとなく自衛をしているように思う。
私の部屋ですら、どこからかわからない場所から昼夜問わず叫び声や怒鳴り声が聴こえてくるのだから、近隣の人にもきっと聴こえていると思うし、近隣の人は怖いだろう。
私といえば正直そういうのは別に怖くない。そりゃあそんな場所だから仕方ないという感じである。そんな神経だからこそ精神保健福祉士の資格など取ろうとしているのだろう。
廊下ですれ違う人は8割方60歳は越えていそうな人たちだが、痩せている人が多く、特別太っている人は誰もいない。
巷では精神科の薬は太ると言われているが、入院患者の人たちを観ていると、薬で太るは嘘というか、太る人はやっぱりその分食べているんじゃないかと思う。私も入院してからは精進料理のようなものばかり食べているので痩せるんじゃないかと期待している。
26日に向井秀徳さん界隈のマツリセッションというイベントが日比谷公会堂であるのだが、その日は外泊にして、次の週くらいには退院できたらと思っている。
夫にそれを伝えたら、外泊はいいとしてもうちょっと休めば?と言われた。休めるものなら休みたいが、1ヶ月くらいは仕事の調整はできても、流石に2ヶ月、3ヶ月となってくるともう仕事が来ないかもしれない。
その辺はクライアントとも相談しながら、決めたいと思う。仮に思い切って精神保健福祉士の試験まで仕事をしないとなると1年近く無職になるので、それもどうかと思うし、貯金も減る一方だからストレスになりそうな気がする。
とにかくまだ時間はあるので、少しずつ少しずつかんがえていきたいと思う。

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