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新聞どうする問題

このたびの落語遠征&温泉旅行は4泊5日だった。

この間、新聞配達を止めてもらった。

事前に集配店に電話するのだが、最近いつも迷うのだ。

いっそ定期購読をやめてしまえ!ってさ。

でも、踏ん切りがつかない。

琥珀糖 今回の旅土産

一人暮らしを始めた当時、新聞購読は大人の証だった。

郵便ポストに届いている朝刊を取り込んで朝食の支度をする。

ああ、私はちゃんとした一人暮らしをしている……と思ったものさ。

ちなみに朝刊のみの購読だった。
夕刊まで取ったら紙ゴミが嵩張る。

軽く皿の役目も果たす新聞紙

思えば中学生の頃、担任教師が挙手させたものさ。
「朝ちゃんと新聞を読んで来る者は?」
誰も手を挙げなかった。

そして話は、
「新聞ぐらいぐらい読まなきゃ駄目だぞ」
と続いたわけだが。

いや、新聞ぐらい読んでいたさ。
学校から帰ってから。
だから挙手しなかったのだが。

朝の新聞は父親が読むものだった。

Eテレ0655 ねこあるある

昭和はそういう時代だったのだよ。

サザエさんちでも、食卓で朝刊を読むのは波平さんだったはず。

ともあれ。

今も昔も、私は政治経済スポーツも大して興味がない。
じゃあ新聞のどこを読むかって?

主にラジオ・テレビ欄そして三面に文化面ぐらいだった。

今やテレビもろくに見ない。

朝の時計代わりにEテレを点けておくぐらい。

Eテレ 0655 干支ソングたここたつ

見たい番組はTVerで後追いすればいい。
リアルタイムでとんと見なくなった。

ラ・テ欄などもはや見なくてもいい。

ニュースはスマホで確認できる。
新聞やテレビより余程リアルタイムである。

いよいよ新聞は必要ない。

今回の旅は飛行機で行き

今となっては新聞は外部に対する生存確認でしかない。

郵便ポストに新聞が取り込まれずに溜まっている。
中で一人暮らしのBBAが孤独死しているかも知れない!
と、心あるご近所さんの通報を願っているわけさ。

そのためだけの新聞だ。

新幹線で帰る

さて、次の旅はどうしよう?

旅行中休止の連絡にするか、購読停止の連絡にするか。

迷うばかりである。


どっとはらい。





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