【EDH】レポ158:第7回統率者神決定戦

※全文無料です
1/27-28の大会
7回目の神決、参加してきました。参加者112,3人。2回戦目からの参加者もいて正確な人数は不明。
6回目にして初の予選落ちでかなりショックでしたが12月の大幅改造以降やたら調子がよく、直近のコマサミでは優勝したので今一番勢いがあるはず!
コマサミからの改造点はムラがありすぎる《たい肥》を《完全化の杖》に、軽量飛行アタッカーが欲しかったので《桜族の斥候》を《霊廟の放浪者》に、青青が撃てないので《マナ吸収》を《応じ返し》に変更。

1戦目:ティムナ&クラムA→エドリック→ログラクフ&テヴェシュ→ハクバル
《太陽の指輪》《フェアリーの黒幕》と《徴用》が撃てる初手。文句なし。
《太陽の指輪》を置いた返しにログテヴェがマナファクトを置きながら1tテヴェシュ。上2人がスルーしたので《徴用》。するとハクバルが《精神壊しの罠》。
かなり破滅的状況だったが《フェアリーの黒幕》+エドリックでまだ立て直しはできるはず…と思ったが全然2ドローしてもらえずクラムには振り込まれる。ハクバルがティムクラのライフを削るものの1枚カウンターを引っ提げたデモコンタッサで突破されて負け。

一応確認したつもりでしたが最初の《精神壊しの罠》はかなり優先権怪しかったですね。撃つつもりだったけど優先権パスしちゃった、そうしたら《徴用》撃たれたからまとめて飛ばしとこ、ぐらいに見えました。もっと厳密に確認するべきなんですが念入りに訊くと(この人カウンター持ってそうだから優先権パスしとこ)ってなるのがこのゲームの難しいところ。
消されたなら消されたで2人が甚大な被害を受けているのでハクバルに1人でティムクラを抑えられるのか協力を仰いでみるべきでしたね。


2戦目:エドリック→サーダ→マルコム&フランシスコ→エヴリン
《水蓮のコブラ》→フェッチエドリックの黄金ムーヴするもサーダが色事故で暇になり《ウルザの物語》でブロッカーを用意されてしまう。仕方ないのでマルフラを殴ると《幽体の船乗り》でコブラが落とされる。
大幅に減速しエヴリン着地が間に合うも捲れは土地ばかりでマルフラのみ《タッサの神託者》が飛ばされる。
攻め手が少なかったのでマルフラの《魅惑の悪漢、マルコム》を《金粉のドレイク》で奪いカウンターを貯めていくと、サーダがこちらのライブラリーから《ファイレクシアの変形者》を奪い《金粉のドレイク》コピーで《魅惑の悪漢、マルコム》を奪いに来るが《ファイレクシアの変形者》のオーナーが自分なので《完全化の杖》で破壊してドヤる。
無事カウンターが4つ溜まったので追加ターン1枚目…は消されたのでそのまま2枚目を手札から唱える。手札には《精神壊しの罠》《輪作》《金属モックス》がありサーダは《狼狽の嵐》を持ってそう、でも《輪作》→《ガイアの揺籃の地》サーチで躱せるな、と盤面をよく見たら《敵対工作員》が。
追加ターンが消えてしまい、時間もなくなった末にマルフラが《アガサの魂の大釜》《歩行バリスタ》+フランシスコを揃え、引き分けになるくらいなら、とマルフラにコンボを決めてもらい負け。

攻めるときの《敵対工作員》見落としが本当に酷いミス。《金属モックス》に《輪作》を刻印すれば《精神壊しの罠》素撃ちができたのに。サーチしないから《敵対工作員》が効かないというセールスポイントは何だったのか。
《完全化の杖》でドヤって勝利もしたかった…。


3戦目:エドリック→アニマー→テシャール→ウィノータ
テシャール、ウィノータが《魔力の墓所》スタート。しかしウィノータは色事故でジェネラルが出てこない。
《時間の熟達》が2tで奇跡したが土地を置くだけ。それでもエドリック+《フェアリーの黒幕》の理想の動きに。テシャールが《陰極器》がいる状況で《爆破基地》を唱えたので流石に消す。
《フェアリーの黒幕》しか殴れなかったが《ガイアの揺籃の地》《モックス・アンバー》で加速し《アールンドの天啓》に繋ぐ。《カーンの経時隔離》も引けたので地上も通るようになりループ入って勝ち。

最序盤の《時間の熟達》奇跡に助けられました。あれでなんとか《アールンドの天啓》に間に合ったので。
《フェアリーの黒幕》が死んだら困るので《爆破基地》を消しましたが消さなかったら普通に盤面壊滅して大惨事になってそうでした。テシャールのサクリ台は危険すぎる。


4戦目:ナジーラ→青白ヘリオッド→ログラクフ&サイラスレン→エドリック
追加ターン多すぎでログサイが止まらない手札だったがヘリオッドが《盲従》、こちらが《リスティックの研究》を置いて厳しい状況に持ち込む。当然こちらが殴られるがヘリオッドが変身したのでコピー。エンド前にエドリックを出したりしながらインスタント追加ターンを狙う。
全然動かないのでさっさと進めようとログサイのエンドに《魅惑の悪漢、マルコム》《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》《輪作》を撃つが最後は消されてこちら側が残りマナがフェッチ1枚の状態でヘリオッドが《意外な授かり物》。《精神的つまづき》しかないなあと見てると上から《殺戮の契約》(対象ヘリオッド)→《永劫のこだま》→《否定の力》→《ゲームプラン》→《精神壊しの罠》とスタックの応酬に。《リスティックの研究》はあったがここで引くと相手のヘリオッドが面倒になりそうだし、こちらが危険視されて妨害してくれなさそうと全部ドローをパスし続ける。
最終的に相手のヘリオッドは除去られ《意外な授かり物》で5枚引くことに。ヘリオッドコピーのおかげで16マナ軽くなり《約束された終末、エムラクール》を引いたので0マナでナジーラに当てる。
ナジーラの手札に《浄火の戦術家、デリーヴィー》がいたので無限コンバットで2人退場。こちらのエドリックの効果で70枚程引かせたので《頭蓋骨絞め》でそのままライブラリーアウトさせて勝ち。

《歪んだ日食、ヘリオッド》コピーも《約束された終末、エムラクール》もアドリブでやってましたがなんとかなるものですね。《意外な授かり物》回りの応酬で介護してもらってただけな気はしますが…。
《意外な授かり物》で落ちる前のヘリオッドの手札には《相応の報い》(相手が4枚引くと色マナが軽くなる)があったので《リスティックの研究》で引かなかったのは正解だったみたいです。難しすぎるこのゲーム。

5戦目:デリーヴィー→プローシュ→ターランド→エドリック
1t《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》するとデリーヴィーが《ドラニスの判事》。無慈悲すぎる。
更に《溜め込み屋のアウフ》《エイヴンの思考検閲者》と追加してきてお通夜。なんとか《イリシッドの学者、グラジラックス》を引いて動き出すもデリーヴィーもグラジラックスを出してドロー合戦に。他2人は《ドラニスの判事》で全く動けず。
デリーヴィーのサーチをターランドが止めた隙に《水の帳の分離》を撃って通ったのを見てから《すべてを護るもの、母聖樹》を置き《召し上げ》。
無事通り2ターンが確定したので《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》で10/10軍団を作り殴り倒して勝ち。

流石に2t《ドラニスの判事》は死んだかと思いました。《イリシッドの学者、グラジラックス》抜こうか悩んでましたが残して正解だったパターン。
かなり恥ずかしいミスですがプローシュが出してた《不死身、スクイー》を1/1だと思って殴ってから2/1だと気付きました。グラジラックスの下の能力で回収できましたが…。パワーが1のスクイーは初代のみ。覚えましょう。

6戦目:エドリック→10代目ドクター&K-9 マークI型→最高工匠卿、ウルザ→プローシュ
プローシュと連戦。ここに来て10代目ドクター!?何がコンボパーツかは知ってるつもりだけど初見ジェネラルは焦ります。
ゲーム展開自体は比較的ゆっくり目でウルザも加速せず《探検の地図》を置いて構えるのみ。
こっちは《幽体のこそ泥》《水蓮のコブラ》と順調に展開していく。10代目ドクターが出てきてK-9が攻撃したときに初めて10代目ドクターの攻撃誘発が自身の攻撃時じゃないことを知る。とは言えそのターンは待機するのみで何もなし。
ターンが返ってきたのでガラ空きのウルザを殴り追加ターン。案の定カウンターしてきたが弾いてループ開始。プローシュが《一つの指輪》で無敵になっていたが他2人を倒したあと《海門修復》で手札40枚くらい抱えたままターンを返し全部捌いて勝ち。

そこまで早くない卓で1番手だったので助かりました。相変わらず非高速系の青には強いデッキ。

0-2して死にそうでしたが4連勝して2位で2日目へ。
2日目の対戦相手のデッキリストを見るとキナンのカウンターがエグくて笑いました。《非実体化》《方程式の改変》ってなんだよ…。
イナーラのカウンターが少ないのでイナーラのライフを詰めて走らせて疲弊したところを勝ちにいくのが無難かな。ティムクラの《最後の賭け》だけは気を付ける。

7戦目:エドリック→ティムナ&クラムB→キナン→イナーラ
《宝石の睡蓮》で1tエドリック。2t《魅惑の悪漢、マルコム》の予定だったがティムクラの《神秘的負荷》下でイナーラが動き回って《一つの指輪》が出てくるわ《オークの弓使い》も出てくるわで大惨事。幸い出すタイミングを間違えたようでエドリックは生き残る。《幻影の像》はいたのでオークをコピーして焼く。
キナンが《機械神の肖像》をプレイしてきたので打ち消すor《神秘的負荷》ドローでオーク自爆を考えてたら「そっちのオークは焼かない、一緒に指輪を相手しよう」と交渉してくる。《約束された終末、エムラクール》までの時間を稼げればいいので了承。すると更に《幻影の像》を追加してくる。2枚は聞いてないぞ!?《種子生まれの詩神》と合わせて盤面が圧倒的にキナン有利に。
1対3になったところでイナーラが《ファイレクシアの変形者》。《種子生まれの詩神》コピー+《一つの指輪》でキナンの矛先が向いたところで殴ってドロー開始。こちらのオークは死んだがとりあえずキナンは除去る。上から引いたのが《ファイレクシアの変形者》。《機械神の肖像》コピーでマナを増やしつつオーク1匹を除去…が1ターンが濃密すぎて土地を置き忘れる。墓地カウントは4。エムラ繋がらなくない…?《応じ返し》は手に入れたのでもう1ターン凌げるかな…。
幸いキナンの再キャストはなく、イナーラは《種子生まれの詩神》を焼くのに協力してくれる。ターンが返ってきてトップが《古えの墳墓》。《モックス・アンバー》が動かなくならない程度にドローしてギリギリで《約束された終末、エムラクール》をティムクラ相手にプレイ。
手札を見ると《ギャンブル》があったので《死の国からの脱出》で走れそうだが妨害次第では《直観》を残してターンを返す…?これ失敗=死では…?と戦々恐々になりながらプレイ。青緑ばかり使って脱出慣れしてないのがここにきて響いてくる。散々悩んだ末走り、こっちの手札から《精神壊しの罠》で支援してギリギリで走り切って勝ち。

本当に《死の国からの脱出》の動きが下手でした。これは流石に練習しよう…。あと土地の置き忘れ。《断れない提案》もあったのでもっと楽なはずでした。
書き起こしてみると割とトップでどうにかしてますねこのゲーム。キナンの《機械神の肖像》スタック、ティムクラの《神秘的負荷》ドローでオークが自爆するのが一番だった気がしてます。

いよいよ決勝!
いつもは18時スタートなのに今回から16時30分スタートなせいで対戦相手のデッキリストを見る時間がほとんどない。コルヴォルドに《ジェラードの砂時計ペンダント》!?墓地回収用でしょうがなんだそのメタカードは…。

8戦目:旧コルヴォルド→ティヴィット→ティムナ&クラムC→エドリック
なんか立川でやる面子しかいないんですが…。
初手の手札で悩むがマリガンし2回事故って、土地2《モックス・ダイアモンド》《眷者の神童、キナン》《断れない提案》の5枚スタート。1tキナンするものの他3人も早い。2tエドリックするも土地を引けず。

3tコルヴォルドが《食物連鎖》、ティヴィットがジェネラルプレイに対してティムクラが妨害し続け、そのティムクラの《波止場の恐喝者》も《激しい叱責》で止まる都合の良い展開に。土地と《ボリアルのドルイド》は引いたので次のターンに追加ターンを引けば撃てるが手札は土地1《狼狽の嵐》《断れない提案》《精神壊しの罠》《約束された終末、エムラクール》。エムラはまだまだ無理。カウンター3枚で耐えるしかない。

上2人がドロソを並べてターンを返す中ティムクラが《悪魔の教示者》から《堂々たる撤廃者》。サーチしてきたものが撤廃者と分かる動きだったので流石にこれはコンボが揃っていてこのターンに勝てると判断。しかし《ボリアルのドルイド》を出した都合上3マナしかなく《精神壊しの罠》が撃てない。コルヴォルドがティヴィットの《エスパーの歩哨》でドローさせる用に《陰謀団の儀式》を唱えたので《断れない提案》で2人を支援。《汚物の雨》で走りようやくコルヴォルドが3つ目の呪文の《オークの弓使い》を唱え…オーク!?ラッキー、まとめて消したろ!と《精神壊しの罠》をウキウキでプレイ。続く《最後の賭け》は手札に《狼狽の嵐》しかないため《死の国からの脱出》ケアで即消す。

なんか分からないが降ってきた千載一遇のチャンス!…だがマナがないため《ボリアルのドルイド》は殴れず(殴ると6,7マナの追加ターンを引くと撃てない)2体でアタック。当然引けずこのターン増えたのは土地1《撹乱する群れ》《金粉のドレイク》。
《金粉のドレイク》の対象に悩むがジャッジに急かされたこともありティムナを奪う。何をしたところでコルヴォルドかティムクラのどっちかが勝つゲームかな…。
宝物トークンと《汚物の雨》で大量ドローしていたコルヴォルドが動き出し、最後のあがきで《魔力の墓所》に《撹乱する群れ》を撃つが消され、ほぼほぼリーチのティヴィットがジェネラル死する。その後もチェインを重ねるが…ターンが返る!当然のようにティムクラが《死の国からの脱出》を決めて勝ち。

最後の最後で酷いミスをしていますね。《金粉のドレイク》は護法3マナ払ってティヴィットが正解でした。そうすればコルヴォルドはこちらを殴れず(こちらが死ぬとティヴィットが返る)、ティヴィットには《金粉のドレイク》というブロッカーがいるためティムクラを殴ることになり(ジェネラル死)、リーチっぽいティヴィットもジェネラルがいなくて走りにくい状況となるためもう1ターンは生き残れる可能性がありました。もしくはティヴィットじゃなくて《エスパーの歩哨》を奪ってドローに賭ける…いずれにしてもティヴィットに飛行ブロッカーを提供する重要性を甘く見ていました。時間無制限とはいえゆっくりしてるとジャッジは急かしてくるのでその辺りの判断がもっと一瞬でできないといけませんね。

今回はかなり勢いあったとは思うのですが負けてしまいました。まあ4番手5枚スタートにしては頑張ったほうでしょう。戻した2枚の内1枚が追加ターンだったので7枚だったら…と思いたくなりますが。

イクサラン環境もこれで終わり。2月は大会がないので次は3/10のコマサミ東京。カルロフ邸以外にfalloutも発売してるので環境は大きく変わりそうです。それまでにエドリックの解説とか書きたいんだけどな…仕事なんとかならないかな…。

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