経済ぐるり

元ニートの現理系大学院生。 思ったことを書きます。思考がとっ散らかっているので話があち…

経済ぐるり

元ニートの現理系大学院生。 思ったことを書きます。思考がとっ散らかっているので話があちこちに飛んでしまう。

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【自己紹介】初めまして、経済ぐるりと申します。

既にいくつか記事を公開しているのですが、ここいらで一度自己紹介をしてみようと思います。 【基本情報】名前:経済ぐるり 職業:学生 出身:東京(八王子市) 居住地:京都(京都市) 愛用ブラウザ:Microsoft Edge 【経歴】東京都日野市生まれ、八王子市育ち。 幼少期から人間関係に困難を抱えがちだった。 中学二年生で不登校になり、中学三年生でフリースクールに転校。 偏差値40以下の高校に何とか空白期間なく合格する。 高校三年生で第一志望の大学に落ち、浪人するも受からず

    • 寝れね~~~~~~!!!!!!!

       大学院生活を一言で表すなら、「怒涛」である。とにかく忙しい。平日は研究はもちろん授業もある。最近、使っていたレーザー顕微鏡が壊れてしまったので、代用を探し回りに手を焼いている。ちなみに、私が壊したわけではない。  その代用として使っている顕微鏡Dに目を攻撃されている。レーザー顕微鏡なのでレーザーが出るのだが、このレーザーがめちゃめちゃ強い。レーザーの悪魔である。タイミングを間違えていつも攻撃されている。至急デビルハンターを要請したい。  さらに今月末には結構大きい規模の

      • 後輩に腕の傷がバレました

         タイトルの通りです。多分ね!多分だけどバレたくさい。  私の左側に座っていた後輩が笑い転げていた時に、不自然に私の椅子の肘掛けに寄りかかって左手首を覗き込んでいた。その日は暑くて、お昼を食べるのに邪魔だからアームカバーを外していた。そこで異変に気づいて、確かめたのかな。別にいいんだけど。  高校の時は徹底して隠していたが、留学に行ったあたりから隠さなくなった。理由は隠した方が目立つということと、シンプルに暑いから。  陰で「あの先輩腕ズタズタ!」みたいに言いふらすよう

        • 良質な不信感 -「殺しへのライン」感想-

           結局GWは、家にこもって本を読んだり執筆をしたり紅茶を飲んだりパンを焼いたりする、ほとんどミッフィーちゃんみたいな生活をしていた。書いている内容はミッフィーちゃんとは程遠いけど。  読んでいたのは、アンソニー・ホロヴィッツの「殺しへのライン」である。  ホロヴィッツはカササギ殺人事件を読んで「なんかヤな話だなあ! 最高!」という経緯で好きになった。元々ミステリ好きなのもあるが、カササギ殺人事件は読み進めていくうちに何を信じたらいいのかわからなくなる。私は「劇的な変化があ

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        【自己紹介】初めまして、経済ぐるりと申します。

          拝啓 人生 ふざけるな

           今日も紅茶をこぼした。人を舐めるのも大概にしろよ。知的生命体の恐ろしさを思い知ることになるぞ。  そんなわけで非常にションボリした私は近くのコンビニへ向かった。最近のコンビニはあまりに高く、四捨五入したらほとんどディズニーランドだ。しかしションボリした私に怖いものなど何もない。ションボリは病みの一歩手前なので、腕を切り刻む前にカロリーで迅速に中和しなくてはならない。普段は業務スーパーでしか買い物をしないが、こういう時はションボリを言い訳に財布の紐をここぞとばかり緩めること

          拝啓 人生 ふざけるな

          ポンコツここに極まれり

           GW、4連休の初日である。朝食用に入れた紅茶を盛大にこぼして始まった。  さらに昨日先輩から貸してもらった器具を後で片付ける気で放っておいたら忘れ、そのまま置いて帰ったことを思い出し、急いで謝罪の連絡をした。ちなみに片付け忘れはこれで2回目である。今は許してくれているが、そのうち両脚をライフルで撃たれたのち、砂糖水ぶっかけられて夜の比叡山に放置されるかもしれない。マジで気をつけよう。  そんな最悪と罪の意識から始まった4連休である。今日死んだら走馬灯が上の写真か先輩への

          ポンコツここに極まれり

          研究は乙女を扱うようにやれ

           大学を卒業し、無事修士1年生となった。  研究室生活は目が回るほど忙しい。実験はもちろん、合間で論文を読まなければならない。授業や実験補助の準備なども必須だ。さらに分属の季節になれば、私の下に新しく後輩がつくことになる。これ以上忙しくなるのか。後輩を育てられる気がしない。でもこんな忙しい中で、先輩は私の面倒を見てくれてるのだ。ありがたい。ありがとうございます。いつも生意気言っててすみません。この文章読んでませんように。  毎週木曜金曜は暗くて寒い部屋で液晶の明かりを頼り

          研究は乙女を扱うようにやれ

          注文に時間がかかるカフェ@大阪に行ってきたよルポ

           私は趣味で小説を書いている。その登場人物の中に吃音症の子がいるのだが、実際のところ吃音症がどういうものなのか、キチンと理解できていない。  ということで、取材も兼ねて注文に時間がかかるカフェに行ってきた。主に自分用だが、せっかくなのでまとめようと思う。 そもそも、吃音症ってなんだ?  吃音症とは、言葉が滑らかに発音できない発話障害の1つ。主に以下の3つの種類がある。 連発→「こ、こ、こんにちは」 伸発→「こーーーんにちは」 難発→「…………こんにちは」  連発のみが出

          注文に時間がかかるカフェ@大阪に行ってきたよルポ

          2023年を駆け抜けろ

           大晦日である。帰省して実家でのんびりしている。  実家で面倒くさがる愛犬を連れて散歩に行ったり、ぶっ続けで仕事をする妹を台所に連れてきてココアを淹れてもらったり、お風呂に入ったり出たりしている。ちなみに妹の仕事は終わり、納品まで完了したらしい。イラストレーターは大変だ。  今日で2023年が終わる。思えば今年は本当に色々あった。  色んなことがキャパオーバーになり、腕を刻みながら大学へ行き、研究をし、院試を受け、自宅のベランダから飛び降りたくて飛び降りたくなくて泣き、

          2023年を駆け抜けろ

          【舞台感想】ハリーポッターと呪いの子

           私はハリーポッターがそこそこ好きである。ハリーポッターの映画はファンタビも含め全作視聴済みだし、イギリスに留学していたころにキングスクロス駅のショップでスリザリンの制服を一式揃えて持っているくらい、そこそこ好きだ。自分の中では結構好きなのでは?と思っているが、ハリーポッターはガチ勢がすごすぎるので「そこそこ」好きと公言している。  加えて観劇はかなり好きなので、舞台呪いの子は前々から気になっていた。なんでも、舞台上で魔法を使うらしい。以前違うマジック系の舞台を観た際、本当

          【舞台感想】ハリーポッターと呪いの子

          バナナの皮は猿も食わない

           クリスマスが終わり、いよいよ年末である。今日から帰省だというのに下宿先にはバナナが4本もあって、昨日は1日でバナナを3本も食べてしまった。その食べっぷりたるや、まるでお猿さんの夢である。残りは今朝、朝ごはんに食べた。  凍える台所でバナナの皮を剥きながら、妹のことを思い出していた。  私の妹は、ゴミに対する意識が高い。ゴミの分別に厳しい八王子で育ったこともあり、私も一般よりはゴミ意識が高いとは思う。しかし、妹は私より高い。付箋を捨てるときですらのり部分と紙部分に分け、の

          バナナの皮は猿も食わない

          オタクでいるのも楽じゃない

           久しぶりに朝10時に起きた。  最近気分が落ち込みがちで、動くのがしんどかった。そんな中でも休日でも朝7時に起きたり、朝走ったり、暖房をつけたり、筋トレしたり、パンを作ったり、お菓子を作ったりとなんとかだましだまし自分の機嫌を取ろうとしていた。でも相変わらず気分は悪いし、死にたいし、物価高いし、すべてが嫌になって昨日の夜唐突に寿司を取ってたらふく食べて寝た。今朝は7時のアラームを無視しして二度寝した。そんな休日である。  京都もクリスマスで浮かれていて、夜はそこかしこが

          オタクでいるのも楽じゃない

          ノン・サピエンス・ホモ・サピエンス

           恵文社という本屋さんをご存知だろうか。  京都は一乗寺、ラーメン屋激戦区。3歩歩けば強烈な豚とニンニクに腕を引かれる……そんな匂いが少し薄まる場所に、ぽつんと建っている。色褪せた木の看板と、喫茶店と見紛う可愛らしい入り口。中には本や文房具だけではなく、コーヒーや調理器具なども売られている。  メインの本はなかなか癖が強いものばかりで、読書好きが「この本を置いている本屋さんがあるんだ……」と感激する本もたくさんある。京都で1番好きな本屋さんだ。大学からそう遠くないこともあ

          ノン・サピエンス・ホモ・サピエンス

          忘れられた人々のための芸術

           表現をしていると、作品を批判されることはままある。単なる誹謗中傷のこともあれば、的を得ていることも多い。厄介なのは前者だが、後者の方が精神的ダメージは強い。余裕がある時ならば少し凹んで受け入れるが、余裕がないと筆を折ろうかとも考える。  幼少期から私はプライドが天に昇るほど高く、この手の批判に耐えられなかった。そこで生み出される思考が、「私の作品は馬鹿には理解できない」だった。自分は沢山本を読んできている、この作品の良さが分からないのは読者に教養がないからだと思い込み、自

          忘れられた人々のための芸術

          何もしたくない!

           私はグウタラ大学何もしたくない学部ずっと寝たい学科の4回生である。何もせず一日中ベッドに寝そべってYouTube Shortsを脳死で上にスワイプし続ける大学院への進学が決まっており、現在は卒業課題のコタツでぬくぬくみかん記録に取り組んでいる。  というのは嘘で、京都内のどこかの大学理系学部の4回生なので、普通に卒論を書いている。怠惰な自身を律するため毎日7時に起きて9:00には卒論に取り組むようにしている。  しかし怠惰と冬は非常に相性が良い。このタッグは最強だ。朝は

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          中に誰かいますね

           今月の頭、フランス留学から帰ってきた。帰国前、副鼻腔炎になり、そのまま飛行機に乗ったせいで中耳炎になりと踏んだり蹴ったりディスコテックだった。飛行機に乗るみんな、着陸前の下降時は寝ないで水を飲め。  フランスにいた頃は、カタコトで必要最低限の会話をすることで精一杯だった。水中で会話しているような気分で、帰宅しては聞き取れなかった音を音声入力で確かめ、「この単語知ってたのに」と頭を抱える日々。帰国してからはもちろんそんなとこはなくなり、地上で話せる喜びを噛み締めている。

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