見出し画像

人生は捨てたもん勝ち


先ほど投稿した絵を描きながら横にスマホを置いて動画を流していた。


TRUE KYOHEI SAKAGUCHI  SHOW
坂口恭平生活 第21話


こちらを観ながら作業をしていた。

この動画(21話)の内容の大筋は
この映画の主人公である坂口恭平さんが
昔でいう寺子屋みたいなことをやってて、そこに集まった若者の話を聞きつつ
自身の話を織り交ぜながら、今後の生き方を一緒に計画している

という内容である。


これが笑えた。

坂口恭平さんの活動拠点である熊本に若者を集め
半年間、熊本でそれぞれが住まいを探すところから出発し
生活をやりくりした上で、やりたいことをやってみる!

そういう企画であるのだが
若者たち(おおよそ20代)話を聞いているだけでも
昔の何も考えていない自分を思い出したり、
共通した悩みを自分も持っていたり

懐かしさや、野心をくすぐられて面白い感じがあった。

特に面白かった人物がいて、
僕はひろむさんの生き方が今後楽しみだなと思った。

彼は精神病を患っており、社会保障(障害年金)を月7万円もらっていることを動画で明かした。
大学受験に失敗し、自衛隊に入社するも、合わないので辞めた。
この辺で人生を棒に振ろうと決意したらしい。

そうして友達と一緒にこの坂口恭平の寺子屋に参加した。

坂口恭平は彼に尋ねた。

「ひろむは何がしたいの?」

「特に何も、、、。ただ熊本を楽しみたい。」

ひろむはnoteをやっているらしい。
どんな文章を書いているのか気になる。


ただ熊本を楽しみたい、、。もう自分は余生を生きているので。

20代が放つこの言葉の威力。


すごいなと思った。

40歳の俺でもここまで言えない。
僕なんかは、まだまだ真面目に生きようとしている。

俺なんか、全然おもろくないただの死にかけの四十のおっさんなのにね。

僕はおそれが多くて
きっとできるわけがないと諦めてきているから

なんか全然つまらない真面目なことばっかりになっちゃってるんだと思った。

まあ、全然いいんだけどね。

ひろむの熊本生活のカメラマン誰かいないのかなと思う。
どんな生活を繰り広げるのかを動画にしたら面白いと思う。

ひろむの余生を見てみたくあるね。

他にも
坂口さんの「インド人にカレーを作った話」「1日だけカレー屋をした話」
「人動販売機(自動販売機のパロディー)」「引越しの佐川でアルバイトの話」

などなどてんこ盛りで面白い空間でした。
面白い人生ってどうしたら送れるのかね?

そんなものはあるようでないのかもしれない。
最近はそう思ってる。

リョータ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?